株式会社エクセルの概要と沿革
まず、エクセルの基本情報は以下の通りです。
【エクセルの概要】
社名 | 株式会社エクセル |
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本社所在地 | 東京都港区西新橋三丁目12番10号 |
設立年月日 | 1961年(昭和36年)7月25日 |
代表取締役社長 | 大滝 伸明 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:7591) |
資本金 | 30億86百万円 |
事業内容 | 液晶等表示デバイス、集積回路、半導体素子、その他の電子部品および電子機器の販売ならびに輸出入 |
エクセルは東京都港区に本社を置いています。主に液晶の表示デバイスや集積回路、半導体素子などの電子部品や機器を販売している会社です。現在は東証一部にも上場しており、この業界の上位企業ともいえるエクセルですが、常に最先端技術を知ることや、そしてそれらの技術を持っているビジネスパートナーを常に持ち続けてきました。どういった経緯で現在のエクセルの事業展開に至るのか、それではエクセルの歴史を沿革で見ていきましょう。
【エクセルの沿革】
1961年7月 | 東京都千代田区に資本金50万円をもって株式会社オーケー商会を設立する。
オリジン電気株式会社の代理店となる。 |
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1963年12月 | 商号を株式会社オーケー電機商会に変更する。 |
1965年3月 | 松下電工株式会社(現 パナソニックデバイス販売株式会社)の代理店となる。 |
1966年3月 | シャープ株式会社の代理店となる。 |
1968年11月 | 東京都品川区に本店を移転する。 |
1969年1月 | 松下電器産業株式会社(現 パナソニック株式会社)の特約店となる。 |
1977年11月 | 商号を株式会社オーケー電機に変更する。 |
1992年4月 | 商号を株式会社エクセルに変更する。 |
1993年5月 | シンガポール支店を開設する。 |
1994年6月 | 台湾台北市に曄華企業股份有限公司を子会社として設立する。 |
1994年10月 | 香港支店を開設する。 |
1995年12月 | 上海事務所を開設する。 |
1998年9月 | 日本証券業協会に店頭登録する。 |
2001年6月 | 香港に逸博顧問有限公司(現・卓華電子(香港)有限公司)を子会社として設立する。 |
2001年12月 | 決算期を9月30日から3月31日に変更する。 |
2002年10月 | 1単元の株式数を1,000株から100株に変更する。 |
2002年12月 | 東京証券取引所市場第二部に上場する。 |
2003年7月 | 香港支店の業務を卓華電子(香港)有限公司に統合し、香港支店を閉鎖する。 |
2003年9月 | 東京都港区に本社機能を移転する。 |
2004年3月 | 東京証券取引所市場第一部に指定替え。 |
2004年4月 | 本社及び東京南支店においてISO14001の認証を取得する。 |
2005年7月 | 中国 上海市に卓奘国際貿易(上海)有限公司を子会社として設立する。 |
2007年7月 | 株式会社ニデコを吸収合併する。
アルプス電気株式会社、ケル株式会社、京セラ株式会社等の代理店となる。 NIDECO ELECTRONICS(SINGAPORE)PTE. LTD.をEXCEL SINGAPORE PTE. LTD.に商号変更する。 |
2009年2月 | 中国 深圳市に卓奘電子貿易(深圳)有限公司を子会社として設立する。 |
2010年7月 | 中国 無錫市に卓奘国際貿易(上海)有限公司 無錫分公司を開設する。 |
2012年5月 | 香港に緯曄科技(香港)有限公司を子会社として設立する。 |
2014年2月 | タイ国 バンコク市にEXCEL ELECTRONICS TRADING(THAILAND) CO.,LTD.を子会社として設立する。 |
2015年11月 | メキシコ合衆国 サンペドロ・ガルサ・ガルシア市にEXCEL ELECTRONICS TRADING MEXICANA,S.A. DE C.V. を子会社として設立する。 |
エクセルは現在、日本ではシャープ、京セラ、パナソニックなどの有名企業をはじめ、台湾や香港などからも仕入れを行なっており、最先端の電子製品の仕入れには絶対の自信と信頼を得ています。そしてそれらの製品をNTTドコモなどの通信機器メーカーからシチズンやセイコーなどの精密機器を扱うメーカーまで様々な企業、50社以上の有名企業を顧客に持ち製品をエクセルは販売しています。現在でもエクセルは、常に新しい部品を製造、研究している仕入先への獲得に力を入れており、これからも日本の電子デバイス事業の発展に貢献し続けていくことは間違いありません。
株式会社エクセルの企業理念
次に、エクセルの企業理念をまとめていきます。
【理念 - Vision -】
私たちは、企業は公器であることを認識し、すべての顧客・仕入先・社員・社会・株主に会社の継続的な成長によって満足を提供します。エクセルHP:企業理念より引用
【使命 - Mission -】
エレクトロニクスの進歩と人々の生活文化の向上を調和させ、社会の発展に貢献します。エクセルHP:企業理念より引用
【基本姿勢 - Policy -】
顧客と仕入先との相互繁栄と信頼関係の構築を目指します。エクセルHP:企業理念より引用
社員には公平な機会を提供し、成長を支援して、適正な評価とそれに見合った処遇を行います。
社会の一員として、環境保全、法令順守等、企業の社会的責任を果たします。
株主に対し、透明性の高い経営を行い、正確な情報を迅速に提供します。
【行動指針 - Business Conduct -】
パイオニア精神を持ち、新しいものに果敢に挑戦し続けます。エクセルHP:企業理念より引用
常に業務改善を行い、生産性向上に努めます。
自由闊達でオープンな精神とさわやかさをもって行動します。
法令を順守し、ルールを守り正々堂々と行動します。
当事者意識を持ち、自ら進んで責任ある行動をとります。
社会人としての責任を自覚し、公正・品格を尊重します。
常に顧客を大切に思い、スピードある対応をします。
エクセルの企業理念には、エレクトロニクスの進歩は、我々人々の生活文化の向上に繋がると書かれています。これはとても納得できる一文ですね。我々の現在の生活がここまで便利になったのは、電子機器の発展なしには考えられませんでした。そして社会から見てみてもこれらの発展により、システムの向上が目まぐるしく行なわれたことにより、よりスピーディーに確実な作業を出来るようにもなりました。これらの発展にエクセルのような電子デバイスを扱う会社の努力が一役買ってきたことにまちがいありません。エクセルは企業として社会貢献、そして我々のような一般の人たちの利便性の向上に貢献している企業なんです。
株式会社エクセルの事業内容
エクセルの事業内容は以下の通りです。電子デバイスの販売、さらにそれらで得たノウハウを元に電子分野の受託製造サービスも行なっており、事業拡大を進めていっています。
【電子デバイス販売ビジネス】エクセルHP:事業内容より引用
リアルタイムな技術・情報とともに電子デバイスを社会へ、世界へ提供
エクセルは豊富な実績と技術力、その信用により、基幹産業と言われる自動車、電機業界をはじめ、日常、身の回りにあふれる多くの製品に使用される電子デバイスを取り扱っています。
国内外の有力仕入先メーカーの代理店・特約店として、液晶をはじめ各種電子デバイスを安定供給するだけではなく、製品の開発段階から企画提案、技術サポート、デザイン・インを行い、お客様の要望に柔軟かつグローバルに対応、最適なソリューションを提供します。
【EMSサポートビジネス】
エレクトロニクス分野でのビジネスモデル革新を、蓄積したノウハウで実現
デバイス販売と購買代行ビジネスで培った、調達、在庫管理、納期管理のノウハウと、国内外の提携工場を活用したエレクトロニクス製品の受託製造サービスを提供します。
水平分業やアウトソーシングを導入するお客様のビジネス合理化とコスト削減を実現します。
日本の機器の発展に株式会社エクセルは裏で活躍していたんです!
仕入れ先、そしてそれらの販売先もどちらも大企業を相手にビジネスを行なっているエクセルは、抜群の管理能力と信頼があるからこそだと思います。電子機器の発展は多くの人たちの生活を便利にしてきました。そしてそれらの技術をいち早くキャッチし、製品化へ向けてのサポートを含めた一連の流れを取りまとめているエクセルは素晴らしいですね。これからもきっと社会は発展していき、我々はもっと便利なアイテムを手にしていくと思います。ですがその裏にはエクセルのような企業が頑張っているからだということを胸においておかないとですね!これからもエクセルの発展に期待していきましょう!