DCMくろがねや株式会社の企業概要と沿革

まず、DCMくろがねやの企業概要についてご紹介します。これを見れば、DCMくろがねやの基本情報や企業規模についてざっくりと理解できます。

DCMくろがねや株式会社の企業概要

社名DCMくろがねや株式会社
本社所在地〒400-0855 山梨県甲府市中小河原1-13-18
設立年月日1863(文久3)年
代表取締役社長堀込 丹
株式公開2016年12月に上場廃止
資本金24億1,164万円
事業内容ホームセンター
同社HPより参照


DCMくろがねやは1863年(文久3年)に金物商の「くろがねや布能金十郎商店」として創業をはじめました。150年以上の歴史を誇るDCMくろがねやは「良い品を良心的な価格でお届けする」を企業理念に山梨県の地域に根ざした事業の展開を行っています。

DCMくろがねやはドミナント戦略の強化・拡大を行いながら、プロのニーズにも応えられる専門性の高い大型店舗を展開しています。
そして、「DCMくろがねやがあるからこの街で暮らしたい」とお客さまから愛される店舗づくりを目指しています。

DCMくろがねや株式会社の沿革

DCMくろがねやのおもな沿革は下記のとおりです。

1863(文久 3) 年 7月初代布能金十郎が甲府市魚町(現・中央4丁目1-4)に銅鉄商を創業
1945(昭和20)年 7月甲府大空襲により店舗焼失
1945(昭和20)年 8月終戦と同時に復業、四代目布能寿英が中央4丁目に店舗を再興
1947(昭和22)年 4月甲府市錦町(現・丸の内一丁目)に店舗移転
1949(昭和24)年 5月有限会社に組織を変更
1966(昭和41)年 11月株式会社に組織を変更
1974(昭和49)年 10月郊外型駐車可能の大型店を志向して上石田店オープン
1975(昭和50)年 9月富士見店オープン
1976(昭和51)年 9月塩山店、田富店オープン
1977(昭和52)年 11月住吉店オープン
1979(昭和54)年 2月上石田店を移転
1982(昭和57)年 3月敷島店オープン
1985(昭和60)年 12月住吉店を大型ホームセンターとしてオープン
1987(昭和62)年 7月塩山店をホームセンター塩山店としてオープン
1988(昭和63)年 4月ホームセンター白根店オープン
1989(平成元)年 12月株式公開(東京店頭市場)
1990(平成 2) 年 3月ホームセンター一宮店オープン、ホームセンター田富店オープン
1991(平成 3) 年 3月一宮店増床オープン
1991(平成 3)年 7月住吉店増床オープン
1992(平成 4) 年 3月フジミモールショッピングセンター(韮崎店)オープン
1993(平成 5) 年 10月山梨店オープン
1994(平成 6) 年 6月塩山店増床オープン、河口湖店オープン
1995(平成 7) 年 7月西橋本店オープン(県外1号店)
1995(平成 7) 年 11月和戸店オープン
1996(平成 8) 年 3月池田店オープン
1997(平成 9) 年 2月愛川店オープン(県外2号店)
1998(平成10)年 5月市川大門店オープン
1998(平成10)年 10月渋沢店オープン
1999(平成11)年 4月竜王店オープン
1999(平成11)年 10月大和深見店オープン、厚木戸室店オープン
1999(平成11)年 11月東京証券取引所市場第二部上場
2000(平成12)年 4月海老名下今泉店オープン
2000(平成12)年 6月須玉店オープン
2002(平成14)年 4月双葉店オープン
2003(平成15)年 2月株式会社カーマと資本・業務提携
2004(平成16)年 10月スーパーデポ南アルプス店オープン
2005(平成17)年 11月スーパーデポ稲城押立店オープン
2007(平成19)年 11月ノースポート横浜店オープン
2008(平成20)年 10月スーパーデポ韮崎店オープン
2008(平成20)年11月スーパーデポ一宮店オープン
2010(平成22)年 4月調布店オープン・田富店移転オープン
2010(平成22)年 7月成城店オープン
2011(平成23)年 3月河口湖店移転オープン
2013(平成25)年 10月甲州店オープン
2014(平成26)年 3月富士川店オープン
2016(平成28)年 12月「DCMくろがねや株式会社」へ社名変更。~~~
同社HPより参照

DCMくろがねや株式会社の事業ビジョン

150年以上の歴史をもつDCMくろがねやの創業以来のモットーは「良品を良心的な価格で提供すること」です。DCMくろがねやは「くろがねやの刃物は良く切れる」と創業当時から高い品質で評判を集めていました。

ホームセンターチェーンを経営する企業となった今でも、創業当初からのモットーはDCMくろがねやという店名に息づいています。

DCMくろがねやは山梨県における、ホームセンターのリーディングカンパニーとして、地域のお客さまに愛されています。

お客さまを第一に考えた店舗運営と、家庭生活における実用品に特化した品揃えがDCMくろがねやの魅力です。そして、売場・オペレーション・商品開発などでDCMくろがねや独自の手法を展開し、事業の成長を目指しています。

DCMくろがねやの経営方針

DCMくろがねやは2つの経営方針をもとに事業を手がけています。

DCMくろがねやの「価格・品質・サービス」への取り組み

お客さまの日々の生活に必要となる商品を高品質・低価格でお届けするために、DCMくろがねやはさまざまな取り組みを行っています。

DCMくろがねやは店舗において、接客のサービスを高めるため、スタッフはお客さまへの対応を第一に業務を行います。仕入れ状況や在庫管理などの運営はDCMくろがねやの商品部が一括してコントロールしています。

また、IT技術を利用し、合理的・効率的な省エネの経営を実践し、DCMくろがねやはコスト削減を行っています。その成果を商品に反映し、ディスカウントストアに負けない価格をDCMくろがねやは実現しています。

DCMくろがねやの「安心・快適・夢創造」への取り組み

DCMくろがねやはお客さまの目線で、より安心で快適なショッピングを楽しんでいただける独自の店舗づくりに取り組んでいます。

お客さまのニーズを見極め、新商品の企画、メーカーへの商品開発の提案を行うもととなるのが店舗であるとDCMくろがねやは考えています。

そのために、DCMくろがねやは店舗におけるコミュニケーション機能を磨き、商品づくり、流通システムの改革に意欲的に取り組んでいます。

DCMくろがねやのホームセンターへのこだわり

DCMくろがねやがホームセンターチェーンとして生まれかわったのは、会長の布能壽英が1950年代にアメリカに流通業を学びに行ったことがきっかけでした。

アメリカではすでにさまざまな日用品が揃い、低価格で販売が行われ、人びとの豊かな生活を実現していました。それを目の当たりにして、「すべての人の毎日が潤ってこそ本当の豊かさ」という決意を抱き、DCMくろがねやはホームセンターの展開をはじめました。

その時から、毎日を豊かにする日用品を取り揃え、低価格でお客さまにお届けすることがDCMくろがねやの企業の存在理由となっています。

DCMくろがねやが考える「コンビニエンス・ホームセンター」

DCMくろがねやは地域の人びとの生活に役立つ街の「コンビニエンス・ホームセンター」となる店舗の展開を行っています。まず、DCMくろがねやの特色といえる日用品の豊富な品揃えがその理由です。そして、半径3kmという狭い範囲をカバーする店舗数もDCMくろがねやが「コンビニエンス・ホームセンター」である理由です。

そして、今後もお客さまの毎日に役立つ「コンビニエンス・ホームセンター」であるために、DCMくろがねやはサービスの追求に努めています。

DCMくろがねやのまとめ

以上のように、DCMくろがねやは山梨県の地域に根ざしたホームセンターチェーンとしてお客さまに愛されている企業です。「良品を良心的な価格で提供すること」を創業当初からモットーに、DCMくろがねやは成長を続けてきました。

そして、接客をはじめとするお客さまへのサービスの向上と、より快適な店舗づくりに取り組み「コンビニエンス・ホームセンター」として、さらにお客さまの日々の生活に役立つ企業となることをDCMくろがねやは目指しています。

DCMホールディングスの一員となり、新たな経営基盤のもと、DCMくろがねやはホームセンターチェーンとしてより一層発展していくことでしょう。