アウトソーシング:概要と沿革
まずは、アウトソーシングの基本情報を確認しておきましょう。
アウトソーシングの概要
社名 | 株式会社アウトソーシング |
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本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館19F |
設立年月日 | 1997年1月 |
代表取締役社長 | 土井春彦 |
株式公開 | 東証一部 |
資本金 | 1,739,930千円(2016年6月30日現在) |
事業内容 | 技術系アウトソーシング事業、製造系アウトソーシング事業、管理系アウトソーシング事業、人材紹介事業、海外事業
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アウトソーシングは国内だけでなく、海外にもたくさん関連会社があります。13ヵ国37箇所にも及びます。
アウトソーシングの事業内容
コストからコスト・プラス・クオリティへ
プロフィットシェアリング
パートナーから「生産計画」「製造技術」に関わるノウハウや製造設備を、そして、アウトソーシングからは「労務管理」「人材採用・教育」「PEOサービス」のノウハウを互いに提供し、経営資源融合による相乗効果を狙う仕組みです。双方で具体的な改善目標を設定し、得られた成果をシェアすることによって、Win-Winの関係を構築します。
労務管理
高い労務管理を実現するには、能力の高い管理者の存在が欠かせません。小さな会社や立ち上げ期の会社ではなかなか人を雇うのも教育も大変なものです。アウトソーシングでは、製造業務の垂直立上げを実現する経験豊富な人材を管理者として派遣し、生産体制の構築時から管理・運営を徹底します。社内の制度や環境を整えます。
人材採用・教育
アウトソーシングはこれまでの経験と実績にて、必要とされる人材を集める手段を知っています。最適な人材・ポテンシャルの高い人材を採用します。またアウトソーシングでは、スタッフのスキルアップを実現するための教育体制を備え、技術レベルの向上に努めています。スタッフの習熟と定着を支援するため、十分な教育システムと評価制度を備えており、スタッフの質やモチベーション向上に繋がります。
PEOサービス
PEO(Professional Employer Organization)とは、日本語で「習熟作業者派遣組織」のことをいいます。アメリカなど先進国で広く用いられているアウトソーシングの新しい形態です。アウトソーシングがこれまで培ってきた雇用ノウハウを駆使し単なる生産変動対応のフレキシブルな人員増減にとどまらず、「人件費の変動費化」と「熟練技術者の雇用維持」という相反するニーズを解決に導くサービスです。
アウトソーシングの企業理念
経営理念
変革する経済環境に対して英知と創意工夫を結集し、生産の効率向上に寄与することにより、ものづくり日本の発展と明るく豊かな社会の実現に貢献します。
アウトソーシングの事業ビジョン
昔、本来メーカーの責務である生産変動に対する労働需給の調整部分だけを、アウトソーシング業者が担ったことにより、メーカーの行う雇用は安定雇用でアウトソーシング業者の行う雇用は不安定雇用という概念が定着しました。しかし、近年では新興国メーカーの技術水準が日本に追いついてきたことにより、国内メーカーがグローバル競争の勝ち組でい続けることが困難になりました。安定雇用を考えたとき、ひとつの業種を製造していることで業種サイクルの影響を大きく受けるメーカーより、製造のいろんな業種やまた製造を飛び越えた様々な産業の仕事を請け負うアウトソーシング業者のほうが、はるかに安定雇用を担える存在だとアウトソーシングは考えています。アウトソーシングは今後いかなる環境変化や大きな不況に直面しても雇用を維持し、さらに創出することで、創立時に掲げた経営理念を全うし、社会に必要とされる企業を目指しています。