オムロン株式会社の企業概要と沿革
オムロンの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、オムロンのおおよそのことはご理解いただけると思います。
オムロン株式会社の基本情報
社名 | オムロン株式会社 |
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本社所在地 | 京都市下京区塩小路通堀川東入 |
設立年月日 | 1960(昭和35)年8月1日 |
代表取締役社長 | 山田 義仁 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:6645) |
資本金 | 64,100,000,000円 |
事業内容 | 制御機器事業、車載事業、ヘルスケア事業、電子部品事業など
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オムロン現社長の山田義仁氏は、2011年に若干49歳で社長に就任した実力派です。当時オムロンは海外進出を積極化させようという計画があり、この山田氏を抜擢することで若返りとグローバル化を図ったそうです。それだけに、その後のオムロンは成長の一途をたどっており、海外事業所も着々と増えています。
オムロン株式会社の沿革
オムロンの沿革はこちらになります。
昭和8年5月 (1933) | 立石一真が大阪市都島区東野田に立石電機製作所を創業。 レントゲン写真撮影用タイマの製造を開始(創業年月日 昭和8年5月10日)。 |
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昭和20年6月(1945) | 京都市右京区花園土堂町に工場を移転。 |
昭和23年5月(1948) | 商号を立石電機株式会社に変更(設立年月日 昭和23年5月19日)。 |
昭和34年1月(1959) | 商標をOMRONと制定。社憲制定。 |
昭和35年2月(1960) | 世界初の無接点近接スイッチを開発。 |
昭和35年10月(1960) | 京都府長岡町(現長岡京市)に中央研究所を竣工。 |
昭和39年4月(1964) | 世界初の電子式自動感応式信号機を開発 |
昭和42年3月(1967) | 世界初の無人駅システムを開発。 |
昭和43年11月(1968) | 英文社名をOMRON TATEISI ELECTRONICS CO.に決定。 |
昭和44年3月(1969) | 世界最小の卓上電子計算機「CALCULET-1200」を発表。 |
昭和46年6月(1971) | 世界初のオンライン現金自動支払機を開発。 |
昭和47年2月(1972) | 日本初の福祉工場であるオムロン太陽株式会社を設立。 |
昭和58年(1983) | 「けんおんくん」を発売。 |
昭和62年7月(1987) | 世界初の超高速ファジィコントローラを開発。 |
昭和63年9月(1988) | オランダに欧州地域統轄会社(OMRON EUROPE B.V.)を設立。 |
昭和63年10月(1988) | シンガポールにアジア・パシフィック地域統轄会社(OMRON ASIA PACIFIC PTE.LTD.)を設立。 |
平成元年4月(1989) | アメリカに北米地域統轄会社(OMRON MANAGEMENT CENTER OF AMERICA,INC.)を設立。 |
平成2年1月(1990) | 社名をオムロン株式会社に変更。 |
平成3年(1991) | インライン検査機器「画匠」を開発。 |
平成6年5月(1994) | 中国に地域統轄会社(OMRON(CHINA)CO.,LTD.)を設立。 |
平成7年(1995) | 車間距離警報装置を開発。 |
平成8年(1996) | 基板はんだ検査装置「VT-WIN」を開発。 |
平成10年(1998) | グローバル紙幣真贋判別装置を開発。 |
平成11年4月(1999) | 事業部制を廃止し、カンパニー制を導入。 |
平成14年4月(2002) | 中国での事業拡大を図るため、地域統轄会社を中国本社に昇格。 |
平成15年5月(2003) | グローバルR&D協創戦略の中核拠点として京都府相楽郡に「京阪奈イノベーションセンタ」を設立。 |
平成16年5月(2004) | 携帯電話搭載の顔認証技術を開発。 |
平成18年5月(2006) | 新企業理念制定。 |
平成18年5月(2006) | 中国上海に制御システムのグローバル中核拠点が開業。 |
平成19年3月(2007) | 生産現場でのセーフティ事業を本格展開。 |
平成19年6月(2007) | 中国における新研究開発拠点を開所。 |
平成19年9月(2007) | 世界初のリアルカラー3次元視覚センサ3次元画像センシングを実用化。 |
平成21年12月(2009) | 専門コンサルタントのノウハウを組み込んだ世界初の省エネルギー自動分析システム「CO2見える化システムene-brain」を発売 |
平成22年11月(2010) | ITを活用した健康管理サービス「ウェルネスリンク」事業を開始 |
平成23年6月(2011) | 長期ビジョンVG2020 (Value Generation 2020)を発表 |
平成23年7月(2011) | 機械制御に必要な機能を統合したマシンオートメーションコントローラ、Sysmac NJシリーズを発売。サポート拠点「オートメーションセンタ」を日本(8月)と中国(9月)に設立。 |
平成24年1月(2012) | インド地域本社(OMRON MANAGEMENT CENTER OF INDIA)を設立 |
平成24年6月(2012) | ブラジル地域本社(OMRON MANAGEMENT CENTER OF LATIN AMERICA)を設立。
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オムロン創業者の立石一真氏は、熊本の伊万里焼盃を製造販売する実家に生まれましたが、その後父が亡くなると家業が衰退したため、新聞配達などで家計を助けたといいます。高校の電気科を卒業後は、いったん電気技師として兵庫県庁に就職しましたが、井上電機製作所に転職した際に学んだ技術が、オムロン創業時に役だったそうです。
その後オムロンは、「なんでもまずはやってみる」の精神で次々に新しい技術を開発してきました。これもオムロン創業者立石氏の信念が社風として根付いているからでしょう。
オムロン株式会社の社憲と企業理念
オムロンの社憲と企業理念はこちらになります。
オムロンの社憲
われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう企業理念経営について|企業情報|オムロン
オムロンの企業理念
オムロンの基本理念 企業は社会の公器である オムロンの経営理念 ●チャレンジ精神の発揮 ●ソーシャルニーズの創造 ●人間性の尊重企業理念経営について|企業情報|オムロン
オムロンは健康医療機器も扱っている観点もあってか、福利厚生が充実していると評判です。また、住宅手当や子供手当てがかなり手厚いのもオムロンの特徴で、よりよい社会をつくるという社憲の通り、社内もよい社会が出来上がっていると言えます。
オムロン株式会社の事業案内
オムロンの事業内容について詳しく見ていきましょう。
制御機器事業 センサー、コントローラー、ネットワークなど
電子部品事業 リレー、スイッチなど
車載事業 エンジンスタートシステム、パワーステアリングコントローラーなど
社会システム事業 自動改札機、自動券売機など
ヘルスケア事業 血圧計、体脂肪計など
オムロンは体温計などが有名ですが、売上で圧倒的に多いのは制御機器事業で、約40%を占めています。オムロンのそのほかの事業はほぼ同じくらいの割合でバランスをとっています。
また、オムロンは新たな発明機器を生み出してきたことでも有名で、チャレンジ精神に基づいた新たな事業も多々生まれています。
海外売上が半数を超えるオムロン株式会社
オムロンのご紹介はいかがだったでしょうか?
オムロンは社内に根付くチャレンジ精神が成長のかなめとなっていることがわかりました。海外進出も進んでいて、オムロンは現在40ヵ国近くに拠点を保有しています。こうしたことから、オムロンはグローバルな活躍をしたいという人に適した会社であると言えるでしょう。
オムロンは休暇が取りやすいという声もあり、働きやすい職場です。また、新しい機器を開発してみたいというチャレンジ精神あふれる人は、ぜひオムロンがおすすめです。