ヒラキ株式会社の企業概要と沿革
ヒラキの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、ヒラキのおおよそのことはご理解いただけると思います。
ヒラキ株式会社の基本情報
社名 | ヒラキ株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 神戸市西区岩岡町野中字福吉556 |
設立年月日 | 1978(昭和53)年4月22日 |
代表取締役社長 | 向畑 達也 |
株式公開 | 東証2部(証券コード:3059) |
資本金 | 450,542,000円 |
事業内容 | 自社企画開発による靴・履物(直輸入商品)を中心として、衣料、日用雑貨品等の通信販売事業、ディスカウント事業及び、卸販売事業
|
ヒラキの本社は神戸にあります。もともと靴の部品メーカーだったヒラキが、中国の工場で作ったものをより安く仕入れることができるよう、神戸港に船で直接運んでいました。しかし、現在は徹底的なコストカットのため、ヒラキは京都舞鶴港を使用しています。ヒラキは、物流も含めてどうしたらより安くできるかを徹底的に追求する会社です。
向畑達也氏はヒラキ3代目の社長で、当時は社長ではありませんでしたが、180円スニーカー発売も経験しています。
ヒラキ株式会社の沿革
ヒラキの沿革はこちらになります。
昭和53年 4月 | 神戸市須磨区中島町において「靴のヒラキ」の称号で靴の小売業を目的にヒラキ商事株式会社として資本金10,000千円で設立「岩岡店」出店(神戸市西区) |
---|---|
昭和62年 7月 | ヒラキ通販株式会社より通信販売の業務を譲受(現 通信販売部) |
昭和62年 12月 | ヒラキ工業株式会社(現 株式会社マヤハ)より靴の部品製造販売の営業権を譲受商号をヒラキ株式会社に変更 |
昭和63年 1月 | ヒラキ産業株式会社と合併し、靴、雑貨品の委託販売開始(現 卸販売部) |
平成元年 11月 | 「日高店」出店 (兵庫県豊岡市) |
平成2年 9月 | 「龍野店」出店(兵庫県たつの市) |
平成3年 2月 | 岩岡店に食品館新設 |
平成5年 6月 | 通信販売事業部組立検品作業センター新設(兵庫県朝来市) |
平成6年 1月 | 須磨営業所(現 須磨本部)開設(神戸市須磨区) |
平成10年 5月 | 「氷上山南店」出店(兵庫県丹波市) |
平成11年 12月 | 靴の部品製造部門を廃止 |
平成12年 9月 | 岩岡店に店舗直輸入品センター新設 |
平成13年 6月 | 業者向けカタログ販売事業「大卸し」開始 |
平成14年 11月 | 須磨営業所(現 須磨本部)にヒラキ開発商品常設展示場(現 神戸ショールーム)新設 |
平成16年 2月 | 不動産管理を目的として100%子会社ヒラキ不動産管理有限会社(連結子会社)を設立(神戸市須磨区) |
平成16年 6月 | 卸販売事業部(現 卸販売部)の新拠点「東京営業所兼東京ショールーム」オープン(東京都新宿区) |
平成17年 5月 | 須磨営業所を神戸営業所(現 須磨本部)に名称変更 |
平成17年 6月 | 中国での靴・履物の販売を目的に100%子会社上海平木福客商業有限公司(連結子会社)を設立(中国上海市) |
平成18年 11月 | 東京証券取引所 市場第ニ部上場 |
平成20年 10月 | ヒラキ不動産管理有会社(連結子会社)を吸収合併 |
平成21年 2月 | 東京営業所 兼 東京ショールーム移転(東京都台東区) |
平成21年 10月 | 「姫路店」 出店(兵庫県姫路市) |
平成22年 2月 | 「日高店」 新築移転(兵庫県豊岡市) |
平成22年 10月 | 開発商品事業部(通信販売部・卸販売部)とディスカウント事業部(各店舗・特価商品部)の2事業部体制化 |
平成22年 10月 | 神戸営業所を神戸本部に名称変更 |
平成23年 10月 | 本社移転(神戸市西区) |
平成23年 10月 | 神戸本部を須磨本部に名称変更 |
平成24年 10月 | 「氷上山南店」閉店 |
平成28年 10月 | 靴専門店 「サンパティオ庄内店」 出店(大阪府豊中市)
|
ヒラキの設立は1978年ですが、創業は1961年です。部品ではなく靴自体を販売する会社として設立されましたが、その前身となる時代に中国で安く作るという形はすでにできあがっていました。ですが当時の卸売りは、1万足単位だったため、ヒラキは通信販売で全国展開しようということになったそうです。靴は履いてみないといやだというお客さんが多い中、相当なチャレンジだったようですが、うまく軌道に乗り現在に至ります。
ただ、これまでの道のりは平坦ではなく、180円スニーカー誕生の前は倒産の危機に見舞われていたということですから、ヒラキにとって180円スニーカーがどれほど大切な存在だったのかが想像できます。
ヒラキ株式会社の社訓と経営理念
ヒラキの社訓と経営理念はこちらになります。
ヒラキの社訓
人の生命は限りがある 会社の生命を永遠のものにして 次の時代のための礎となろう靴 スニーカー サンダル ブーツ − ヒラキ株式会社 今後の展望
ヒラキの経営理念
一、 私たちは常にお客様に満足をしていただくために価値あるサービスを他に一歩先んじて提供し続けていきます 一、 私たちは常に仕事を通じて自らの成長と豊かな生活を実現するために創意と工夫をこらし明るい職場をつくります 一、 私たちは常に進取・気鋭の精神こそ活力の源泉である事を確認し新しいビジネスの創造に積極果敢な挑戦をし続けていきます靴 スニーカー サンダル ブーツ − ヒラキ株式会社 今後の展望
ヒラキの社員全員が商売人であると言われるのは、接客のない部署に所属していても店舗に出向いてお客さんと話して動向を見るといったことが日常的に行われているからです。価格競争に打ち勝つためには低価格はもちろんですが、ヒラキの社員がお客様なしに靴作りを進めていては売れる商品を作ることはできません。お客様に喜ばれる商品作りを目指してきた結果がヒラキの靴に表れているのではないでしょうか。
ヒラキ株式会社の事業案内
ヒラキの事業内容について詳しく見ていきましょう。
通信販売事業 カタログ・インターネット
ディスカウント事業 バラエティー・ディスカウントショップ
卸販売事業 OEM生産
ヒラキの2大事業は通信販売事業とディスカウント事業で、それぞれが50・50くらいの割合を占めています。たしかにヒラキのカタログには、靴以外のお買い得な衣料や日用雑貨が掲載されていますが、靴と同じくらいの割合の売上げがあるとは思っていませんでした。
ヒラキは本社の神戸を中心に、この靴以外も扱うディスカウント・ショップを展開しています。タイムセールでさらに値段を下げた商品を販売するなど、周辺の住民には大変人気があるようです。
自社開発商品にも力を入れているヒラキ株式会社
ヒラキのご紹介はいかがだったでしょうか?
靴の分野ではもちろんですが、ディスカウント事業では靴以外の分野で自社開発商品を積極的に展開しているヒラキ。より安くて良いものを日々研究していますので、そういった商品開発に興味がある人におすすめの職場です。
また、ヒラキでは中国などへ海外出張がある部署もありますし、基本的には任された仕事を最後まで自分で担当することになります。そのため、ある程度任されて仕事をしてみたいという人にもヒラキはおすすめです。