株式会社ディア・ライフ ~従業員約30名で年商200億円。創業者が語る少数精鋭経営成功の裏側~

株式会社ディア・ライフ  代表取締役社長 阿部 幸広  (2019年10月取材)

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【ナレーター】

リーマン・ショックを乗り越え、現在、都内の不動産開発を中心に不動産業界向けの人材派遣やトランクルームなどのアウトソーシング事業を展開し、躍進を続けるディア・ライフ。

阿部が描くディア・ライフの未来像とは。

【阿部】

今はまだやっていきたい仕事量というのは小さいので、もっと大きな仕事をしたいですね。

ディア・ライフでは、双日にいたときの規模の仕事はまだできていません。最低でもそれくらいの仕事ができるようになりたいし、もっと言うと、双日くらいの会社にしたいなと思います。

【ナレーター】

2019年11月時点で、40名に満たない従業員数ながら、約200億円の売上高を誇るディア・ライフ。

少数精鋭経営を成功させた組織マネジメントと求める人材像に迫った。

【阿部】

新卒採用は規模とか売上とか、そういうものの増加に合わせて最低人数ぐらいの採用で毎年2名~3名くらいなんですよね。ですので、基本は大量採用するつもりは今後もないです。

まずはデベロッパーや仕入れをする上での心構えなどを伝えるようにしています。当社では、土地を購入した人が設計からゼネコンとの折衝、販売のやり方、金融機関への紹介など、それらを基本は担当者一人でやれるような人材を育てたいんですね。デベロッパーとして、資金さえあればいつでも独立ができる、そんな人材にしていきたいのです。

様々な考えがある中で、私的には当社は物件を取得するということにかなりフォーカスをした会社なんですね。

内部で設計してそういうプランを入れたりする部署もありますが、基本はアウトソーシングを活用する。そして、それをオ-ガナイズできるような社員を育てる。そのため、少人数でもこれだけ(200億円)の売り上げが出せるのです。

【ナレーター】

少数精鋭で会社を運営し続けるためには、日々のコミュニケーションが重要だと語る阿部。特に従業員同士の交流には力を入れており、社員旅行、皇居一周マラソン大会、ドッジボール大会、クリスマスパーティーなど、開催されるイベントは枚挙に暇がない。

このような遊びや趣味を最大限に楽しめる考え方について、阿部は自身の趣味を引き合いにこう語る。

【阿部】

時間は限られているので、何かを辞めないと新しいことはできないですよね。ですので、ゴルフをやらないでサーフィンと柔道をしばらくやっていたことがあります。

私の場合、サーフィンや柔道以外に本も読みたいし、映画も見に行きたいし、銭湯に行きたいし、マッサージも好きだし、ピアノの練習もしなきゃいけないし、『いだてん』も見なきゃいけないしと、やりたいことはたくさんあります。

時間は一番大事だと思っているので、結局はどれを重要視するかだと思います。

仕事でも、不要な業務や会議などを出し合ってどんどん無駄なものをそぎ落としていくというのは常に考えています。それは趣味でも同じですね。

【ナレーター】

自身の時間をどのように使うかで人生の厚みは変わる。

これを全ての従業員が理解しているからこそ、それぞれが個として成長を続け、それがまたディア・ライフの成長を支えているに違いない。

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社長プロフィール

President's profile
氏名 阿部 幸広
役職 代表取締役社長
生年月日 1968年2月20日
略歴 平成2年4月 ニチメン株式会社(現双日株式会社)入社
平成16年10月 双日株式会社 退社
平成16年11月 株式会社ディア・ライフ設立
平成28年12月 株式会社パルマ 取締役会長 就任
株式会社ディアライフエージェンシー 代表取締役社長 就任
出身地 福岡県北九州市
出身校 早稲田大学
座右の銘 精力善用 自他共栄「心身の持つすべての力を最大限に生かして、社会のために善い方向に用いる」という「精力善用」の精神と、柔道の修行を通して体得した「相手に対し敬い、感謝することで、信頼し合い、助け合う心を育み、自分だけでなく他人と共に栄えある世の中にしようとする」という「自他共栄」の二つの規範
愛読書 フランクリン自伝
尊敬する人物

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