株式会社JP Links ~送金手数料一律260円を実現した仙台発ベンチャーの全貌~

事業モデルと成し遂げたいこと

株式会社JP Links 代表取締役CEO 中村 景太 (2017年12月取材)

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―事業モデルと成し遂げたいこと―

【ナレーター】

企業間での送金に関する業務負担とコストの削減を支援するJP Links。その事業モデルの全貌に迫った。

【中村】

実はこのお取引の手数料というのはすごく高くて、高ければ700円とか800円とか、今一番高い銀行さんは900円とか出てきています。実は我々みたいな会社をやっているところからすると、これはほぼ固定経費のようになっていて、お取引先様がどんどん拡大すればお支払いの数も増える。お支払いの数に比例してお振込み手数料も合計額が上がっていく。今回ここを安くするというサービスを私はさせていただきます。こういうサービスをさせていただいて、初期費用だとか月額の費用も一切頂かないで、通常600円700円かかるお振込み手数料を260円で必ずやり切る。地方発のベンチャーなので、「地方の信金さんに振り込むには?」と聞かれても、どこに振り込んでも一律でやるという、全体でいくとIT系、コスト削減系、今風にいうとフィンテック事業ですかね。こういったものを今やらせていただいているのが我々の事業となります。

【ナレーター】

東京オリンピックが行われる2020年までに上場したいと語る中村。上場を経て成し遂げたいこととは。

【中村】

上場をするということは、よく言う創業者利益だとかそういうお話が出ますが、そこもさほどどうでもいいかなと思っています。今、実は日本中に弊社の販売パートナーさん、代理店さんがたくさんいらっしゃるんですね。そして、この代理店さんたちが僕は本当に宝だと思っています。名もないベンチャーの商品を代理店として売るということはすごく大変だと思うんですよね。その方々が担いできたサービス、当社の従業員が信じてきたサービスが正しい、間違っていなかったという証明のために、僕は上場したいと思ってるんです。

それが証明できると、もう1つ証明したいことがあって、今のフィンテックという業界が、何が正しいのかということは、まだまだわからない世界なんですよね。ですけど、僕らのフィンテックという業界がやることが正しかったという証明は、僕らが金融機関になることだと思っています。金融機関の方が自ら自分たちの効率をよくしてIT化するというような改革ができるかというと、ご自身でする改革はおそらく甘くなると思うんですよ。だとしたら、僕らみたいなフィンテックを名乗っている事業者に、全く新しい金融業界をつくらせてもらいたいなと。振込しか出来ないんですけど、世の中に振り込みに特化した銀行があっていいんじゃないかなとか、「あそこにいくと、いつでもどこでもとにかく早く安くできるよね」のように、そんなに敷居が高くない、ちょっとふらっと寄ってみたと言えるような銀行があったらいいなと思っています。僕は、2020年に上場してそこが通過点で、その先、最終的には私たち自身に金融機関をやらせてもらいたい。そうすると、仙台発、地方ベンチャーが東京証券取引所で上場をして、また帰ってきて仙台本店の銀行をつくる。それが僕らの最終的な夢だと思います。

社長プロフィール

President's profile
氏名 中村 景太
役職 代表取締役CEO
生年月日 1974/4/21
座右の銘 一隅を照らす

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