コージュ株式スクール 学長 井手広司 ~コージュ株式スクールが目指す社会とは~

コージュ株式スクールの井手広司(いでこうじ) 学長が目指す未来とは

概要:
熊本市中央区に本校を構え、創設から13年目を迎えたコージュ株式スクール。地道で堅実に、かつ徹底的にローリスクを追求する「コージュ投資法」を指導している投資スクールである。今回はそのコージュ株式スクールの学長を務める井手広司氏にインタビューを行った。

大きな時代の流れの転換点を理解する

―株式投資に対するお考えについてご教示頂けますか?

井手広司:
株式投資というと、成長産業とか、流行企業とかを連想される人がほとんどだと思います。いまですと、人工知能関連とかですかね?しかし、現実の株価は全体的に数年上昇したら、また全体的に数年下落するものです。リーマンショックではすべてが下落し、アベノミクスではすべてが上がりました。ですから、大きな時代の流れの転換点を理解することが一番大事なことなんですよ。そして、その方向を決して間違えないことです。

きっかけは”コージュ0期生”

―スクールを立ち上げたきっかけについてご教示頂けますか?

井手広司:
債務超過企業で経理の最前線で仕事をしながら、コンピューター、決算、税務、資金繰り、財務、予算統制、また、会社の合併や営業譲渡、清算、設立、増資等々、ありとあらゆる実務経験を積み上げてきました。そして30代から株式投資も自分の頭で考えながら構築してきました。実は、当時のメインバンクの融資担当が、株式投資が大好きな高校の後輩でして、彼にあれこれ教えていました。来週これを買ってごらん。とかアドバイスしていたんですよ。そしたら、「先輩!儲かりましたよ!」って喜んでくれたのが、株式スクールをやろうと思ったきっかけです。彼のことを「コージュ0期生」と呼んでいます。彼とはいまも仲良くさせてもらっています。

”貸しはがしの嵐”から投資法を身につける

―過去の苦難の中で、特に現在もその経験がいきていると思われるものは何ですか?

井手広司:
一番きつかったのは、高校の水球の練習です。あんなにつらくて苦しいものはありませんでした。それから30代半ばで財務課長をやっていたときの「貸しはがし(※1)の嵐」時代ですね。メインバンク以外、みんな「金返せ!」の大合唱でしたから。でも、そのときに社会の構造とか、経済の本当の仕組みとか、いろんなことを目の当たりにし、勉強させてもらいました。学んで実践して構築して「生活者のためのコージュ投資法」が結実しました。

※1:貸しはがし…金融機関が自己の経営安定を最優先し、返済の滞ったことのない企業等に対して、融資を減額したり取りやめたり、あるいは返済期限の到来前に返済を迫ったりするなど、相手先の事情を考えずに資金を強引に回収すること
引用:https://www.ifinance.ne.jp/glossary/finance/fin205.html

家計を守り、家計を助ける、生活者のための投資法

―スクールの経営にかける思いについてご教示頂けますか?

井手広司:
コージュ株式スクールの目指すところは、家計を守り、家計を助ける、生活者のための投資法です。ともすれば金融機関(売る側)主導になりがちな資産運用ですが、自分のお金なのですから、生活者(買う側)自身が主導権をもってやるべきだと思います。私は年金制度なんか廃止して、すべてを自分で運用するようになればいいと思っています。人生の主役は一人ひとりの個人なんですから、国任せ銀行任せでは情けないですよ。そんな生活者が資産運用の面で自立するための「経験知」を広くお教えしていきたいです。真面目に働き、家族と幸せに生活する普通の日本人の力になりたいです。なかなかに道は険しいのですが、日本最高の投資助言者になりたいと思います。

編集後記

株式投資と聞くとリスクが高いという印象を受けるが、リスクを懸念して投資をしないのは機会損失を生む。より多くの人に適切な投資法を身につけてもらい、豊かな生活を送ってほしい。その真摯な思いが、多くの受講生を惹きつけているのだろう。

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