株式会社マキタの企業概要と沿革
マキタの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、マキタのおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社マキタの基本情報
社名 | 株式会社マキタ |
---|---|
本社所在地 | 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 |
設立年月日 | 1938年(昭和13年)12月10日 |
代表取締役社長 | 堀 司郎 |
株式公開 | 東証、名証1部(証券コード:6586) |
資本金 | 24,205,610,000円 |
事業内容 | 電動工具、木工機械、空気動工具、家庭用・園芸用機器等の製造・販売
|
マキタ現社長の堀司郎氏は、立命館大学卒業後の1970年に入社し、米国への赴任も15年など海外営業中心に活躍してきた人物です。マキタの海外拠点の立ち上げにはほぼすべて関わったといってもいい人物です。それだけに、マキタの海外でのノウハウは熟知していますので、業績は伸びる一方です。
株式会社マキタの沿革
マキタの沿革はこちらになります。
1915年3月 | 牧田電機製作所(個人経営)創業(名古屋市)、電灯器具、モーター、変圧器の販売修理を開始。 |
---|---|
1938年12月 | 個人経営を株式会社に改組、株式会社牧田電機製作所設立。 |
1945年4月 | 工場疎開を兼ねて安城市住吉町の現本社工場に移転。 |
1958年1月 | 国産第一号の携帯用電気カンナを発売。 |
1962年5月 | 商号を株式会社マキタ電機製作所に変更。 |
1962年8月 | 名古屋証券取引所市場第二部に上場。 |
1968年8月 | 東京・大阪両証券取引所市場第二部に上場。 |
1970年7月 | 東京・名古屋・大阪証券取引所市場第一部に指定。 |
1970年7月 | マキタU.S.A.Inc.(米国)設立。 |
1970年7月 | 岡崎工場(愛知県岡崎市)新設。 |
1971年9月 | マキタ・フランスS.A.(フランス)設立(2004年3月からマキタ・フランスSASに社名変更)。 |
1972年12月 | マキタ・エレクトリック(U.K.)Ltd.(英国)設立(1992年12月からマキタ(U.K.)Ltd.に社名変更)。 |
1973年5月 | マキタ・オーストラリアPty.Ltd.(オーストラリア)設立。 |
1973年11月 | マキタ・パワー・ツールズ・カナダLtd.(カナダ)設立(1991年1月からマキタ・カナダInc.に社 名変更)。 |
1974年5月 | マキタ・ベネルックスB.V.(オランダ)設立(2010年1月からマキタ・ネーデルラントB.V.に社名 変更)。 |
1974年6月 | マキタS.p.A.(イタリア)設立。 |
1977年1月 | 米国預託証券(ADR)発行に伴いナスダック(全米証券業協会自動表示システム)にて取引開始。 1977年2月 S.A.マキタN.V.(ベルギー)設立。 |
1977年4月 | マキタ・ヴェルクツォイクG.m.b.H.(ドイツ)設立。 |
1981年6月 | マキタ・ド・ブラジルLtda.(ブラジル)設立。 |
1981年9月 | マキタ・ヴェルクツォイクG.m.b.H.(オーストリア)設立。 |
1984年9月 | マキタ・コーポレーション・オブ・アメリカ(米国)設立。 |
1986年7月 | 城山開発株式会社(愛知県宝飯郡一宮町。現豊川市)設立。 |
1988年5月 | マキタ・タイワンLtd.(台湾)設立。 |
1989年4月 | マキタ・エスパーニャS.A.(スペイン)設立(1991年11月からマキタS.A.に社名変更)。 |
1989年5月 | 決算期を2月20日から3月31日に変更。 |
1989年12月 | マキタ・マニュファクチュアリング・ヨーロッパLtd.(英国)設立。 |
1991年1月 | チェーンソーメーカーのザックス・ドルマーG.m.b.H.(ドイツ)を買収(1991年9月からドルマー G.m.b.H.に社名変更。2015年10月からマキタ・エンジニアリング・ジャーマニーG.m.b.H.に社名 変更)。 |
1991年4月 | 商号を株式会社マキタに変更。 |
1992年7月 | マキタ・パワー・ツールズ(H.K.)Ltd.(香港)設立。 |
1993年11月 | マキタ・ニュージーランドLtd.(ニュージーランド)設立。 |
1993年12月 | 牧田(中国)有限公司(中国)設立。 |
1994年7月 | マキタSp.zo.o.(ポーランド)設立。 |
1994年11月 | マキタ・メキシコS.A.deC.V.(メキシコ)設立。 |
1995年4月 | マキタ・インターナショナル・ヨーロッパLtd.(英国)設立。 |
1995年4月 | ユーロ・マキタ・コーポレーションB.V.(オランダ)設立。 |
1995年7月 | 中国において電動工具の生産開始。 |
1995年9月 | 株式会社マキタ一宮(愛知県宝飯郡一宮町。現豊川市)設立。 |
1996年8月 | マキタ韓国株式会社(韓国)設立。 |
1997年4月 | マキタ・ガルフFZE(アラブ首長国連邦)設立。 |
1998年4月 | マキタ・アルゼンチンS.A.(アルゼンチン)設立。 |
1999年3月 | マキタ・チリLtda.(チリ)設立。 |
2000年4月 | マキタSA(スイス)設立。 |
2000年11月 | 牧田(昆山)有限公司(中国)設立。 2001年1月 マキタ・ラテン・アメリカInc.(米国)設立。 |
2001年3月 | マキタOy(フィンランド)設立。 |
2001年3月 | 牧田(上海)機電国際貿易有限公司(中国)設立。 |
2003年2月 | 大阪証券取引所市場第一部の上場廃止。 |
2003年10月 | マキタ・ロシアLLC(ロシア)設立。 |
2004年9月 | 城山開発株式会社が民事再生手続開始を申立て。 |
2005年5月 | 民事再生手続の完了に伴い、城山開発株式会社の経営権を東京建物株式会社へ譲渡。 |
2005年5月 | マキタEUS.R.L.(ルーマニア)設立。 |
2005年6月 | マキタ・ウクライナLLC(ウクライナ)設立。 |
2006年1月 | 兼松日産農林株式会社の自動釘打機事業を、営業譲渡により譲り受ける。 |
2007年1月 | マキタ・ペルーS.A.(ペルー)設立。 |
2007年3月 | 富士ロビン株式会社に対し株式公開買付を実施。 |
2007年5月 | 富士ロビン株式会社を株式公開買付により連結子会社化。 |
2007年8月 | 富士ロビン株式会社を株式交換により完全子会社化し、株式会社マキタ沼津に社名変更。 |
2008年2月 | マキタ・ブルガリアEOOD(ブルガリア)設立。 |
2008年4月 | マキタ・インディアPvt.Ltd.(インド)設立。 |
2008年5月 | 株式会社マキタ一宮(愛知県宝飯郡一宮町。現豊川市)清算。 |
2008年6月 | マキタ・コロンビアS.A.(コロンビア)設立。 |
2008年8月 | ユーロ・マキタ・コーポレーションB.V.(オランダ)清算。 |
2008年12月 | マキタ・アフリカs.a.r.l.a.u.(モロッコ)設立。 |
2009年3月 | 牧田(上海)機電国際貿易有限公司(中国)清算。 |
2009年11月 | マキタ・ベトナム有限会社(ベトナム)設立。 |
2011年3月 | マキタ・マニュファクチュアリング・タイ Co.,Ltd.(タイ)設立。 |
2011年8月 | マキタd.o.o(スロベニア)設立。 |
2012年6月 | マキタ韓国株式会社(韓国)清算。 |
2013年1月 | マキタ・マレーシアSdn.Bhd.(マレーシア)設立。 |
2013年4月 | 株式会社マキタ沼津を吸収合併。 |
2013年4月 | ナスダック(全米証券業協会自動表示システム)の上場廃止。 |
2013年10月 | マキタ・ヨーロッパN.V.(ベルギー)設立。 |
2014年10月 | マキタ・カザフスタンLLP(カザフスタン)設立。
|
マキタの設立は1938年ですが、創業は1915年と約100年経過しています。そして、マキタはなんといっても工具一筋でここまでというのがすごいです。
また、マキタの実に84%が海外での売上によるもので、正真正銘のグローバル企業となっています。
株式会社マキタの経営姿勢
マキタの経営姿勢はこちらになります。
経営姿勢/品質方針 1) 社会と共に生きる経営(法令・規則を順守し、倫理に従って行動し、反社会的勢力の介入を許さない会社) 2) お客さまを大切にする経営(マーケット指向の会社) 3) 堅実かつ積極的な経営(健全な収益体制のもと永続する会社) 4) 質実剛健の社風を大切にし、一人一人の能力を活かす経営(喜びを感じる会社)経営方針/株式会社マキタ
商売道具である工具がすぐに修理されて返ってくるのはプロにとって必須です。
また、マキタでは一つの製品を一貫して開発から完成まで担当者が変わらず、少人数体制で行うため、開発者の達成感が高いのが特徴です。
株式会社マキタの製品
マキタの製品について詳しく見ていきましょう。
電動工具 | 電動ドライバ、電動ドリル、電動マルノコ、電動カンナ、集じん機など |
---|---|
園芸工具 | 充電式草刈機、芝刈機、エンジンチェーンソーなど |
エア工具 | 高圧エア釘打、エアコンプレッサなど
|
マキタでは近年リチウム電池を使用した工具を多く発売しており、順調に販売数を伸ばしています。従来の電動工具に関しても、新興国での需要はまだまだ未知数で、マキタの工具が広がる余地は十二分にあります。
世界シェア1位を狙う株式会社マキタ
マキタのご紹介はいかがだったでしょうか?
現在はマキタの世界シェアは2位ですが、この勢いでいけば1位になる日もそう遠くないかもしれません。日本の高い技術力を世界に知らしめてくれたマキタの貢献度は非常に高いでしょう。国内でも園芸やDIYブームなどにより、自宅で工具を使用する人は増えていくことが予想されますので、マキタの製品は需要が高いです。
工具に興味がある人はもちろんですが、興味がなくてもしっかり研修で教えてもらえるので、今後も安定した経営が期待されるマキタで働いてみませんか?