ヤマタネの企業概要と沿革

ヤマタネの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、ヤマタネのおおよそのことはご理解いただけると思います。

ヤマタネの基本情報

社名    株式会社ヤマタネ
本社所在地 東京都江東区越中島1丁目2番21号
設立年月日 1937(昭和12)8月15日
代表取締役社長 山﨑 元裕
株式公開  東証1部(証券コード:9305)
資本金   10,555,000,000円
事業内容  倉庫業、米の卸売業、不動産業

現ヤマタネ社長の山﨑元裕氏は、創業者山崎種二氏の三男山崎誠三のご子息で、奥様のお父様にあたる義父は、トヨタ創業者のお孫さんの豊田達郎さんです。また、阿部首相の奥様である安倍昭恵さんとは従兄弟関係にあたるなど、一族のそうそうたる顔ぶれがすごい人物です。

ちなみにヤマタネ創業者の山崎種二氏は、米相場で大儲けをした人物としても有名で、その後山種美術館を設立したり、山崎学園を創立するなど日本の近代文化や教育の面における貢献度も高い人物です。

ヤマタネの沿革

ヤマタネの沿革はこちらになります。

1924年7月(大正13年) 回米問屋 山﨑種二商店創業
1926年5月(昭和15年) 山﨑種二、辰巳倉庫株式会社の経営権を取得
1950年10月(昭和25年) 東京証券取引所に株式上場
1950年12月(昭和25年) 山種米穀株式会社設立(取締役社長 山﨑種二)
1954年9月(昭和29年) 山﨑埠頭倉庫株式会社を吸収合併
1956年7月(昭和31年) 東京中央倉庫株式会社を吸収合併
1962年10月(昭和37年) 不動産事業に進出
1969年7月(昭和44年) コンピュータ導入
1982年2月(昭和57年) 一般港湾運送事業認可
1983年11月(昭和59年) 社名を「株式会社山種産業」に変更
1989年8月(平成元年) ヤマタネビル(旧YKビル)竣工
1989年10月(平成元年) 山種米穀株式会社と合併
1993年2月(平成5年) 国際航空運送協会(IATA)代理店資格取得
1993年10月(平成5年) 国際引越協会(OMNI)加入
1995年8月(平成7年) 社名を「株式会社ヤマタネ」に変更
1998年3月(平成10年) SBS輸入商社資格取得
1999年2月(平成11年) 第二種利用運送事業(国際航空貨物に係る一般混載事業)認可
1999年3月(平成11年) 食品本部ISO9001認証取得
2000年3月(平成12年) 株式会社山種システムサイエンスを合併
2001年11月(平成13年) 海外引越国際規格 FAIM取得
2008年3月(平成20年) AEO(特定保税承認者)承認取得
2010年2月(平成22年) AEO(認定通関業者)認定取得
2012年5月(平成24年) ヤマタネビル新館竣工
2014年2月(平成26年) 食品本部(東京・岩槻精米工場)SQF認証取得
(以上、株式会社ヤマタネHPより引用)

ヤマタネの沿革を見て驚いたのは、1950年に東証に上場している点です。というのも、東証設立自体が1949年のことですから、ヤマタネは東証ができてすぐに上場している会社なんですね。創業100年近い老舗企業でも、ヤマタネのようにこれだけ初期から上場している会社は珍しいのではないでしょうか。

また、ヤマタネは日本の会社としては初の海外引越国際規格を取得するなど、海外物流にも早い段階で積極的に参入し、どんな事業も時代を先取りしてきた感があります。

ヤマタネの企業理念と経営理念

ヤマタネの企業理念

「信は万物の本を為す」
株式会社ヤマタネ

人の信用をえることがすべての基本と考えるヤマタネ創業者山崎種二氏の信奉していた言葉です。この言葉を支えにヤマタネは今も昔も繁栄してきました。

ヤマタネの経営理念

・分に応じた経営 ・積み上げ主義 ・予算経営
株式会社ヤマタネ

このようなヤマタネの具体的な3つの経営理念があるからこそ、時代を超えて成長できたのですね。

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