サラヤ株式会社 手洗い・うがい文化を浸透させた「サラヤ」次なる挑戦 サラヤ株式会社 代表取締役社長 更家 悠介  (2022年3月取材)

インタビュー内容

社会貢献とビジネスが同時に成り立つ仕組み

【更家】

私共のヤシノミ洗剤ってね、当時、河川の汚濁っていうかね。石油系の特に分解の悪い洗剤燃料が、値段は安いんだけど、そういう原料が多くてですね。琵琶湖の水質問題とか、川で魚が死んだりとか、泡が取れないとか色々な環境問題が起こってましてね。
そういうことを踏まえて、植物系のヤシノミ洗剤を世の中で一番早く出したと思いますけど、これでうちはヤシノミ洗剤が環境に優しいですってことをずっと会社の誇りにもして、そういう環境のいい商品ということをずっと心掛けて作っていたんですね。

【更家】

2005年なんですけど、テレビの取材がありましてね、そこでサラヤさん、あんたのところは環境に優しいヤシノミ洗剤を作っているけれども、実は環境に悪いんじゃないですかって言われまして、何でですかってお聞きしましたらですね、実はヤシノミ洗剤の原料はパームでしょ、パーム園がどんどん広がって、そのおかげで象がえらい目におうてますと。
だもんで、ヤシノミ洗剤の原料のパームのせいで象がえらい目にあう、ヤシノミ洗剤は環境に悪いという、こういうロジックでちょっとこうアピールされたもんで、ただアピールがあったんですけれども、わからないじゃないですか。

だもんで、調査員の方を雇って、現地調査をやったんですが、実際すごく今スピード速くパーム園が広がっていたので、確かにオラウータンや象などの野生生物がやられている可能性があるというので、なんとかせにゃいかんなというので、現地と話をしていて、とにかく子象がですね、罠にかかって、ロープを引きちぎって逃げたりとか、足にロープを付けたり、そういうのが結構多くてですね、象を捕まえて治療して話しましょうと、こういうプロジェクトから入りまして。
で、当時の野生生物局とずいぶん話を深めた時にやっぱり1個づつの対症療法もいいけれども、全体として環境をちゃんと整えてあげることが一番いいことなんだということで、そこで野生生物局と一緒にボルネオ保全トラストというのを2006年の9月に認証を受けて、1年ぐらいでそういう団体ができて、ただしその団体はお金がないので、ヤシノミ洗剤の売り上げの1%を全部寄付しましょうという話になって、そこから運動がスタートしましてね。

それから日本でもそういうことをどんどんやって頂く団体、ボルネオコンソレーショントラストジャパンというのが2008年に生まれて、日本で運動がどんどん、これはNPOとして展開される。これをご支援する、そのうちにはうちだけじゃなくてね、いろんな会社さん、キリンビバレッジとか、ハンティングワールドとか伊藤忠商事とかですね。

あとはどこがあったかな、いくつかどんどんお入りなられて、今はね、割と運動としては広がりが出てきたなと、現地の方もそういった中で植林を毎年やっています。これも何千ヘクタールになってきた、4000か5000ね。で、特に象が移動する時に邪魔にならないようにネックになる土地を買収して埋めていくんですね。

それから象の保護園、これはボルネオエレファントサンクチュアリ、これが2013年に出来まして、これの運用が始まっているというので徐々にね、運動が増えてきてます。これが1つの10年間、2006年からすると10年間なんですけど、2005年からすると11年、こういうことで動き始めたなということなんですね。

今年はBCTとか、それから業界、マレーシアパームオイルカウンシィルっていうこれは、プランテーションのオーナー達をを中心とした会社ですけど、政府系のグループなんですね。ここも、賛同して頂いて、要は開発と保全がうまくテーブルの上で話をしながらやろうと言うので、できたら今年はBCTの10周年なんでね、シンポジウムやりませんかと話を申し上げていまして、秋ぐらいに出来たらいいなと思っているんです。もうちょっとコーディネートしながらやります。

【更家】

お客様がそういう活動を支持して頂いたりとか、もちろんトータルの中で出られないとかですね、使っててそれなりの満足感を頂けるんだけどプラス環境に貢献しているみたいなね、1%の中で、やっぱりそういう意識を持って頂く。逆に言うと私共としては現場のそういうことをありのままにお伝えして、そういった中でご理解いただく。
だから発信力の強い方を、トップスターってわけじゃないけれども、発信力の強い方に現場に来て頂いて、自分の見た目で発信して頂くような取り組みもずっとやってきていますんで、お互い努力しながらですね、環境がよくなっていくというこういう感じですよね。

この運動が維持発展していくのに、お客様のご理解って非常に大事なんですね。ですので、お客様は1%の売り上げは私共お客様のお金を頂いているわけですから、こういう運動に使うと、そのことのご理解の中で、商品が売れて、実際にそれを使って、エビデンスも含めて、ちゃんとまたお伝えして、このように改善しているよと、ですので現場とお客様との消費がうまくサイクルになって、回っているというのがこの環境ビジネス的なこととビジネスプラス社会貢献がうまく回っているということなんですね。

専門性の追求とメーカーとしてのサービス提供

【更家】

最初にマーケット組織をセグメントに分けてですね、消費者と食品衛生、公衆衛生、それから医療衛生とか、セグメントマーケティングをもうちょっとやろうというので、例えば地域の営業所があります。営業所ってお客様を法律上兼任する場合もあるじゃないですか、例えば、食品衛生と公衆衛生と医療衛生を1人の人が3つ担当しています。これはある分効率はいいけれども、専門性が弱いので、やはりそこをうまく切り割りながらですね、専門的なマーケティングが出来るようにね、縦ラインを強くしてきたのはここ10年ぐらいだと思うんですけど。

例えば院内感染1つとってもですね、色んな菌も出てくればね、それに対しての解決のプロトコルも違うわけじゃないですか、公衆衛生をやっている人が、それをやっても違和感がありますよね。ですので、それぞれの組織でそれぞれのお客様がいて、流通も若干違いますよね。それは専門性をもってやらないとだめじゃないかなと。
もちろんそれを受けて、商品開発はマーケティングを受けてやるじゃないですか.プラス基礎的な技術開発とマッチングしながらやるんですけど、マーケティング要素ってどの企業も強いですよね。どの企業でも大事なことです。

【更家】

いつもですね、インフルエンザの時に思ったんですけど、あの頃全国の30か所ほどでセミナーをやったんですね。30か所で商品とか事件を正しくご理解いただいて、それでも消費していただくのが正しい形じゃないですか。やっぱりちゃんと訳をお話して、サービスですよね、サービスを確立して、商品とサービスをちゃんとお届けすると。

ですので、先ほどのサイクルの、環境のサイクルの話もそうだけど、やっぱり環境全般のことを理解していただく情報提供をして、それでもって消費していただくという態度でずっと仕事していますので、ある分マーケティングコミュニケーションですよね。お客さんとのダイアログが色んな形で出来るだろうけど、正しい使い方とか、なぜ使うかとか、なぜこれがいいんですかとか、ということは我々も勉強して、お伝えするということですよね。

ですので、もうちょっとそういう意味では、根本的なところで我々も考えて、わかりやすい言葉に変えて、ご説明したりとか、PRしたりとかしますので、この辺が徐々に売り上げが何倍何倍伸びているわけではないけど、毎年コンスタントに伸びている原因じゃないか思いますけど。

【更家】

まかないはどんどん走りすぎるので従業員の方々がね、ついて行くのが大変だと思うのと、従業員にも勉強せえ、言われますので、そういう前向きな気持ちでね、従業員の方がマーケット開発とか、組織作りとかやって頂くといいと思うんです。

それに課題として報いることができるお金ね。給料とか制度も変えて、なかなかそこを利益の中でやっていくわけですから、そこのスピードとか人材開発とか、人ですよね。ここのところは経営サイドからいうと、ちゃんと働きやすい環境とか、報酬がどうかとか。従業員サイドからすると、クリエイティブをちゃんと出して、付加価値を生むことがちゃんとできているかと、その辺の切磋琢磨ってあると思うけど、この辺が常に課題なんですよ、企業では。

最後はねやっぱり、10人とかでやっているわけではないので、世界的にも15カ国ぐらいでやってますので、やっぱりある分信頼はあるけど、ある分コミットメントというかね、やっていただきたいこともあるので、そこは常に時代とともに変わりますんで、お互い前向きな気持ちで変革していくという、お互いが必要あるんじゃないかと。そこの人のところが一番大事なんですね。

新規ビジネスと社会問題の解決

【更家】

最近ですと、輸出とか6次産業化とか、地方創生で、地域産業の例えば魚とか果物とかを海外に出しましょう、これまでは日本の衛生規範で動かしていた物を国際的に通用するHACCPというね手法をやっています。私共のHACCPも10年ぐらいずっとやっているんですけど、こういう手法を日本全体が産業として、地方創生をやっていこうとする中ではね、これに貢献できるような森永と一緒にやる電解水を活用した微酸性電解水の衛生管理とかですね、色々コラボしながらですね、提案できないかやるているんですね。

日本の柿だってさ、味は最高だと思うんですね、これは衛生的に作って、それでもって海外に輸出するというHACCPで運用しましょうと。ですので、日本でもまだまだ地域にもあると思うんですけど、新しい編成というか、リソースをお互いネットワークをね、作り変えて、目的に向かってやっていくということです。

【更家】

ラカントでいうと、原料に対してですね、しっかりした農薬の無い良い原料を使わないといけないということで、去年の10月に桂林で、自社の抽出工場を始めまして、このポイントは農家の人と一緒にやりましょうと、農家の人はメーカーに安定的に買ってもらえる。特にラカンカって春に苗を植えるんですよ。1苗5元、秋には300位実がなるんですね、端的にいうと実が1つ1元を投資して秋には300元もらえます。
でもこれ売れてなんぼなんで、メーカーはこういう品質で、農薬使わずにやったやつやね、ちゃんと買いましょう毎年。残り10年やったら3000元、100年あれば30000元、えらいあれが入ってくるんですね。農家の安定収入。

いい原料がある、これを世界のアメリカでマーケティングやっているんですけど、ラカントのマーケティングやりましよう。アメリカ人の肥満とか糖尿の方も多いんです。天然のゼロカロリーの甘味料がほしい。ついでにチョコレート作ったりとか、植民地でやっているんですけど、それと日本ではリキュールね、ラカント、梅酒。カロリーオフの砂糖の代わりにラカント入れた梅酒とかですね。色んな物に展開して。
ですので、社会とのネットワークもあるけど、やっぱり展開性がね、どういう形で農業の方でやっていくとか、でもって社会問題的に肥満とか糖尿とかにソリューションが出てくると。ここをうまくビジネスにひっつけられないかなということなんですね。だからさっきのHACCPも地方創生の政府の動きにあれして、海外に輸出したい方にはですね、我々も一緒になって衛生基準を運用して頂いて、輸出にも協力しましょうということですよね。

まあ例えば北海道のあれ良く売れているよね、ホタテ貝。ホタテ貝良く売れる、それでこないだ東北行ってね、4年前に漁協の方にアワビとかアジアで良く売れるんで、きちっとブランドアワビやりませんかと、体勢がねとおっしゃっていたんですけど、私共は地方創生とか、社会的な肥満とか糖尿に貢献したいなと思う中で、こういう商品を作っているということなんですね。

【更家】

世界的なネットワークをね、作りたいと思うんで、我々でいうとアフリカ・ウガンダから始めたんですけど、今はウガンダで社会貢献事業として、ウガンダの人は院内感染とか、エボラもウガンダがすごく多くて、こういうところにちゃんと出資をしましょうと、病院の院内感染、それから、マタニティワードっていうかな、母子保健のところで、出産されるときにはね、必ず手を消毒して、お取り上げしたりとか、お母さんの健康をっ盛る意味でもやりましょうと、こういう意見も含めて、ウガンダで手洗い事業の100万人の手洗いとかですね、病院の手洗いとかやっています。

アフリカを成功に、ビジネス的に成功はもうちょっと時間がかかるのか、これは早くやっていきたい。南米とか中米がないので、こういう組織的な段取りをしたり、ということでグローバルネットワークを中小企業であっても作りたい。
そこに流す商品がありますよね、多様性がありますよね、同じ商品でもラベルが違えば、ニーズも違うし、ニオイも違うし、多様性と同時にしっかりした手法とかですね、プロダクトをやらないといけないので、グローバルスタンダード+ローカルスタンダードみたいなところがビジネスとして、マッチングさせないといけないんでね。
こういうところがグローバルネットワークと同時に必要だと、そういった意味でも日本がヘッドクォーターになるので、これが日本の本社がしっかりしていないとうまくいかないんで。ですので、これからのビジョンとしてはグローバルネットワークと日本の関係みたいなところですね。

企業と社会の関係と視聴者へのメッセージ

【更家】

やっぱり社会と企業って一体化しているので、そういう意識が大事だと思うんですよね。今は地球温暖化の問題があれば、社会の色んな問題に対して、我々企業人としてはソリューションをね、小さくてもいいんですよ。問題意識をもって、なんかかんか提案していけるとか、金儲け+αですよね。これはこういうことを社会的な参画をね、これはいるかなと思っているんですよね。

【更家】

まだまだ人材が必要なので、色んなメーカーでもあるし、国際的なこともあるし、例えば海外で販社の社長をやってみたりとかですね。関連会社もありますので、色んな働く場があると思っています。ですので、皆さんと仕事をしたい人はぜひ応募をしていただければと思います。

お客様は先ほど申し上げたように1%のボルネオコンサベーショントラストの保険を始め、環境問題のご理解とかですね、象がかわいそうだから助けてあげたいとか、オラウータン、これも助けてあげたいとか、そういう心を頂いていることが大事なんで、むしろ我々はそれを頂けるように情報発信を強化しないといけないと思っています。

ぜひまたなんかの機会にそういうのを見て頂いて、ご意見を頂ければそれを参考にして、よりよいサービスとか商品に展開したいと思うので、ぜひそういう意味で私共、ご理解いただければと思います。

【ナレーター】
世界の「衛生・環境・健康」に貢献することを企業理念に掲げ、2022年に創業70周年を迎えたグローバルメーカー、サラヤ株式会社。

1952年、当時蔓延していた伝染病予防のため、手洗いと同時に殺菌・消毒ができる公定書外医薬品『パールパーム石けん液』を開発。

以降、50年以上のロングセラー商品『ヤシノミ洗剤』を始め、家庭用および業務用衛生用品や食品などを日本のみならず世界各国で販売しており、人々の健康を支え続けている。

近年では生活習慣病を予防し健康寿命を延ばすためのレストランやメディカルフィットネスジムを展開するなど、その事業領域を拡大させている。

今もなおさまざまな挑戦を続けている経営者が見据える未来像とは。

【ナレーター】
2020年から続くコロナ・ショックにより、手洗いやうがい、消毒関連商品の需要が急激に増加。サラヤも例外ではなく、この対応に日々追われることになる。当時の状況と得た学びについて、更家は次のように振り返る。

【更家】
とにかく工場を24時間稼働させたのは奏功しました。

2020年に入社した新卒社員は約50名で、通常なら研修を約4週間行う予定でしたが、工場の稼働を止めないよう工場研修として伊賀(三重県)の工場に留め置かせました。結果、相応の手当を支給して8週間の工場勤務をしていただきました。

これだけ社会的な“有事”があったときには、一企業として頑張る必要がある。それを伝える研修にはなったと思います。

【ナレーター】
更家の原点は、幼少期にまで遡る。小学校の頃の意外な経験をしたことが、今の自分にも影響を与えているという。

【更家】
小学校6年生のときに、福井県の永平寺に1週間預けられました。

そのお寺には、お坊さんが修行する際の指導者という立場、企業でいうと人事教育部長のような立場の方がいらっしゃいまして。その方が、自分を気遣って午後3時頃に部屋に呼んでくれるんですよ。

その後も交流があり、その方の本寺がある鳥取県の大樹寺に招かれました。座禅は組むのは苦手でしたがお話を聴きたいと思い、中学・高校時に行きました。

今にして思えば、他の同世代の人とは違った経験をしたというのが、今の自分にも影響を与えていると思います。

【ナレーター】
その後、大阪大学工学部を経て、カリフォルニア大学バークレー校へ留学。当時はアメリカで就職するつもりだったが、急遽サラヤへ入社することになったという。その経緯について次のように語る。

【更家】
当時、排水処理の設備をつくって海外に売ろうとしているアメリカの企業がありました。衛生工学でそういった分野に知見があり、なおかつ日本語と英語ができるという人材のニーズに自分がマッチしたんです。

「給料はいくらがいいか?」と言われ、周りに聞いてみると「2万5千ドルぐらいでいいのではないか」と言われたので、その金額を希望で出したら「ちょっと高いので2万3千ドルでどうですか?」と言われて。それならいいですよ、と。

当時はまだ1ドル300円で、1ドル2万3千ドルでも600万円ぐらいもらえるので「それならば」とアメリカに残ろうと思っていたら、家のほうから「いやいや、早く帰ってきてくれ」と連絡がありましてね。

当時はオイルショックがあり、原料を買いだめしていたのですが、原料の入れ間違えやコンタミネーションが相次いで起こったのです。

当社でも事故が起きており、労働基準監督署と監督官庁(当時は厚生労働省)の調査が入りました。

当時社長だった父は工場長を厳しく叱責したところ、「もう辞めます」と代わりの人材がいない中でその場で工場長が退職してしまったんです。

そのようなこともあり、存続の危機に瀕していた当社を立て直すために1975年1月に帰国し、入社後、経験がない中で即、工場長になりました。

最初は見よう見まねで、先輩社員に習いながら仕事を始めましたね。

【ナレーター】
会社の危機的状況を立て直すべく奮起した更家は、その後もキャリアを積み重ねる。

そして1994年、アメリカのある企業より合弁会社の立ち上げを提案され、創業者である父、更家章太氏とともにアメリカに渡る。当時のエピソードに迫った。

【更家】
「合弁会社でやりましょう、50:50でやりましょう」ということで始めたのですが、契約を締結して帰国する、というタイミングで急に父から「訳のわからないことへの投資はリスクがある。我々は撤退しよう」と言われました。

「契約を締結しているのでそれはダメです」と大喧嘩になりましてね。「よし、帰る!」「どうぞ帰ってください」と言い合いになって。

でもアメリカにいるものですから、すぐには帰れませんよね。それで次の日に気まずいながらも、黙って一緒に帰ってきたんです。

合弁会社はずっと続けていたのですが、最初はなかなかうまくいきませんでした。資本金だけではやっていけないので、増資、増資で経営していましたね。

うまく回ったり、赤字になったり、横ばいだったりと、しばらく業績は停滞していたのですが、2003年頃から本格的にまわり始めました。

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経営者プロフィール

氏名 更家 悠介
役職 代表取締役社長
生年月日 1951年5月30日
出身地 三重県
著書 『これからのビジネスは「きれいごと」の実践でうまくいく』(東洋経済新報社)
略歴
1951年生まれ。74年大阪大学工学部を卒業し、75年カリフォルニア大学バークレー校工学部衛生工学化修士課程修了。76年サラヤ株式会社に入社。工場長を経て98年に代表取締役社長に就任。現在に至る。

日本青年会議所会頭などを歴任。ゼリ・ジャパン理事長、大阪商工会議所常議員、関西経済同友会常任幹事、ボルネオ保全トラスト理事、日本WHO協副理事長、ウガンダ共和国名誉領事などを務める。2010年に藍綬褒章、14年に渋沢栄一賞受賞。

会社概要

社名 サラヤ株式会社
本社所在地 大阪府大阪市東住吉区湯里2-2-8
設立 1952
業種分類 化学工業
代表者名 更家 悠介
従業員数 2060人(グループ全体・2021年10月時点)
WEBサイト https://www.saraya.com/
事業概要 1.家庭用及び業務用洗浄剤・消毒剤・うがい薬等の衛生用品と薬液供給機器等の開発・製造・販売 2.食品衛生・環境衛生のコンサルティング 3.食品等の開発・製造・販売
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