GLM株式会社の会社概要

まずは、GLMの会社概要について説明していきます。

会社名GLM株式会社
本社〒606-8317 京都市左京区吉田本町京都大学VBL
設立2010年4月
代表取締役社長小間 裕康
資本金32億2914万円(資本準備金、資本性ローン含)
事業内容環境対応自動車の開発・販売、それに付随するサービスの開発
(GLM株式会社ホームページより引用)

GLM株式会社のコンセプト

また、自動車開発のベンチャー企業であるGLMは、以下のようなコンセプトの下で事業を展開しています。

■GLMのコンセプト
どうせ無理だと決めつけて挑戦を諦めたり、ありもしない天井を勝手に設定したりしていませんか? GLMは「こんなこともできるのか!」と、思考の制約を外していきます。今は非常識と思えることも、未来では当たり前。GLMは自らの手で新しい世界を切り開いていきます。地球環境の保護や持続可能な社会への寄与についてGLMメンバーは誰も口にしません。当然の責任について、あえて伝える必要はありませんから。GLMには、人生を変えるような素晴らしい体験を生み出す責任があります。GLMは、商品やプロジェクトを通じ、次の世代もわくわくさせる未来を追求します。自由を生み出す場所。GLMは常にそうでありたいと考えます。

「クルマをつくろう」と動き出した小さなベンチャー企業に、多くの人が忠告しました。「できるわけがない」と。重厚長大な自動車産業の常識からすれば、それは当然のことです。否定的だった方々はGLMの開発現場に足を運び、知りました。「もしかしたら本当に自動車を作ってしまうかも」と。そして、同時に感じたのです、「ここなら、自分が作りたい面白いものが作れるかも」と。GLMが持つ引力に引き込まれた瞬間です。協力者は次第に増えていきました。ゼロから自分たちが決め、部品を探し、なければつくる。一つずつ形にし、ついに国土交通省から自動車認証を取得しました。世界で何番目の自動車メーカーかなんて、重要ではありませんでした。GLMは「できた」のですから。そして、それ以上にわくわくする課題にGLMの興味はすでに移っています。

それぞれの強みを持ち寄るオープンなチームづくりをしてきたGLM。GLMは猛者が集まる場になりました。GLMの処女作であるスポーツEV「トミーカイラZZ」を生み出した時の開発チームはたった7人でした。これが実現できたのは、部品提供や開発、生産、販売、アフターサービスを支援してくれる100社以上の優れた企業が集まってくれたからです。この輪は今日も拡大し続けています。そして今、新たな創造の場を作りました。GLMを支える企業群によるエコシステム、そしてGLMの持つ自動車作りの技術・ノウハウを開放することで、今まで限られたプレイヤーしかいなかった自動車産業に、他産業の知恵を取り込み、魅力的なものづくりができる場所をつくりあげたのです。はじまります、世界をわくわくさせる出来事。

(GLM株式会社ホームページより参照)

GLMは、ベンチャー企業として自由な発想をもって、新しいことに挑戦していることが分かります。「そんなことできない」とあきらめるのではなく、「まずはやってみよう」というGLMの気持ちが伝わってきます。GLMはゼロから自動車の開発を始め、処女作を開発した時のメンバーは7人であったと言います。このことから、自動車作りに大切なことは「長年培った技術」でも「開発者の人数」でもなく、の「自動車を作りたい」という思いの強さであることが分かります。

GLM株式会社の事業案内

GLMの事業内容は、以下の通りです。

■GLMの完成車事業
Low-Carbon Societyに寄与する環境対応自動車であることは当然として、乗る人に心躍る操縦体験を提供するEVをつくろうと、2014年、スポーツEV 「トミーカイラZZ」を発売。中規模生産体制で生産・納品を開始しています。開発を通じて100以上の直接取引先からなるGLMエコシステムを構築し、国土交通省からの認証も取得。自動車づくりの新しいあり方を開拓しています。すでに次のEV開発もスタートしており、多品種展開、世界への販路拡大を進めていきます。さらにはEVにかぎらない動力、自動車という形にかぎらない新たな乗り物や移動のあり方についても研究・開発を進めていきます。

■GLMプラットフォーム事業
完成車事業で私たちがノウハウを蓄積したシャシー、パワーシステム、制御コントロールユニット(VCU)をパッケージ化し、広くサードパーティーに提供し、活用いただくのがプラットフォーム事業です。自動車メーカー以外でも、私たちの技術プラットフォームを活用いただくことで、オリジナルEVを短期間で開発することを可能にします。シャシーとパワーシステムを狙い通りに連動させ、多彩な走りを実現させるパッケージング技術にも私たちは多くのノウハウを保有しています。共同開発体制を整え、自動車産業への新たなプレイヤーの参入をバックアップしていく構想です。

■GLMエコシステム
私たちGLMは各分野における100社以上の優良企業と直接アライアンスパートナーとしてのネットワークを構築。機動的、経済的に、高品質でデザイン性にも優れた製品開発を可能にします。

(GLM株式会社ホームページより参照)

このようにして事業内容で見てみると、GLMが常に新しい技術の開発をしていることがわかりますね!

自由な発想と行動力をもって、新しい開発を続けてきたGLM株式会社!

これまで紹介してきたように、GLMは「できるわけがない」という考えを払拭し、自由な発想をもって新しい技術の開発をしてきました。GLMの最初の開発者は7人であったということから、自動車作りに必要なものは人数ではないことが分かります。そして、ベンチャー企業として新しいことに挑戦を続け、これまでGLMは開発を続けてきました。そのGLMの取り組みは他の企業からも高く評価され、共同開発をする企業も増えてきています。これからもGLMは新しい発想をもって、開発を続けていくことでしょう。

自由な発想を大切にし、ベンチャー企業として積極的に行動してきたGLMの今後の活躍に注目ですね!