株式会社井筒八ッ橋本舗の会社概要と沿革
まずは、井筒八ッ橋本舗の会社概要について説明していきます。
社名 | 株式会社井筒八ッ橋本舗 |
---|---|
本社所在地 | 〒616-8312 京都市右京区嵯峨野清水町15 |
創業 | 文化2年(1805年) |
法人設立 | 昭和35年12月6日 |
代表取締役社長 | 杉野 善彦 |
資本金 | 9000万円 |
事業内容 | 製菓の製造・販売事業 |
株式会社井筒八ッ橋本舗の沿革
続いて、以下は井筒八ッ橋本舗の沿革です。
文化二年(1805年) | 初代津田佐兵衞により創業、米・味噌・醤油・砂糖・菓子などを商う |
---|---|
昭和22年 | 五代佐兵衞により「つぶあん入り生八ッ橋」を創作発表、『夕霧』と命名 |
昭和24年 | 昭和天皇・皇后両陛下に『井筒八ッ橋』を献上、第1回「八ッ橋祭」を提言・挙行 |
昭和32年 | 第14回全国菓子博覧会にて『夕霧』名誉大賞牌受賞 |
昭和38年 | 業界初の自動連続八ッ橋焼上機考案開発に成功 |
昭和40年 | 第16回全国菓子大博覧会にて井筒八ッ橋本舗の『井筒八ッ橋』が名誉総裁賞を受賞 |
昭和45年 | 歌舞伎銘菓『夕霧』の姉妹品として「つぶあん入り生八ッ橋」を発表 |
昭和49年 | 井筒八ッ橋本舗の「つぶあん入り生八ッ橋」を故水上勉氏作「五番町夕霧楼」に因んで、叙情銘菓『夕子』と命名 |
昭和58年 | 江戸中期より京最高の仙菓として全国に伝えられた井筒八ッ橋本舗の『益壽糖』を復元発売 |
平成6年 | 平安建都1200年を記念して大津市横木に井筒追分ビル竣工、業界初の生産ラインが見学できる工場・売店開設。井筒八ッ橋本舗の資本金を9000万円に増資 |
平成11年 | 京極一番街内に八ッ橋の手焼き体験コーナーを開設 (井筒八ッ橋本舗の社内における手焼き技能者の継承と育成) 。第23回全国菓子博覧会にて井筒八ッ橋本舗の『走り井餅』が名誉総裁賞を受賞。中京区三条通河原町西入ルに京都町家風三条工場店開設、同時に『井筒の三笠』生産・発売開始 |
平成12年 | 清水・三寧坂「青龍苑」に清水店出店 |
平成14年 | 祇園店を祇園本店と名称変更・店舗改装拡大オープン、ビル名を「井筒八ッ橋本舗北座ビル」とする。嵐電「嵐山駅」はんなりほっこりスクエア内に嵐山駅店出店 |
平成16年 | 第24回全国菓子大博覧会にて井筒八ッ橋本舗の『井筒の三笠』が茶道家元賞を受賞 |
平成17年 | 井筒八ッ橋本舗の代表銘菓である『井筒八ッ橋』と『井筒の生八ッ橋 夕子』のパッケージデザインを一新 |
平成18年 | 井筒食品 株式会社、滋賀HACCP認証 |
平成19年 | 京・食の安全衛生管理認証制度、嵯峨野工場・追分工場ダブル認証 |
平成20年 | 第25回全国菓子大博覧会にて『夕霧』が橘花栄光章受章 |
平成21年 | 新光悦村工事竣工
|
■井筒八ッ橋本舗の沿革の要点
井筒八ッ橋本舗は、文化二年 (1805年)に創業し、米・味噌・醤油・砂糖・菓子などの販売を開始したところから始まりました。その後井筒八ッ橋本舗は、昭和24年に昭和天皇・皇后両陛下に『井筒八ッ橋』を献上し、第1回「八ッ橋祭」を提言・挙行します。そして井筒八ッ橋本舗は、昭和40年に第16回全国菓子大博覧会にて『井筒八ッ橋』名誉総裁賞を受賞し、勢いを増していきます。平成21年に井筒八ッ橋本舗は、新光悦村工事を竣工し、現在もますます拡大しています。
株式会社井筒八ッ橋本舗の関連会社
さらに、井筒八ッ橋本舗は関連会社と共に幅広く事業を展開しています。 現在の井筒八ッ橋本舗を支える関連会社は、以下の通りです。
■株式会社 井筒八ッ橋本舗(大津)
井筒八ッ橋本舗の関連会社で、製菓の製造・販売事業などを展開しています。
■株式会社 井筒八ッ橋本舗大阪店
井筒八ッ橋本舗の関連会社で、製菓の製造・販売事業、ケーキの製造・販売などの事業を展開しています。
■株式会社 走り井餅本家
井筒八ッ橋本舗の関連会社で、製菓の製造・販売事業などを展開しています。
■有限会社 むかし菓子本舗
井筒八ッ橋本舗の関連会社で、昔ながらの製菓の製造・販売事業などを展開しています。
■有限会社 祇園屋
井筒八ッ橋本舗の関連会社で、食料品卸小売業などを展開しています。
■株式会社 湖国料理 井筒
井筒八ッ橋本舗の関連会社で、飲食店事業などを展開しています。
このようにして関連会社を一覧で見てみると、井筒八ッ橋本舗がいかに幅広く製菓や飲食店事業を展開しているかがわかりますね!
200年以上もの間、お客様に美味しいお菓子を提供してきた株式会社井筒八ッ橋本舗!
これまで紹介してきたように、井筒八ッ橋本舗は1805年の創業以来お客様に「おいしさ」と「よろこび」を提供してきました。創業当時の井筒八ッ橋本舗は様々な物を販売していましたが、特に「堅焼きせんべい」が人気商品でした。その人気の「堅焼きせんべい」が、現在の井筒八ッ橋本舗の「八つ橋」の由来となっています。創業当初から変わらない「こころ」をもって、井筒八ッ橋本舗は現在でも「京の文化や歴史」を伝えています。これからも井筒八ッ橋本舗は、お客様に京の文化や歴史を伝え続けていくことでしょう。
美味しいお菓子を提供し、200年以上も愛されてきた井筒八ッ橋本舗の今後の活躍に注目ですね!