株式会社アクセルの企業概要
社名 | 株式会社アクセル |
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本社所在地 | 〒101-8973東京都千代田区外神田4丁目14-1 秋葉原UDX南ウイング |
設立年月日 | 1996年2月1日 |
代表取締役社長 | 佐々木譲 |
株式公開 | 東証一部 |
資本金 | 10億1800万円 |
事業内容 | LSI・プリント基板の設計・製造・販売 ゲーム機器・事務機器の設計・製造・販売
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株式会社アクセルの沿革
平成8年 2月 | 高機能半導体製品の開発・販売を目的として、株式会社アクセル(本店所在地:東京都中野区)を設立 |
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4月 | 遊技機器市場へ向けた顧客専用半導体(以下、「ASIC」という。)製品を開発 |
平成10年 1月 | 販売代理店としてインターニックス株式会社と業務提携 |
4月 | 販売代理店として緑屋電気株式会社と業務提携 |
7月 | 遊技機器市場へ向けた特定用途向け半導体(以下、「ASSP」という。)製品「AG1」シリーズを販売開始 |
平成11年 9月 | 遊技機器市場へ向けたASSP製品「AS1」シリーズを販売開始 |
平成13年 1月 | 本店を東京都千代田区飯田橋に移転 |
5月 | 販売代理店として岡谷エレクトロニクス株式会社と業務提携 |
平成14年 6月 | 遊技機器市場へ向けたASSP製品「AG2」シリーズを販売開始 |
12月 | 日本証券業協会(平成16年12月より株式会社ジャスダック証券取引所に改組)に株式を店頭登録 |
平成15年 3月 | 組み込み機器市場へ向けたASSP製品「AG901」を販売開始 |
平成16年 8月 | 組み込み機器市場へ向けたASSP製品「AG902」を販売開始 |
9月 | 遊技機器市場へ向けたASSP製品「AS201」を販売開始 |
平成17年 7月 | 財団法人日本品質保証機構より「ISO9001:2000」の認証を取得 |
平成18年 5月 | 本店を東京都千代田区外神田に移転 |
11月 | 遊技機器市場へ向けたASSP製品「AG301」を販売開始 |
平成19年 4月 | 遊技機器市場へ向けたASSP製品「AL1」シリーズを販売開始 |
7月 | 遊技機器市場へ向けたASSP製品「AS301」を販売開始 |
平成20年 6月 | 遊技機器市場へ向けたASSP製品「AG333」を販売開始 |
11月 | 東京証券取引所市場第二部へ上場 |
平成21年 10月 | 組み込み機器市場へ向けたASSP製品「AG10」を販売開始 |
平成22年 3月 | 東京証券取引所市場第一部へ上場
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株式会社アクセルの事業ビジョン
アクセルは業績における実際的な目標を掲げています。将来的にアクセルは売上高180億円、ROE15%の達成目標を掲げています。市場規模として推定290万台でアクセルはこの目標に達することができます。
株式会社アクセルの事業の方向性とストラテジー
アクセルにははっきりとした方向性があり、それはパチンコ・パチスロ機市場のさらなる中長期的な成長です。パチンコ・パチスロ機の取り組みでアクセルはシステムビジネスへの展開などによって中長期的な成長を目指しています。
株式会社アクセルが目指す「グラフィックスLSI」のシェアップ。培った知見を発揮することによって、グラフィックスLSIの高付加価値化を推進します。パチスロ機専用の開発ツールを提供することでアクセルは「グラフィックスLSI」のシェアップを図っています。
株式会社アクセルの目指す演出周辺製品の開発
パチンコ・パチスロ機市場においてはグラフィックLSIやメモリモジュール製品など多くの周辺機器があります。アクセルはそれらの新分野開発を図り、事業の安定、規模の拡大を計画しています。
株式会社アクセルの強み
アクセルの強みは何と言っても高シェアを活かしたマーケティング活動です。アクセルはマーケティングの方面のみならず、強い製品開発力を持っています。
アクセルの実績の一つとして、パチンコ機の映像製作手法の基礎を築き上げた事が挙げられます。「AG2」シリーズにおいてアクセルは、業界初となる動画機能を搭載させたのです。
複雑に折り重なるパチスロ機の様々な機能をワンチップ化してシステムコストの低減を行ったのもアクセルの業績といえます。「AG5」では、サウンド、LED制御、CPUなどの、演出に必須な機能をアクセル独自の一つのチップにまとめる事によって製造コストを大きく低減させました。
株式会社アクセルの開発ソリューション
アクセルは顧客の要望に答える豊富なソリューションを蓄えています。アクセルはパチンコ・パチスロ機に特化したコンピューター技術を保持しており、年々複雑化していく映像技術を網羅しています。
株式会社アクセルの事業ポートフォリオ
アクセルは日本において市場規模1.1兆円と言われるパチンコ・パチスロ市場を主なビジネスフィールドとしています。パチンコ・パチスロ機の市場向けのグラフィックスLSIやLEDドライバLSI、メモリモジュールなどをアクセルは開発しています。
パチンコ・パチスロ機市場以外にもアクセルは商品開発をしています。アクセルは例えば、医療機器や建設機械のモニターなどの組み込みに最適なLSIを提供しています。建設機器のバックモニターやデジタルサイネージや医療機器、産業機器のタッチパネルが含まれます。ほかにもアクセルのLSIは家庭用情報端末に使われているんですよ。
パチンコの膨大な市場をターゲットにしている株式会社アクセルの戦略
アクセルは遊技人口1150万人と言われるパチンコ市場を主なターゲットとしています。日本の全国にパチンコは12000店舗あり、パチンコホールの粗利益は数兆円にも登ると言われています。この巨大な市場の中でパチンコホールが設備投資にかける額はかなり膨大です。アクセルが狙うパチンコ用LSIの市場は約500億円です。
株式会社アクセルの事業案内、サービス紹介
株式会社アクセルのパチンコ・パチスロ向け製品「AG」シリーズ
アクセルAGシリーズの強みは高圧縮、高画質の画像コーデックを備えているということです。ダイナミックなグラフィックス機能を充実させて、更に迫力のあるLSIをアクセルは提供しています。
医療機器向けに開発された株式会社アクセルのAG901
AG901はFA・計測・医療機器向けに開発された高性能なグラフィックスLSIです。アクセルのこの製品はマルチレイヤ機能やビデオキャプチャ機能を備えているんですよ。
確固とした品質方針を持つ企業株式会社アクセル
アクセルはしっかりとした品質方針を固めています。創意と努力によって顧客の要求に答え、品質向上、原価低減、納期遵守を基本の行動指針としています。またアクセルはトヨタPDCAサイクルをまわす事により、さらなる品質改善を図っています。
アクセルはアウトソーシングを含む品質管理システムも導入し、継続的に品質改善を図っています。パチンコ・パチスロ機以外にも様々な分野で活躍するアクセルのLSI。これらも品質向上に励んでほしいですね。