株式会社アルファポリスの企業概要と沿革
アルファポリスの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、アルファポリスのおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社アルファポリスの基本情報
社名 | 株式会社アルファポリス |
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本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー5階 |
設立年月日 | 2000(平成12)年8月 |
代表取締役社長 | 梶本 雄介 |
株式公開 | 東証マザーズ(証券コード:9467) |
資本金 | 863,824,400円 |
事業内容 | インターネットのサイト運営、書籍の出版、スマホアプリ及びPCブラウザゲームの企画、開発、運用及び販売
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アルファポリス創業者であり社長の梶本雄介氏は、東京大学工学部を卒業し、博報堂を経て現在の地位についています。創業当時は一人で業務をこなしていましたが、すぐにネットを使った優秀な作家発掘という方法で資金不足や人手不足といった問題は解消され、アルファポリスは大きくなりました。
株式会社アルファポリスの沿革
アルファポリスの沿革はこちらになります。
2016年2月 | 設立からの新刊書籍発行点数累計が1,500点を突破 |
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2015年7月 | 『ゲート』(柳内たくみ 著)がTOKYO MXほかにてTVアニメ放送開始 |
2015年5月 | 経済産業省及び東京証券取引所が創出した「攻めのIT経営銘柄」に選定 |
2015年5月 | 自社開発によるゲーム事業を開始 |
2015年4月 | 投稿作品閲覧用のスマートフォン向けアプリ(iOS版)をリリース |
2015年1月 | 投稿作品の人気度に応じて作家に報酬を支払うサービス「投稿インセンティブ」を開始 |
2014年12月 | 事務所を渋谷区恵比寿ガーデンプレイスに移転 |
2014年11月 | 設立からの新刊書籍発行点数累計が1000点を突破 |
2014年10月 | 東京証券取引所マザーズに株式上場 |
2014年02月 | 甘く危険なラブロマンスレーベル「ノーチェブックス」を創刊 |
2013年10月 | 『ゲート』(柳内たくみ 著)のシリーズ販売部数累計が100万部を突破 |
2013年01月 | 設立からの新刊書籍発行点数累計が500点を突破 |
2013年01月 | 株式会社レーヴックを吸収合併 |
2012年10月 | 「第7回ニッポン新事業創出大賞」アントレプレナー部門にて最優秀賞を受賞 |
2012年09月 | 『THE QUIZ』(椙本孝思 著)が日本テレビにてテレビドラマ化 |
2012年05月 | 『虹色ほたる』(川口雅幸 著)が東映アニメーションにより映画公開 |
2012年04月 | 事務所を渋谷区恵比寿に移転 |
2011年11月 | 設立からの新刊書籍発行点数累計300点突破 |
2011年06月 | 『レイン』(吉野 匠 著)のシリーズ販売部数累計が100万部を突破 |
2010年11月 | 新感覚ファンタジー小説レーベル「レジーナブックス」を創刊 |
2010年08月 | 事務所を目黒区目黒に移転 |
2010年07月 | 書籍出版化支援サービス「ドリームブッククラブ」の募集終了 |
2009年09月 | 大人の女性のための恋愛小説レーベル「エタニティブックス」を創刊 |
2008年12月 | 事務所を渋谷区恵比寿南に移転 |
2008年07月 | 設立からの新刊書籍発行点数累計が100点を突破 |
2008年02月 | 第1回「Webコンテンツ大賞」を開催 |
2008年01月 | 読者からの投票結果に加え、作家からの出版申請をもとにした出版制度を開始 |
2007年10月 | 当社名を冠した「アルファポリス文庫」を創刊 |
2004年04月 | 事務所を渋谷区桜丘町に移転 |
2004年03月 | 渋谷区恵比寿に株式会社レーヴック(100%子会社)を設立 |
2003年07月 | 当社出版の人気小説『Separation』(市川拓司 著)が日本テレビ系列で連続テレビドラマ化 |
2003年02月 | 事務所を品川区上大崎に移転 |
2000年09月 | 書籍出版化支援サービス「ドリームブッククラブ」の開始 |
2000年08月 | 渋谷区恵比寿において資本金1,000万円で株式会社アルファポリスを設立
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アルファポリス社長の梶本さんは、書店に並べられている本と実際の人気に開きがあることに気づき、ネットでの人気をもとに出版する方法を取り入れました。この方法が時代の流れと見事マッチして、アルファポリスの事業はまたたくまに拡大しました。アルファポリスでは、読者投票を取り入れ、大人のためのライトノベルを創刊するなど、読む側の目線での出版が目立ちます。
2014年東証マザーズに上場しているのも、アルファポリスのこの恐ろしいほどの実力を物語っています。
株式会社アルファポリスの経営理念
アルファポリスの経営理念はこちらになります。
「新しい時代のエンターテイメントの追及へ」 「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネットを軸に新しいエンターテインメントを生み出し、提供する、最強のエンターテインメント企業を目指します。経営理念 | 株式会社アルファポリス
アルファポリスの創業時はネット小説の出版でしたが、その後コミックやブログなどネット上で可能な読み物全般を扱っています。さらには、最近のアルファポリスでは読み物に限定せず、ゲームなども手がけています。いずれはエンターテイメント全般をアマチュアからプロへという目線で、アルファポリスではクリエイター全般を応援する会社を目指しています。
株式会社アルファポリスの事業案内
アルファポリスの事業内容について詳しく見ていきましょう。
Webサイト運営 ネット小説及び漫画等のコンテンツを持つ「アルファポリス」を運営
書籍出版 Webサイト上の人気コンテンツの書籍化
アルファポリスのWeb上ではWebコンテンツ大賞で選ばれた優秀な作家を世に出しています。その作家の作品を書籍化するのもアルファポリスで行います。つまりは従来であれば、紙の書籍が先に来ることが順番でしたが、アルファポリスでは、ネットが先で紙が後という順番にすることで、ネット上ですでに人気がある程度わかっているため、出版してもロスがないという合理的なビジネスが成立しています。
出版業界の常識をくつがえした株式会社アルファポリス
アルファポリスのご紹介はいかがだったでしょうか?
電子書籍が一般化しつつある現代で、ネットから作家を発掘するというビジネスモデルを確立したアルファポリス。やはりアルファポリスのように人がやらないことを真っ先にやることは起業をする上で大事なことです。しかしそのあと軌道に乗せるにもアイデアがなければ難しい世界ですが、アルファポリスは難なくクリアしてきたイメージがあります。アルファポリスは、出版業界は厳しいという世間の声もなんのそのではないでしょうか。
アニメ、ゲーム、映画などまだまだ多くのエンターテイメント分野が残されていますので、これからアルファポリスは伸びしろが無限です。