GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(旧GMOクラウド株式会社) サーバーのホスティングと電子認証サービスを提供。世界展開も進める GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(旧GMOクラウド株式会社) 代表取締役社長 青山 満　

事業（事業内容）

【青山】

当社のサービス・事業は、大きく分けて2つあります。ホスティングサービスとセキュリティーサービスです。ホスティングサービスは通称レンタルサーバーと言われている事業ですが、企業が必要なホームページやメールアドレスを貸し出すというサービスですね。そんな中、現在お客様が約14万件ございまして、日本の法人向けのサービスでは、トップシェアを持っています。強みは何かと言いますと、まず件数が大きいこと。これによって新しい機能だったり、より安定性や信用度の高いサービスを、コストを1人当たりのお客様に対して、あまりかけずにできる。それがいいサイクルで、お客様の信頼を勝ち取っている理由です。

もう1つの事業として、セキュリティ事業があります。これは電子認証のサービスなんですけれども、これについては、まず価格が、競合会社に比べて圧倒的に安いと。だいたい2分の1か、3分の1くらいの料金であるということが、最大の強みですね。

【青山】

2006年に海外の会社を2社買収して、そして2007年から全世界展開を始めています。現在、セキュリティ事業において、グローバルサインという子会社でやっている事業なのですが、もともとイギリスとベルギーを2006年に展開して、それから2007年には、北米ですね。2007年8月に北米に展開、それから2008年2月に中国の上海に展開しています。日本だけで販売していても、それなりの事業にはなるとは思うんですが、世界同時に展開していくことで、成長のスピードを広げていきたいというのと、それからこの事業の特徴というか、インターネットビジネスの特徴ですけれど、1つのシステムで全世界カバー出来る。可能性が非常に高いですね。

今逆の立場として、企業が自社のビジネスに集中できるように、ITの部分、インターネットを通じて、ITのなんらかの環境が必要なときに、当社が代わって、提供していますよと、ぜひビジネスに集中して頂きたい。これが、当社が目指すところです。もともとはホームページ、メールアドレスという非常にベーシックな部分で、事業を提供していましたけれども、今やメールサービスというのは、世の中にはなくてはならい重要なインフラですし、これからはそれだけではなくて、例えばグループウェアのASPであったり、何らかの色々な社内のシステムであったり、さまざまなITサービスのアウトソーシングを提供していきたいなと思ってます。これが、当社が考えている理念、ミッションですね。