杉田エース株式会社 BtoBからBtoCへ参入！金物商社が開発「おいしい非常食」誕生の裏側 杉田エース株式会社 代表取締役社長 杉田 裕介　 (2016年12月取材)

―馬術から学んだ仕事の原点―

【杉田】

高校から馬術を始めました。幼少の頃からずっとやっていたということではなかったのですが、高校に入ってから、体育会系の部活に何か入ろうかなと思ったときに、インターハイや国体に出やすい、人口の層が薄いスポーツがいいな、という不純なきっかけでした。そんな理由で高校の馬術部で馬を始め、そこから結構のめり込みました。個人的に乗馬クラブに通って選手として活動するということを、高校、大学を卒業するまではずっとやっていたのですね。高校のときは全日本ジュニア選手権や国体など、全日本大会クラスを目指して、本格的にスポーツとしてやっていました。ですか、ら学校には全然行っていませんでした。学生生活のほとんどが乗馬クラブというか、馬のいるところで過ごしていたというのが学生時代の思い出ですね。

次は大きい大会に出るとか、上のクラスに出るという、常に目標があるわけですよね。また、時間軸の問題なのです。もう試合の日程は決まっていますから、今年はこういうクラスに出ようとか、次のクラスに出ようというのをある程度決めてやっていきます。そうするとやはり、それまでの間に目標に設定したゴールまでに成果が出るように、練習して向かっていくということなのですが、そこは仕事の面でも一緒ですよね。やはり期間を決めて目標を設定して、そのプロセスをきちんと積み重ねていくというところに、今の仕事のやり方の原点が非常にあると感じています。