Vol.1 歴史
歴史(ラーメン店からカラオケ屋へ、居抜き店舗での挑戦)
【腰高】
そもそもは飲食店、中華料理屋、ラーメン屋の経営を、私の父親がやっておりまして、長年30年近くやっていまして、私も学校を卒業した後に、昭和60年くらいですか、そのまま卒業と同時に実家に戻って家業を継いだというか、家業を一緒に始めたというようなスタートでして、当初は本当にまだ家内工業的な小さな会社でございまして、前橋を中心にお店を4店ほどやっておりました。
飲食店の方の経営が壁にぶち当たっていて、新規事業でそれを突破しようという考え方からスタートしたのですけれど、そもそもなぜカラオケというのを選んだかといいますと、2つほど考えがありまして、1つは今までやっていた飲食店というかラーメン屋の商売と、そんなにかけ離れていない商売を探そうということで、カラオケというものに目がいったということです。実際やってみますと全然違うのですけれど、当時は同じ店舗商売ですし接客業ですから、同じようなイメージで出来るのかなということで、カラオケというものに目が留まりました。
それからもう1つは、業界が出来上がっていないところに、魅力を感じました。大手さんがいなくて、個人店がよーいドンでスタートしている業界というところに魅力を感じました。そういう混沌とした業界であれば、当社の努力と頑張りで、何とかなるだろうというようなそんな感じですね。
【腰高】
実は3号店を出した時に、ある金融機関から、もうこれ以上お金は貸せないよと言われまして、お金は貸していただかないとどうしてもお店が出来ませんから、そこである意味成長がストップしたという時期がございました。
そんな時に大変偶然、幸運だったのかなと思っているのですけれど、ある人から潰れたカラオケ屋を、運営しないかというお話を頂きました。潰れたカラオケ屋を運営するというのは、最初は非常に怖くて、潰れたのだから潰れる理由があるわけですよね。
ところが先程も申しましたように、今までのやり方で銀行からお金を借りてということは、出来ないということになると、これはチャンスじゃないかと思いまして、これはチャンスじゃないかと思いまして、とにかくやってみようということで、居抜きの1号店を平成9年にオープン致しました。
かかった資金が通常のそれまで造ったお店に比べて、大体20分の1くらいの非常に小額の初期投資で済んで、3カ月で回収が出来たものですから、いやこれは素晴らしいなと思いまして、集客も前の1号店2号店3号店と同じように上がったんですね。
これはもしかしたら、このパターンじゃないかということを、その時に思いまして、それ以降、全国に250店舗ありますけれども、全部居抜きで出店してきたというのが当社の大きな特徴です。
経営者プロフィール
氏名 | 腰高 博 |
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役職 | 代表取締役社長 |
生年月日 | 1960年4月2日 |
会社概要
社名 | 株式会社コシダカホールディングス |
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本社所在地 | 群馬県前橋市大友町一丁目5-1 |
設立 | 2000 |
業種分類 | サービス業 |
代表者名 |
腰高 博
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従業員数 | 5,297名. (2023年8月末時点) |
WEBサイト | http://www.koshidakaholdings.co.jp/ |
事業概要 | 「居抜き出店」という独自のビジネスモデルで初期コストを抑えたカラオケボックス事業「カラオケ本舗まねきねこ」を中心に展開するカラオケ事業、全国900店舗をチェーン展開をするサーキットトレーニングジム「カーブス」事業、新たな取り組みが期待されるボウリング事 |