クリアル株式会社 クラウドファンディング×不動産投資で社会を変える経営者の挑戦 クリアル株式会社 代表取締役社長 横田 大造  (2023年2月取材)

インタビュー内容

【ナレーター】
クラウドファンディングを活用した、不動産投資の新たな形を展開する「クリアル株式会社」。

2018年11月にサービスを開始した『CREAL』は、大型不動産をはじめとしたさまざまな不動産への投資機会を1万円から提供。現在まで延べ80以上のファンドを組成し、累計調達額は260億円を突破している。

2022年4月にはグロース市場への上場を果たし、翌年1月には、国内最大手の金融持株会社であるSBIホールディングス株式会社と資本業務提携を締結するなど、着実に成長を続けている。

「不動産投資を変え、社会を変える。」というミッションの実現に向け、躍動する経営者の軌跡に迫る。

【ナレーター】
自社の強みについて、3つの専門性を持ったマネジメントメンバーが集まっていることにあると、横田は言い切る。

【横田】
具体的にはITとファイナンス、そして不動産ですね。

そういったところの表面上の知識ではなくて、それぞれの知識、私自身も深く研ぎ澄ませる必要があると思うのですが、そういった各々のキャリアのプロフェッショナルが集まっていることが大事だと思っています。

【ナレーター】
横田のファーストキャリアは新卒で入社した外資系コンサルティング企業だった。不動産投資の仕事に携わる中で、大きな可能性を感じた横田は、大手金融機関を経て、国際的な不動産ファンドへ転職。順調にキャリアを重ねる一方、あることに苛まれていた。

【横田】
誰のために働いているのだと。世の中のために立っているのかと非常に疑問に思っていました。

そんなところに新生銀行でヘルスケアを対象としたREITを立ち上げるというプロジェクトがあり、非常にこれは面白いなと。

当時、ヘルスケア、老人ホームや病院が中心ですが、そういったものの供給が進んでいないと聞いていました。

そこにヘルスケアという括りで経済的リターンと社会的リターンを両立できるというビジネスに魅力を感じて新生銀行に転職した、そんな経緯ですね。

【ナレーター】
新生銀行に入行し、病院や老人ホームへの融資を担当していたが、投資家を見つけることに苦慮していた。この課題と向き合う中で、現在の事業である不動産のクラウドファンディングビジネスの着想につながったと、横田は振り返る。

【横田】
病院や老人ホームは投資としてのトラックレコードがないということで、なかなか投資が進んでいなかったのです。

そこで私は疑問を持ちました。こんなに社会的ニーズももちろんあって、安定したリターンを生むのになぜ投資が進まないのだろうと。

これはプロの方たちではなくて、一般の個人の方たちを対象としたクラウドファンディングを構築することで一気に投資も進むし、皆さんにとっても絶好の資産運用の手段になるのではないかと思い、クラウドファンディングでビジネスを立ち上げたいと思ったのです。

そこがターニングポイントだと思います。

【ナレーター】
クラウドファンディングビジネスを立ち上げたいと考えていた矢先に、声をかけられたのが、クリアルの前身企業だった。その経緯に迫った。

【横田】
当時、アメリカでは既にクラウドファンディングの兆しがどんどん大きくなってきていました。これは日本にとってもビジネスチャンスになるぞということで、時間を買いたいと思ったのです。

そのとき運良く、クリアルの前身の会社、ブリッジ・シーという会社が、社長ポジションを探しているということで、ヘッドハンティングを受けました。そこで私のアイデアを持ち込んだのです。

今まで資産運用で全くイノベーションが進んでいない、これからはITを導入するべきだと主張しました。

ついては初めはクラウドファンディングで構築することによって、不動産投資の参入障壁を下げて、皆さんに資産運用手段を提供しようという提案です。その事業で上場まで持っていこうというストーリーでプレゼンをしたのです。

そこでトントン拍子に進みまして、私も一緒に株を持って、共同経営者として進んでいくことになりました。

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経営者プロフィール

氏名 横田 大造
役職 代表取締役社長
生年月日 1976年4月9日
出身地 東京都
座右の銘 任せて任せず
愛読書 ビジョナリーカンパニー
尊敬する人物 松下幸之助
略歴
2000年、アクセンチュア株式会社入社。2005年、オリックス株式会社にて不動産ファイナンス業務に従事した後、2007年、ラサールインベストメントマネージメント株式会社にて、オフィス、レジデンシャル、商業施設等への投資業務に携わる。

2011年、株式会社新生銀行にてヘルスケアREITの企画・設立を担当。2014年、上場ヘルスケアREITの運用会社ジャパン・シニアリビング・パートナーズ株式会社を創業、投資運用部長として物件取得業務を統括。

2017年4月よりクリアル株式会社の経営に参画し、代表取締役社長に就任。不動産投資プロセスのDXを大胆に推進する資産運用会社をコンセプトに、一口一万円から投資できる不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL(クリアル)」を含めた各不動産テック事業をローンチ。

2020年、国土交通省主宰「不動産特定共同事業(FTK)の多様な活用手法検討会」委員就任。2022年、一般社団法人不動産テック協会の理事就任。

会社概要

社名 クリアル株式会社
本社所在地 東京都港区新橋二丁目12番11号 新橋27MTビル
設立 2011
業種分類 その他
代表者名 横田 大造
従業員数 120名
WEBサイト https://corp.creal.jp/
事業概要 ①資産運用プラットフォーム事業 ②不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL(クリアル)」 ③ 個人向け不動産投資運用サービス「CREAL PB(クリアルピービー)」 ④機関投資家や超富裕層向けの資産運用サービス「CREAL PRO(クリアルプロ)」
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