株式会社キャンドゥの企業概要と沿革
キャンドゥの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、キャンドゥのおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社キャンドゥの基本情報
社名 | 株式会社キャンドゥ |
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本社所在地 | 東京都新宿区北新宿2丁目21番1号 新宿フロントタワー 33階 |
設立年月日 | 1993(平成5)年12月3日 |
代表取締役社長 | 城戸 一弥 |
株式公開 | 東証JASDAQ(証券コード:2698) |
資本金 | 3,028,000,000円 |
事業内容 | 日用雑貨及び加工食品を直営店舗にて販売する小売業並びにフランチャイジー等への卸売業
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なんとキャンドゥの現社長城戸一弥氏は、父である前社長で創業者の城戸博司氏の急死を受けて、若干25歳で社長になったという驚きの人物でした。当初はそんなに若くて大丈夫なのかという声が多かったようですが、これまでの業績を見ると、若いなりに新しいアイデアでキャンドゥの経営を進めているようです。
株式会社キャンドゥの沿革
キャンドゥの沿革はこちらになります。
1993年 12月 | 株式会社キャンドゥを設立 |
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1994年 1月 | フランチャイズシステムを確立 |
1997年 10月 | 全店舗受注管理システム(店舗発注EOS)を導入 |
2000年 6月 | 本部業務を東京都板橋区に移転 |
2001年 6月 | 100円ショップ初ジャスダック証券取引所へ上場 |
2003年 12月 | 東京証券取引所市場第二部へ上場 直営全店で店舗基盤システムを稼働 |
2004年 11月 | 東京証券取引所市場第一部指定銘柄に |
2006年 4月 | 直営店へ新価格帯商品、POSレジを順次導入 |
2007年 1月 | 中国に感動(上海)商業有限公司を設立 |
4月 | 「株式会社ル・プリュ」を子会社化 |
2008年 11月 | 子会社の「株式会社ル・プリュ」の全事業を譲受 |
2009年 2月 | 「100円ショップ オレンジ」14店舗を事業譲受 |
2010年 2月 | 本社3本部制の導入(商品・販売・管理) |
2011年 2月 | 新社長 城戸 一弥 就任 |
2012年 4月 | 東京都板橋区から新宿区に本社を移転 |
9月 | POS/自動発注システム直営店全店導入完了 |
2013年 2月 | 新ブランド仕様店舗一号店として「新百合丘オーパ店」リニューアルオープン |
6月 | 株式分割の実施、単元株の採用 |
9月 | 独自キャラクター「はっ犬(けん)ワンドゥ」登場 |
2014年 9月 | 完全子会社「株式会社アクシス」設立 |
2015年 3月 | 新業態「OHO! HO!」スタート |
12月 | 海外FC店展開 モンゴル、タイ |
2016年 1月 | 海外FC店展開 韓国
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キャンドゥのキャラクター「はっ犬(けん)ワンドゥ」は、若い世代を中心にキャラクターとしての人気を確立しつつあり、商品化を熱望するファンとのやり取りがネットニュースにも上がってくるほどです。やはり若い社長さんだけに、若い人に向けてのサービスが強化されつつあり、キャンドゥの今後も大いに期待が持てますね。
また、近年キャンドゥは海外展開にも力を入れていて、グローバル企業となるのも時間の問題です。特に中国をはじめとするアジアでは、まだまだ市場に余地がありますので、今後キャンドゥのお店が世界に広がることも想像に難くありません。
株式会社キャンドゥの企業理念
キャンドゥの企業理念はこちらになります。
[価値観]100円のすばらしさに誇りを持ち、どこまでも追及する [志すべき所]老若男女すべての人に利用してもらえるブランドにする [使命]100円で人(お客様・お取引先・従業員)を幸福にする企業理念 | 会社案内 | キャンドゥ
100円ショップとしての自覚とその特徴を存分に生かそうというキャンドゥの姿勢が伝わる内容です。実際キャンドゥは、100円ショップではなく単価を上げた雑貨店やカフェを取り入れた雑貨店を始めたばかりでしたが、やはり原点に立ち戻って100円ショップを追求していくということで、それらの店舗は閉店しています。
どうしても単価が100円なので、薄利多売になってしまいますが、キャンドゥではその分100円で何ができるのか、また100円でもこんなことができるよといった発信をInstagramで行っており、そちらの人気も上昇中です。
株式会社キャンドゥの商品戦略
キャンドゥの商品戦略について詳しく見ていきましょう。
商品力の強化 コラボ企画商品、20-30代女性向け商品、アイデア商品、消耗品
Instagramによる需要創出活動 100円には見えないおしゃれアイテムやシーンの紹介
やはり、キャンドゥでは若い世代向けのものを中心に、店舗の作りもおしゃれなデザインに変更中です。100円ショップの競争の中で生き残るキャンドゥの道は、若い世代向けのものやサービスをそろえるということなのでしょう。
デジタルツールも取り入れた販促が今後も期待の株式会社キャンドゥ
キャンドゥのご紹介はいかがだったでしょうか?
100円ショップは数あれど、キャンドゥは大変若い社長のもと、新しい戦略を次々と打ち立て実践しています。どのように差別化を図っていくのかという模索の中、着実に業績を伸ばしているキャンドゥ。今後もどんなことで私たちを楽しませてくれるのか、キャンドゥはワクワクさせてくれる会社です。
100円ショップの販売や商品開発などに興味があるならもちろんですが、若い力を積極的に登用してくれるキャンドゥなら、きっと新人社員であっても新しいアイデアを吸い上げてくれるのではないでしょうか。