株式会社大京の企業概要と沿革

大京の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、大京のおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社大京の基本情報

社名    株式会社大京
本社所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-24-13 千駄ヶ谷第21大京ビル
設立年月日 1964年(昭和年39年)12月11日
代表取締役社長 山口 陽
株式公開  東証1部(証券コード:8840)
資本金   41,171,000,000円
事業内容  不動産開発、不動産販売、都市開発

大京現社長の山口陽氏は、日本大学法学部卒業後入社し、長年営業にたずさわり1999年から取締役を務めてきました。2010年から大京の社長に就任し、かつては販売戸数No1といわれたライオンズマンションの販売から不動産管理事業へ主となる事業をうつすべく働きかけてきました。

株式会社大京の沿革

大京の沿革はこちらになります。

1960年 株式会社大京商事設立
1964年 大京観光株式会社(現株式会社大京)設立
1968年 シリーズ第1号 「ライオンズマンション赤坂」発売
1969年 マンション管理の専門会社として大京管理株式会社(現株式会社大京アステージ)を設立
1978年 事業主別マンション発売戸数で初の業界第1位
1979年 住宅流通センター(現株式会社大京穴吹不動産)を設置し、不動産流通・仲介事業を開始
1982年 東京証券取引所市場第2部に上場(1984年に市場第1部に上場)
1987年 大京観光株式会社を株式会社大京に社名変更
1988年 不動産流通・仲介事業の専門会社として株式会社大京住宅流通(現株式会社大京穴吹不動産)を設立
1998年 日本一の超高層マンション(当時)として「エルザタワー55」が竣工
2005年 オリックス株式会社と資本提携 企業統治の強化を目的に委員会等設置会社(現指名委員会等設置会社)に移行
2006年 マンション等の専有部に関するサービスを行う株式会社大京エル・デザイン(現株式会社リフォーム・デザイン)を設立
2007年 シリーズ6,000棟目となる「ザ・ライオンズ上野の森」発売 台北市に台湾大京股份有限公司(株式会社台湾大京)設立
2009年 子会社である扶桑レクセル株式会社を吸収合併 ビル管理等を手がけるオリックス・ファシリティーズ株式会社の全株式を取得し、子会社化
2012年 株式会社大京アステージがマンション管理を手がける株式会社グランドアメニティの株式を取得し、子会社化
2013年 株式会社大京アステージが株式会社ジャパン・リビング・コミュニティを吸収合併 オリックス・ファシリティーズ株式会社が主に電気設備工事を手がける株式会社アペックス和光を株式交換により子会社化 株式会社穴吹工務店の全株式を取得し、子会社化
2014年 株式会社大京アステージが工事事業を会社分割により株式会社大京建設(設立:2013年、現株式会社大京穴吹建設)に継承 オーストラリア、クィーンズランド州ブリスベン市に設立した現地法人「Daikyo Australia Pty Ltd(大京オーストラリア株式会社)」の営業を開始 設立50周年を迎える
2015年 香港に設立した現地法人「大京香港有限公司」(大京香港株式会社)の営業を開始 株式会社穴吹コミュニティが株式会社グランドアメニティを合併 株式会社大京建設が株式会社穴吹建設を合併し、社名を株式会社大京穴吹建設に変更 オリックス・ファシリティーズ株式会社と、主に沖縄県で事業展開する金秀グループが沖縄県内でビルメンテナンス業務を行う合弁会社「琉球ファシリティーズ株式会社」を設立 オリックス・ファシリティーズ株式会社がオリックス・エンジニアリング株式会社を合併 株式会社大京リアルドが株式会社穴吹不動産センターを合併し、社名を株式会社大京穴吹不動産に変更 株式会社大京エル・デザインが社名を株式会社大京リフォーム・デザインに変更 修繕工事施工会社である株式会社秀建の全株式を取得し、子会社化
(以上、株式会社大京HPより引用)

大京はかつてライオンズマンションの販売が好調でしたが、バブル崩壊を機に経営難に陥り、オリックス株式会社の援助を受け現在に至ります。その間で、マンション販売だけでは生き残れないという危機感を感じ、不動産管理事業にシフトしてきました。さらに2015年、大京は子会社の合併によりビル管理事業や工事事業などの強化を図っています。

株式会社大京の経営理念

大京の経営理念はこちらになります。

私たちはグループの力をあわせ、あらゆるライフステージに応える住まいとサービスを提供し、「住文化」(※)の未来を創造していきます。 ※「住文化」とは、住まいの向上を通じて、心の充足を高めるための人々の営み。
株式会社 大京 | 大京グループの経営理念

大京では福利厚生がしっかりしており、人間ドックに関しては配偶者も受けることができる仕組みです。また、有休をとりやすいということも多くの大京社員から聞かれます。大京の経営理念には社員の生活について述べられていませんが、働きやすい環境であることに間違いはないようです。

株式会社大京の事業案内

大京の事業内容について詳しく見ていきましょう。

マンション開発事業 ライオンズマンションシリーズなど
再開発事業 ライオンズマンションコスタ・タワー浦和など
マンション販売受託事業 綿密なマーケティング、販売戦略の企画立案、販売から契約・引渡し、物件の管理、マンションギャラリーをはじめとしたインテリア提案など
戸建て開発事業 アリオンテラスなど
マンション建替え事業 ライオンズ溝の口レジデンスなど
高齢者向け住宅事業 かがやきの季 中野南台など

現在大京の主となる事業は不動産管理事業で、収益の約48%を占めています。かつて大京の主となっていた不動産開発事業は、約36%です。今後も大京は不動産管理事業と不動産開発事業のバランスをとりながら安定した経営を目指すということです。

安定した経営基盤を築く株式会社大京

大京のご紹介はいかがだったでしょうか?

大京はバブル崩壊前の華々しい姿よりも、現在の地道で安定した経営を目指してがんばってきました。これからやっとその大京の花が再び開くときがきたのではないでしょうか。大京では近年高齢者向け住宅事業にも力を入れており、高齢化社会での需要がますます高まりそうです。