貴社の経営にかける思いについてご教示いただけますでしょうか

常に情報に対してアンテナを張り巡らせ、嗅ぎ回り、素早く行動に移すことが生命線です。

僕の周りには才能ある人たちがいてくれて、助けてくれる。彼らの強力なパワーに後押しされて、進んできたという感じです。力になってくれている社員や取引先のため、そして何より顧客の方々のために、今までにない新たな発想、情報、提案を軸として社会に貢献してきました。

また、これからも助けてくれる方々とのパートナーシップを何よりも大切にしながら、資産運用コンサルタントとしての道のりを歩んでいきたいと思います。そして、天災や経済の混迷があっても揺るがない強固な会社にしていきたいと思っています。

会社を立ち上げたきっかけについてご教示いただけますでしょうか

会社設立は平成15年5月。橋本氏が24歳のときでした。当時、21歳から3年間役員を兼務していた会社を辞め、本格的に社長業が始まりました。勤めていた会社の代表者と意見の食い違いがあり、それなら本格的に自分の力で事業を始めようと考えたのです。

当時はセオリーファクトリーの代表取締役社長でありながら、別の会社でも専務取締役に就いていたので多忙を極めていました。しかしこのままでは一人一人の顧客にきちんと向き合えない、独立して一つの仕事に向き合いたいという強い意志で現在のセオリファクトリーを立ち上げました。

人材の教育・成長にかける情熱についてご教示いただけますでしょうか

後岡氏がしっかりと社員たちをフォローしてくれているから、社内の雰囲気もすごは非常にいいです。社員はみんな野球が好きなので、お盆前などには社員同士で試合をすることもあります。試合後にバーベキューを企画するなど、社員同士の交流を大切にしています。

また実力さえあれば、年齢や経験など関係なくどんどん上の役職を用意しています。やる気のある人にはチャンスを与えてあげたいという考えなのです。

過去の苦難の中で、特に現在もその経験が活きていると思われるものは何でしょうか

会社を立ち上げて数年目、業績を伸ばしたいと思っていたときに、とある大きな物件を購入するチャンスが訪れました。さらに勢いをつけるチャンスだと思って僕が契約に向けて進めていたら、副社長から猛烈な反対を受けたんです。僕はやりたい、彼はやりたくないと真正面から意見が対立して一晩中話し合った結果、僕が折れました。彼の意見に従い、勢いで会社を大きくするのではなく着実に会社を大きくしようと考えを変えたんです。もし、このとき彼からの反対がなければ今も会社が残っていたかわかりません。僕が目の前の大きな仕事にぶれそうになったら、副社長がブレーキをかけてくれる。お互いが、アクセルとブレーキを担う夫婦のような関係がこのとき生まれて、今もその関係があるからこそ発展していけるのだと考えています。