※当コンテンツは取材費や試供品等をいただき記事を掲載しています。


株式会社トキネクト 代表取締役 倉知礼門氏

公式HP:https://tokinect.com/

ーご創業の経緯について、お聞かせいただけますでしょうか。

倉知社長:
元々デザインの仕事はしたかったのですが、中々自分の考えに近い会社が見つからずにいました。ただある時、0から作り出す方が好きで、得意だった私は「作ればいいんだ」と考えました。

そこで一緒に始める人がいたら、と探して出会ったのが「元料理人」と「元ニート」です。これだけ聞くとデザインとは関係ないですよね。その通りでしたが、経験者?という程光るセンスを持つ料理人と、学生時代の友人で知らない間に能力を身につけていた「元ニート」だったんです。

過去に何をしていたかではなく、未来をどうしていくかの力を見出した時、会社としてやっていく覚悟が生まれました。1人でも出来るけど、誰かと一緒の方が世界が広がりますよね。

ーサービス提供に際して、こだわっていることなどはこざいますか。

倉知社長:
とにかくヒアリングを重視し、クライアント様のニーズをとことん掘り下げにいくことですね。

一見、言われたことだけしていれば問題ないような業界に思われがちですが、実は違います。

クライアント様はデザインに関しては素人の方が多いです。クライアント様の「ニーズ」以上の本当に作らないといけない本質的なテーマを見出し、生涯において残せる普遍的なオリジナリティを作り出しています。

ー貴社がヒットしたその秘訣を教えていただけますでしょうか。

倉知社長:
企業理念の一つである、TTTですかね。大切な人の大切な人を大切にするという理念です。

クライアント様の大切なお客様や、クライアント様のご家族など、目の前のクライアント様も大切なのは当然ですが、その先まで考えたデザインやサービスの展開、来社時のおもてなしなどは心底喜んでくださいます。

技術やスキルでの差別化は非常に難しいと思いますが、一回一回のディレクションや商談時の世界観作りが印象的だとよくお褒めの言葉をいただき、ご紹介が続いています。

ー視点を変えて、採用に関する質問です。貴社が求める人材像や社長の右腕として活躍するために必要な『素質』を教えていただけますでしょうか。

倉知社長:
起業家精神です。

会社の規模が大きくなったとしても常にスタートアップだと考えていますね。

世間にある何十年も経営されているビジネスにとっての大きな課題のひとつは、「必要な時に劇的な変化を起こすことができるか」ということです。物事を客観的に見て、感傷的な理由でなにかに固執せずにいられるか。売るだけでなく、商品やサービスを作るため、リスクをとることができるか。

今、全ての産業が大変革の真っ只中にいます。数年後この業界がどうなっているかなんて予測不可能です。僕は一人の商売人として学び始めてから、採用に関しても変化から逃げるのではなく、変化を受け入れることを学び、自ら変化を起こす人物を常に求めます。

ー最後になりますが、貴社の今後のビジョンをお伺いできますでしょうか。

倉知社長:
目の前のクライアント様の【お守り】のような存在になっていきたいと思っています。

お守りって別にあってもなくても生活に大きな変化はないと思いますが、人々の心のどこかで重要な存在だから皆、1つ2つ持ってるんじゃないかなと。

トキネクトが手掛けたデザインが験担ぎになったり、クライアント様の事業を長く生涯に渡って守っていけるようになりたいと思っております。