※当コンテンツは取材費や試供品等をいただき記事を掲載しています。

ー創業当時の秘話などございましたら、ご教示いただけますでしょうか。

河越社長:
1956年、株式会社TTC前代表取締役会長、故河越大郎が、「岩おこし」という米菓子をバタバタ(三輪自動車)に沢山積んで、熱海で商売を始めたところからTTCの歴史は始まります。

「一人でも多くのお客様に喜んでいただきたい」という一心で商いを行い、熱海・箱根・伊豆・群馬・千葉・日光とお得意先様が増えていき、今のTTC GROUPの基盤を作り上げていきました。

そして1977年に東京宝・株式会社を設立し、2008年に社名を株式会社TTCに変更。土産菓子の販売から、今では地域ブランド商品の企画・開発・卸・販売、さらには道の駅の運営や店舗プロデュース、そして地域創生コンサルタントなど、様々な事業を手掛けています。


ー貴社の商品(事業)の中でも特に強いこだわりがあるものを、お教えいただけますでしょうか。

河越社長:
TTC GROUPは今、地域密着型の事業をさらに強化し、地域ごとに会社を設け、地域社会と共に生きるために動き始めています。

その地域に根ざし、運命共同体としての意識をもった象徴的な取り組みが、「村の駅・道の駅事業」の全国展開構想です。

2006年、静岡県三島市に「伊豆・村の駅」をオープンし、「伊豆のおいしさをあなたに伝えたい」というコンセプトを掲げています。そして、地域の産物・伝統・歴史・技術を活かし、自然・健康志向の物販のみならず、体験や学習を盛り込んだ「食のテーマパーク」を目指して運営をスタートさせました。

私たちが手掛ける「村の駅」事業により、地域を活性化させ、地元の人にもその地域を訪れる人にも、笑顔と感動を提供してまいります。


ー様々な事業を展開するうえで、大切にしていることを教えていただけますでしょうか。

河越社長:
あらゆる事業において、「お客様の感動を創造する」という経営理念の軸がぶれることのないように意識しています。

TTC GROUPでは「感動」が商品であるということを全従業員が理解しています。商品の企画開発や店舗運営、接客サービス、販促やSNS運用といった全ての業務において、理念に沿っているか顧みることを忘れません。

さらに、経営の中で「とがる・ささる・突き抜ける」という基本方針を大切にしております。

時代の変化に対応し続け、今求められていることは何かを察知し、すぐに企画やサービスに反映させていくこと。そしてお客様の期待を上回り感動をお届けしていくことが我々の使命であると考えています。


ー話題を変えて、採用に関する質問です。貴社が求める人材像や社長の右腕として活躍するために必要な『素質』をご教示ください。

河越社長:
TTC GROUPの大切にしている経営理念「お客様感動創造」に共感し、明るく前向きに挑戦できる方です。

お客様や一緒に働くメンバーの喜びが自分の喜びであると感じ、常に感謝の気持ちを持ちながら行動できるメンバーがTTC GROUPには多くいます。

また、仕事を通して自ら成長し、会社の成長や社会への貢献を果たしていく。そのためにも、自分自身の無限の可能性を信じ、前向きにチャレンジする人が、結果的に多く活躍しています。

仕事だけでなく、人として成長できる場がTTC GROUPにはあります。


ー最後になりますが、貴社の今後のビジョンをお聞かせください。

河越社長:
私たちは「日本全国の地域を活性化し、日本を元氣にする」「ワクワクする地域の未来づくりを実現する」ことをビジョンとして掲げております。

なかでも「村の駅」事業においては、自社で農産物などを育て、それらを加工・製造・販売・卸まで一貫して行っていく6次産業化ビジネスモデルの確立・強化を行っていきます。

私たちが手掛ける「村の駅」事業によって、地元や観光に訪れるお客様に喜んでいただく。さらには、地産地消の理想を叶え、地場産業を盛り上げる。宿泊事業や温浴施設事業にも力を入れ、その地域ならではの“ブランド価値”を高めていく……これがTTC GROUPの目指す道です。

積み上げてきたノウハウを生かしながら、地域活性化のリーディングカンパニーを目指しています。


株式会社TTC 公式HP