株式会社ロイヤルホテルの企業概要と沿革

まず、ロイヤルホテルの企業概要についてご紹介します。これを見れば、ロイヤルホテルの基本情報や企業規模についてざっくりと理解できます。

株式会社ロイヤルホテルの企業概要

社名株式会社ロイヤルホテル
本社所在地〒530-0005　大阪市北区中之島5丁目3番68号
設立年月日1932年（昭和7年）2月
代表取締役社長川崎　亨
株式公開1961年10月
資本金132億2,911万4,551円
事業内容国賓・皇室をはじめ国内外のお客様をお迎えするホテルとして感動と満足の追求を主軸としたホテル経営
同社HPより参照


ロイヤルホテルは、「大阪でお客さまをもてなす近代的なホテルをつくろう」という地元の声がもととなり1932年に創業し、80年以上の歴史があります。

現在はそのお客さまを大切にしたホテル経営により、日本国内においてリーガロイヤルホテルグループのファンを着実に獲得し、外国人のお客さまのご利用も伸びています。まさにロイヤルホテルはホテル経営のリーディングカンパニーといえる存在です。

株式会社ロイヤルホテルの沿革

ロイヤルホテルは株式会社新大阪ホテルとして創業をはじめました。そして、1935年に「賓客のための近代的ホテルを大阪に」という願いをこめて、新大阪ホテルの建設を行いました。

また、1965年に建設した大阪ロイヤルホテルは9万件をこえる公募の中から選ばれた名称で、お客様の想いによってつくられたホテルです。ロイヤルホテルは「お客様が創業者」という想いを胸に、1958年に大阪グランドホテルや1969年に京都グランドホテルなど、多くのグループホテルを開業して事業を発展させています。

1990年にグループ名を新たに「リーガロイヤルホテルグループ」として、東京・広島・小倉（福岡）・新居浜（愛媛）にホテル事業のネットワークの拡大を行いました。2006年にはロイヤルホテルの優れた事業が認められ、建築・設備維持保全推進協会のBELCA賞における、ロングライフ部門を受賞しました。

また、ロイヤルホテルはホテル経営のノウハウを生かした新たな事業領域の開拓にも意欲的で、2007年に家庭料理宅配サービスとして「ベース21」をはじめました。これは、ロイヤルホテルが手がけるホテル業界初の全国宅配サービスとして知られています。

2015年に創業80周年を迎え、新たなリーガロイヤルホテルグループのスローガンとして「Royal Moment　～特別な瞬間を、80年～」をかかげ、さらなる事業の発展に取り組んでいます。

株式会社ロイヤルホテルの企業理念

ロイヤルホテルはサービスを利用するお客さまのあふれる笑顔の実現を目指しています。

そのために、リーガロイヤルビジョンとリーガロイヤルハーツを合わせてロイヤルホテルの企業理念としてかかげています。

ロイヤルホテルのリーガロイヤルビジョン

まず、リーガロイヤルビジョンとして、「CS・ES・No.1」をロイヤルホテルは定めています。このビジョンには顧客満足・従業員満足におけるNO.1の企業を目指すというロイヤルホテルの願いがこめられています。

このリーガロイヤルビジョンをもとに、ホテルグループとして、社会貢献、法令遵守、企業価値向上を行うことがロイヤルホテルの使命と考えています。

ロイヤルホテルのリーガロイヤルハーツ

リーガロイヤルハーツは社員ひとりひとりがどのような想いを持って、事業に取り組むかということが定められています。

ロイヤルホテルのリーガロイヤルハーツは下記のとおりです。

あたたかい心 常にゲストの立場で考え、すべてのゲストに最高のおもてなしをします。 スタッフ同士が尊重しあい、働きやすい環境をつくります。 正しき心 社会の一員として常識ある選択を心掛け、言葉と行動に責任を持ちます。 考える心 物事をさまざまな角度から分析し、的確なチャンス、タイミングを捉えます。 すべてが向上するよう工夫し、考える心を持ち続けます。 情熱の心 チームワークを最大限に発揮し、一丸となって突き進みます。現状に満足せず、常にチャレンジする情熱を持ちます。 リーガロイヤルハーツとは、リーガロイヤルビジョンを叶える私たちの"こころ"です。
企業理念｜会社情報｜企業・IR情報 ロイヤルホテル

株式会社ロイヤルホテルの事業ビジョン・事業内容

ロイヤルホテルの事業ビジョン

ロイヤルホテルはお客さまに「良質な時間」を提供するため、お客さまの目線に立った設備・料理・サービスの追求を行っています。

ロイヤルホテルが日本や海外のビジネスで活躍する方のホームになります。ロイヤルホテルが大阪をはじめとする日本を満喫するためのホームになります。ロイヤルホテルは世代をこえたさまざまな方がくつろげるホームになります。

このような時代・世代・国をこえたさまざまな方にとっての「ホーム」となることをロイヤルホテルの事業は目指しています。

ロイヤルホテルの事業内容

次にロイヤルホテルの事業内容についてご紹介します。

リーガロイヤルホテルグループとアソシエイトホテルズを合わせて、11のホテルの運営を行っています。それぞれのホテルは宿泊をはじめ、婚礼・宴会といったさまざまなシーンで利用されています。また、ホテル経営のノウハウを生かし、レストラン・グルメブティックなどの運営もロイヤルホテルは手がけています。

たとえば、ロイヤルホテルの代表といえる、大阪のリーガロイヤルホテルでは、972室という豊富な客室と、宴会場・会議場を合わせて59室を備えています。これにより、レストラン・グルメブティック・文化教室・スポーツクラブといったウェルネス事業や、ホテル内でのブティックなどさまざまな事業領域へのビジネスをロイヤルホテルは実現しています。

このような、生活・文化・アメニティ空間をロイヤルホテルは提供することで、地域社会のオアシスといえる存在になっています。

その他にも、こだわりの食品をはじめとするさまざまな商品がインターネットで購入できるEコマース事業にもロイヤルホテルは取り組んでおり、新たな事業の開拓を積極的に行っています。

株式会社ロイヤルホテルのまとめ

以上のように、お客さまの声をもとに創業をはじめたロイヤルホテルは、そのお客さまの目線に立った優れたサービスにより多くのファンを獲得し続けているホテル経営のリーディングカンパニーです。

そして、お客さまの「ホーム」となるべく、今後もロイヤルホテルは良質な時間を追求した事業を展開していくでしょう。