株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインの企業概要と沿革
■ 株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインの企業概要
社名 | 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) |
---|---|
住所 | 東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア8階 |
設立年月日 | 2000年5月1日 |
代表取締役社長 | 石坂信也 |
株式公開 | 東証1部(3319) |
資本金 | 1,436百万円 |
売上高 | 18,046百万円 |
従業員数 | 497名
|
■ 株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインの事業内容
〇リテールビジネス
Eコマース事業:ゴルフ用品のインターネット販売、ゴルフ用品販売サイト「GDOゴルフショップ」「ブランドストア」の運営
中古ゴルフクラブ販売買取りサービス、インターネット及び中古ゴルフショップ「ゴルフガレージ」の運営
ゴルフガレージ全5店舗の運営
ゴルフレッスン事業、全米最大のゴルフレッスンチェーンゴルフテックの日本代理店として「GolfTEC by GDO」全店舗7店舗の運営
ジュニア専門のゴルフスクール「キッズゴルフ」の運営
〇ゴルフ場ビジネス
インターネット、電話、モバイルによるゴルフ場の予約サービス及びゴルフ場の営業サポート
ゴルフ場の予約サイトの運営
ゴルフ場向けASPサービスの提供、ゴルフ場運営、集客支援サービス
共通ポイントサービス(GolfersPonta)
〇メディアビジネス
オンラインメディアの運営、インターネットを中心とした広告事業、モバイルサービスの提供運営
(ゴルフニュース、情報配信、コミュニティーサービス、広告事業)
■株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインの沿革
2000年5月 | 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)設立
GDOゴルフ場オンライン予約サービス開始 GDOゴルフ競技速報コンテンツ、広告マーケティングサービス開始 |
---|---|
2001年1月 | ゴルフ用品販売サイトGDOSHOP.comオープン |
2002年11月 | クレジットカードGDOカード開始 |
2003年3月 | ゴルフ場向けASPサービスGDOWebPack提供 |
2004年4月 | GDOが東証マザーズに上場 |
2004年11月 | GDOが千葉県浦安市に物流倉庫を設置 |
2005年2月 | GDOが携帯3キャリア公式サイトゴルフダイジェスト・モバイル開始 |
2005年4月 | ゴルフ場向けシステム支援サービスGDO GOLF-XML開始 |
2005年9月 | プロゴルフツアーGDOチャレンジ&レディースカップ開催 |
2005年12月 | GDOクラブ会員75万人突破 |
2006年3月 | GDO本社が東京都虎ノ門に移転 |
2006年10月 | オンラインマガジンGDO GOLFstyle開始 |
2006年12月 | ゴルフ用品Eコマース新事業GDO SELECT SHOPオープン |
2007年1月 | GDOクラブ会員100万人突破 |
2008年1月 | GDOクラブ会員120万人突破 |
2008年5月 | GDOがソーシャルマッピングサービスPeta Mapと提携開始 |
2009年1月 | GDOのゴルフ場予約サイト経由のプレー者数1000万人突破 |
2009年5月 | GDOがKDDIと共同でau Smart Sports Golfをスタート |
2009年9月 | GDOクラブ会員150万人突破 |
2010年3月 | GDOが株式会社インサイトの株式を取得し子会社化 |
2011年3月 | GDOが東北太平洋沖地震に対する復興義援金を募集開始 |
2011年6月 | GDOが米国Golf Digest誌とライセンス契約を締結 |
2012年3月 | GDOが日産自動車と電気自動車充電器をゴルフ場100コースに設置 |
2013年6月 | GDOが立教大学経営学部にデータサイエンティスト養成講座を開講 |
2013年10月 | GolfTEC by GDOの受講者2,000人、のべレッスン回数20,000回突破 |
2014年1月 | Android版GDOスコア管理アプリを提供開始 |
2014年3月 | iPhone版GDOスコア管理アプリを提供開始 |
2014年4月 | GDOがAmazon.co.jpとのゴルフ場予約サービス提携を開始 |
2014年10月 | GDOが第一回日本ゴルフビジネスフォーラム開催
会員数250万人突破 |
2015年4月 | GDOが北海道新聞との業務提携開始 |
2015年5月 | GDOが東証2部へ市場変更 |
2015年6月 | ゴルフレッスンチェーンGolfTEC by GDO池袋店オープン |
2015年9月 | GDOが東証1部へ市場変更 |
2016年5月 | GDOが第一回ホワイト企業アワード東日本特別賞、東日本ワークライフバランス部門賞を受賞 |
2016年11月 | GDOクラブ会員300万人突破
GDOが本社を東五反田に移転 |
株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインのミッション&スピリット
■ 地域、言語、世界観といった枠を超え、ゴルフをもっと、多くの人々に知ってもらい、ゴルフにもっと、気楽に触れてもらい、ゴルフでもっと、人生を楽しく豊かなものにしてほしい。GDOは、お客様の良きパートナーとして、ゴルフを通じて人々が互いに理解しあえる世界の実現に努めます。
■ スピリット(行動規範):GDOは、目指すべきスピリット(行動規範)を、次の三つで表現しています。これを、GDOグループの役員、従業員に共通する行動指針として運用し、日々の業務で積極的に実践することにより、ミッションを果たしてまいります。
・ ミッション:GDOのお客様は、ゴルフを楽しむすべての人々です。ゴルフのレベル、性別、年齢、客心:お客様視点を常に意識し、全国のゴルファー代表として最もお客様に喜ばれるサービスを手掛けること。
・ 魂注:改善、改良を繰り返し、使い易い、分かり易い、価値の高い、サービスを作り上げること。
・ WorkFast:競争相手との勝負は、先ずは素早いこと。早く判断、決断、行動すること。
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)ってどんな会社?
GDOは、ゴルフをテーマに、リテール事業(ゴルフ用品販売、中古ゴルフ用品買取り販売など)、ゴルフ場予約事業、メディア(コンテンツ広告)の3つの事業を展開している会社です。ゴルフに特化した会社ですから、ゴルフを知らない人、経験がない人は入社できないかと言うと、そうでもなさそうです。スポーツやレジャーを楽しむ気持ちがあれば歓迎されます。
GDOの石坂社長は、GDOはスポーツに特化しているからこそ、見つけられる付加価値を広く提供してきた自負がある。ですから付加価値の創造への挑戦にこだわりたい、と言っています。
自分自身で問題意識を持って、課題を見つけ、解決策を生み出し、実行できる人、そんな人が求められています。
社風は、極めてまじめな会社です(社長がそう言っています)。若手もベテランも、女性も男性も、関係なく、いつも一生懸命。誰に強制されるわけでもなく自然に集中している。これがGDOの良き企業文化となっています。
もう1つ紹介するならば、ボランティア精神が旺盛なことでしょうか。社内イベントを開催するときは社内ボランティアを募集して実行する場合が多く、募集するとすぐに希望者が集まってきます。そんな雰囲気のある会社です。
GDOの特徴として、コミュニケーション能力の高さがあります。ゴルフを中心とした各種のサービスを配信する広義のコミュニケーション能力。自分の意志を明確に、正確に伝え、くみとるコミュニケーション能力です。そしてチャレンジ精神もウリの1つです。ゴルフの領域でのポジションをより強固にするための挑戦です。この2つの特筆すべき特徴が会社の発展を支えています。
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン まとめ
社内コンペや業界懇親ゴルフコンペ、あるいは友人とのゴルフを計画する時、GDOのゴルフ場予約サービスを使用した人は多いでしょう。ビジネスや観光で、旅先でふとゴルフがしたくなり、GDOの一人ゴルフ予約サービスを使用する人も多くなってきました。GDOのゴルフ場予約サービスは実に便利です。これからさらに充実していくことでしょうが、一方、ゴルフ人口は確実に減少傾向にあり、ゴルフ場自体の経営も厳しさを増している実態があります。
GDOもこうしたゴルフ人口の減少は経営環境に影響があります。一時の隆盛を誇った元気は既にこの業界にはありません。
ゴルフ競技は、現在ではお金と時間の余裕のある人だけのスポーツでは決してありません。今や誰でも楽しめる要素をいっぱい含んだスポーツです。若い人から年配者まで等しく楽しめるスポーツです。ゴルフの魅力はすでに語りつくされた感もあるスポーツですが、まだまだおもしろさが内蔵されている可能性はあります。
GDOの立ち位置は、このような状況下で、極めて重要です。GDOはゴルフ業界に大きな影響力のある会社です。その情報力と発信力は他を圧倒しています。ゴルフ人口の減少が止まり、安定的なゴルフ愛好家人口が構築されれば、ゴルフ業界の将来は期待できます。ここにGDOの働きが大きくかかわってきますので、大いにリーダーシップを発揮してほしいものです。