株式会社クロス・マーケティンググループ ~ベンチャーキャピタリストから起業家へ。設立5年半で上場を果たした社長の軌跡~

Vol.1 家族の影響と学生時代

株式会社クロス・マーケティンググループ 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹 (2015年9月取材)

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【聞き手】

本日は、リサーチ事業を中心に総合マーケティング企業として東証マザーズに上場しておられます、株式会社クロス・マーケティンググループの五十嵐社長にお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。

【五十嵐】

よろしくお願いします。

【聞き手】

非常に急成長、急拡大しているということで、一代でこの会社を築いて、今まさしく成長真っ只中というところで、経営者としてもそうですし、ビジネスマンとしての五十嵐社長の人となりに今日は迫っていきたいと思います。

ー家族の影響と学生時代ー

【聞き手】

お生まれはどちらでいらっしゃいますか?

【五十嵐】

生まれは東京の神田です。

【聞き手】

下町っ子という感じですね。

【五十嵐】

そうですね。

【聞き手】

割とご親族やご両親など、いわゆる商売をされていらっしゃる方、経営者が周りに非常に多かったと伺っております。

【五十嵐】

はい、まさしくそうで、私の祖父は神田で店頭屋をやっておりまして、お店の店頭によくあるような軒(のき)のようなものをつくっておりまして、自営業者が親族に多い家です。私の父親も母親も独立してやっているという形でございますし、私の兄も社長を自分でやっているという事で全員経営をやっているという家ですね。

【聞き手】

そういう子供時代から割と、ビジネスというのに触れて成長される中で、ご自身もいつかは経営者になりたいと思っていらっしゃった。

【五十嵐】

そうですね。小さい頃から周りに社長たくさんいますので、いつかは自分でやりたいというふうに思ってはいましたけれども、大学を卒業するまでは、いわゆる普通の学生と全く変わらないような形で就職活動もしていましたし、生活もほとんど周りと変わらない状態だったと思います。

【聞き手】

ご出身は慶応大学と伺っておりますが、慶応を選ばれたという理由はなんですか?

【五十嵐】

たまたま私、高校から行っておりまして、経営者など有名な方が多い大学でございますので、元々慶応志望で入って、高校、大学と楽しい学校生活を送ることができましたね。

【聞き手】

特にビジネス云々というのを学生時代からやろうと意識されていた訳ではなく、将来的に起業につながればいいなというようなお考えだったのでしょうか?

【五十嵐】

そうですね、ですので、学生時代はラグビーをやっていたこともありまして、いわゆる起業につながるネタというのは、一つも持っていなかったんですね、しかしながら、就職活動の段階からいつかそういう起業につながるような仕事に就きたいということで、就職活動段階から始めたというのが、スタートになっています。

【聞き手】

新卒でご入社された会社は伺っておるんですが、選択肢はたくさんあったと思うんですね、特に慶応に行かれていたという、しかも経済を勉強されていらっしゃいましたので、そういった中で、就職をするのであればどういう会社にいこうという軸を持っていらっしゃったんですか?

【五十嵐】

やはり、起業されている方が多い会社を選んでいこうと思って、当時であると野村證券であるとか、総合商社的な会社がいいなとか思って、いわゆる独立につながる会社はどこだという観点で探していたということです。

【聞き手】

色々と模索しながら就職活動をされている中で、出会った会社があるんですよね。

【五十嵐】

そうですね。そこでまさしくベンチャー企業のことが分かる仕事がないかと探していまして、たまたまベンチャーキャピタルという言葉を大学のゼミで聞きました。日本にそんなものがあるのかと、たまたま調べていたら学校の掲示板に募集広告があり、ベンチャーキャピタルとそのまま書いてありまして。こんな会社が日本にあったんだということで、たまたま出会ったというのが実体だと思います。

【聞き手】

入社されたのが、日本アジア投資さんですね。ベンチャーキャピタルということで、先程の話からいうと、確かにベンチャーキャピタルであれば色々な会社の色々な事業を見て、それこそ投資に値するのかどうかを見ていける非常に面白いお仕事だと思うのですが、新卒でそういったことをやる会社ってまだまだ日本にその当時なかったですよね。

【五十嵐】

はい、多分日本で3社ぐらいしかなかったと思いますし、就労人口でいっても数百人いるかいないかという段階だったと思います。現時点においては、ベンチャーキャピタルはかなりもてはやされてきている業種のひとつになってきていますけれど、当時はほとんどの学生も世の中の人も知らない状態だったんですね。私が入社した当時だと1996年ということで、まだまだITバブルが始まる前で、インターネットという言葉もほとんどない状態ですね。

【聞き手】

当時はまだ『Windows95』が出て、一般にコンピューターが普及し始めた、そんな世界ですよね。

【五十嵐】

私も入社した段階では、職場にパソコンが1台というような状態でした。かつ稟議書とか色々なドキュメンテーションが手書きの時期もありましたので、丁度端境期にいたんですね。従って、元々ベンチャー企業の秘密を探りたいということで、ベンチャーキャピタルに行った訳なんですけども、今のインターネット産業事体のようなベンチャー企業ではなくて、いわゆるフランチャイズビジネスをやっているような感じでした。

例えば最近、成功してうまくいっていますけれど、牛角みたいなものだとか、地場の生鮮スーパーなどですね。そこがチェーン化を生み出して会社を大きくしてきたような会社であるとか、当時ITと言いましても、半導体とつくろうとかそういう時代だったと思います。

社長プロフィール

President's profile
氏名 五十嵐 幹
役職 代表取締役社長兼CEO

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