株式会社セキドの企業概要と沿革

■株式会社セキドの企業概要

社名株式会社セキド
本社所在地東京都新宿区新宿3丁目1-24京王新宿3丁目ビル
設立昭和38年2月
代表取締役関戸正実
株式公開東証2部(9878)
資本金29億7,993万円
売上高105億597万円(平成27年)
従業員数116名
事業内容ファッション事業部
       インポートブランド品(ジュエリー、バッグ、時計、アパレル、化粧品、アクセサリー、陶器、ギフト用品等の店頭販売並びに外商販売)
       インターネットショップ(ファッションを扱うインターネットショップ、モバイルによるショップ)
店舗数北海道1、東北2、甲信越北陸2、関東12、近畿2、東海5、計24店舗
株式会社セキドHP参照

■株式会社セキドの沿革

昭和31年関戸電機商会創業
昭和38年株式会社関戸電機設立
昭和57年株式会社セキドが売上高100億円を突破
昭和9年セキドが家電FC8フランチャイズ)契約スタート
平成元年セキドブランドショップ1号店出店
平成2年セキドが株式公開(店頭登録)
平成7年セキドが赤まる市場(群馬県高崎)に出店
平成11年セキド諏訪ステーションパーク(長野県)に出店
平成12年6月セキドSuper Select Shop LoveLove相模原店オープン
平成12年11月セキドSuper Select Shop LoveLove四日市店オープン
平成12年12月セキドが東証2部上場
平成13年7月セキドSuper Select Shop LoveLoveイオン東浦店オープン
平成13年11月セキドDigital Netwaok Shop SEKIDO橋本店オープン
平成15年3月セキドSuper Select Shop LoveLoveイオンウニクス南古谷店オープン
平成15年8月セキドSuper Select Shop LoveLoveイオン扶桑店オープン
平成15年12月セキドSuper Select Shop LoveLove太田店オープン
平成17年3月セキドSuper Select Shop LoveLove館林店オープン
平成17年3月セキドタリーズコーヒー館林アゼリアモール店オープン(FC1号店)
平成17年3月セキドSuper Select Shop LoveLove八千代台店オープン
平成17年6月セキドSuper Select Shop LoveLove浜松市野店オープン
平成18年4月セキドRUFF and TIGHT錦糸町店オープン
平成19年6月セキドSuper Select Shop LoveLove柏店オープン
平成19年6月セキドSuper Select Shop LoveLove小山店オープン
平成21年6月セキドSuper Select Shop LoveLove大高店オープン
平成21年7月でんきのセキド昭島モリタウン店オープン
平成21年7月セキドSuper Select Shop LoveLove高の原店オープン
平成21年8月セキドSuper Select Shop LoveLove越谷レイクタウン店オープン
平成22年6月セキド本社を東京都新宿区に移転
平成22年3月セキドSuper Select Shop LoveLove各務原店オープン
平成22年3月セキドSuper Select Shop LoveLoveイオン銚子店オープン
平成22年11月セキドSuper Select Shop LoveLove池袋PARCO店オープン
平成23年3月セキドSuper Select Shop LoveLoveイオン伊丹昆陽店オープン
平成23年4月セキドLoveloveアウトレット高倉店オープン
平成23年5月セキドGINZA LoveLove店オープン
平成23年6月でんきのセキド川越店オープン
平成24年8月セキド本社を東京都新宿3丁目へ移転
平成24年10月でんきのセキド全店舗閉店
平成25年10月セキドGINZALoveLoveイオンタウン上里店オープン
平成25年10月セキドGINZALoveLoveイオンタウン山梨中央店オープン
平成26年3月セキドEC事業部、事業開発部を新設
株式会社セキドHP参照

株式会社セキドの経営理念、経営方針

■ 株式会社セキドの経営理念

・ お客様に尽くす:お客様の利益を第一とし、お客様に尽くすことを全従業員の勤めとする。
・ 社員に尽くす:従業員の幸せのために尽くすことを企業の勤めとする。
・ お取引先に尽くす:良いお取引先があってこそ企業が成り立っている。お取引先に報いることを勤めとする。

■ 株式会社セキドの経営方針

・ 高い目標に挑戦:これがセキドの歴史をつくったバックボーンであります。年商1,000万円の創業時に年商1億円を目指し、年商1億円を達成した昭和43年に次の目標10億円を目指し、更に昭和58年年商100億円を達成して、現在年商1,000億円企業づくりに挑戦しております。セキドは夢を追い求める無我夢中集団であります。千里の道も一歩からといいますが、セキドは高い目標を掲げ、従業員一人一人が自らの進歩を求め、一店一点が地域No.1に挑戦しています。

・ ウソをつかない:お客様にウソをつかない。出来ないことは約束しない。約束ごとは必ず守ることをモットーとしています。企業が社員に対してウソをつかないことは当然であります。セキドはお取引先に対し、社会に対してウソをつかないことを信条とし、誇りにしています。本音で話し合える人間集団セキドこそ、企業成長の根幹であると考えています。

・ 店頭第一主義:一人のお客様に一つの商品を一人の社員が販売し、サービスを提供する。これが営業の基本単位であり、すべての経営活動はここを出発点とし、終結点としております。店頭第一主義をセキドの経営にたずさわる全員の基本姿勢としております。

(株式会社セキドHPより引用)

挑戦が続く株式会社セキドの事業

家電は家庭電器業界から店舗撤退し、今わずかに外商部で販売がされている程度で、現在では売り上げのほとんどがファッション部門です。多店舗の店頭販売を経営方針として掲げていますので急激な販売高の伸びは期待できないでしょうが、この店頭販売がこの会社のウリとなっており、特徴でもあります。徹底した自社専門バイヤーによる直接買い付けで、安心の価格形態となっており、長年にわたるファンも多いです。

また、ポメランジェという独自のブランドを立ち上げ、バッグ、財布の開発、製造、販売を自社で行っています。

そして新たに、現在、中国、韓国など世界24ヶ国で大ヒット中のマスクシート(美容液マスク)LEADERS日本総代理店となりました。マスクシートは低刺激処方コスメシューティカルブランド(機能性化粧品)です。水分チャージで素肌をリニューアルが謳い文句です。
セキド全店及び全国186の契約店舗、そしてアマゾン、ヤフーショッピングのネットショップなどで好評発売中です。

株式会社セキド まとめ

多店舗販売で依然として攻めの経営を行っているセキドですが、業績は低迷しています。2012年にはセキドの店舗が入居していたショッピングセンターが破産手続きしたため敷金債権1億2千万円が回収不能に陥り、一旦半分を貸倒引当金に計上しました。以来、本業の売上高も計画通りに上がらないこともあって、近年4期連続で赤字となっています。

今や、営業力の強化や、コスト削減、人材の強化などの施策は急務であり、一日も早く、黒字体質に戻さなくてはなりません。既にファッション事業部の売上高は全体の96.1%を超えており、電化製品販売の影すらありません。全人材を集中的に収益部門に集め、根幹を固めながら、販売網の拡充に尽力してほしいものです。内包するエネルギーが大きいだけに期待をするファンも多いです。