コンドーテック株式会社の企業概要と沿革
■コンドーテック株式会社の企業概要
社名 | コンドーテック株式会社 |
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本社所在地 | 大阪市西区境川二丁目2-90 |
設立年月日 | 創業1947年(昭和22年)4月1日 設立1953年(昭和28年)1月14日 |
代表取締役社長 | 近藤勝彦 |
株式公開 | 東証1部(7438) |
資本金 | 26億6,648万5千円 |
売上高 | 502億円(2016年3月期) |
従業員数 | 連結759名単体629名 |
事業内容 | 土木用、建設用、荷役用、船舶用金物、鋼材、溶接資材、鋲鏍、電設資材の製造販売、輸出入
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■コンドーテック株式会社の沿革
1947年(昭和22年) | 近藤藤緒が個人経営の近藤商店を大阪市大正区泉尾で創業 |
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1953年(昭和28年) | 株式会社近藤商店を資本金2,500千円をもって設立し、本社を大阪市大正区泉尾に設置 船舶用金物の製造販売を開始 |
1955年(昭和30年) | 商号を近藤鉄工株式会社に変更 |
1956年(昭和31年) | シャックルの生産開始 |
1962年(昭和37年) | ターンパックルの生産開始 |
1965年(昭和40年) | ワイヤロープの販売開始 |
1973年(昭和48年) | 土木用、建設用金物及び鋲螺の製作販売開始 |
1989年(平成元年) | 商号をコンドーテック株式会社に変更
コンドーテック九州営業所、高松営業所開設 コンドーテック鹿児島駐在所開設 |
1990年(平成2年) | コンドーテック東海営業所
コンドーテック中京営業所開設 コンドーテック八王子営業所開設 |
1991年(平成3年) | コンドーテック北関東営業所
コンドーテック多摩営業所開設 コンドーテック京滋営業所開設 コンドーテック関東工場開設 |
1992年(平成4年) | コンドーテック札幌工場
コンドーテック郡山営業所開設 |
1995年(平成7年) | コンドーテックが大証第2部に株式上場 |
1996年(平成8年) | コンドーテック兵庫営業所開設、建築用ターンパックル、ターンパックル用ボルトが日本工業規格(JIS)の表示許可を取得 |
1996年(平成9年) | コンドーテック北九州営業所開設 |
1999年(平成11年) | コンドーテックが東証第2部に株式上場 |
2003年(平成15年) | コンドーテック九州工場、関東工場において、建築構造用アンカーボルト製作工場(JSS)の認定取得 |
2004年(平成16年) | コンドーテック東関東営業所開設 |
2005年(平成17年) | コンドーテックがオーストラリアペワッグ社と代理店契約締結、スリングチェーン及び部材の販売開始 |
2006年(平成19年) | コンドーテック秋田、福島、北海道、南九州営業所開設
コンドーテック滋賀工場開設 |
2008年(平成20年) | コンドーテック滋賀工場において建築用ターンパックル、建築用ターンパックルボルトの日本工業規格(JIS)の表示許可を取得 |
2008年(平成20年) | コンドーテック札幌工場において建築構造用アンカーボルト製作工場JSSの認定取得 |
2009年(平成21年) | コンドーテック滋賀工場において建築構造用アンカーボルト製作工場JSSの認定取得 |
2011年(平成23年) | コンドーテック九州工場、滋賀工場、関東工場において、構造用転造両ねじアンカーボルトセット、構造用切削両ねじアンカーボルトセットの日本工業規格(JIS)の表示許可を取得 |
2012年(平成24年) | コンドーテック札幌工場において、構造用転造両ねじアンカーボルトセット、構造用切削両ねじアンカーボルトセットの日本工業規格(JIS)の表示許可を取得 |
2015年(平成27年) | コンドーテック盛岡営業所開設 |
2016年(平成28年) | コンドーテック長野営業所開設
コンドーテック熊本営業所開設 |
コンドーテック株式会社の企業理念
私たちは、未来を築く人材を育て、創意工夫と開拓の精神をもって企業活動を行うことにより、豊かな社会づくりに貢献します。
〇人材育成:人材は企業の宝であり、優れた人材を育てることは企業の将来を考えるうえでの大きな課題のひとつです。未来永劫に発展し続ける企業でありたい、という意味を込めて未来を築くとしました。
〇創意工夫と開拓の精神:新商品の他社との差異化、自社ブランドの確立など、新しい挑戦への積極的な心構えを表します。思考のすべてに問題意識と好奇心を持ち、固定概念にとえあわれずフレキシブルな発想で、積極的に進んでいく意気込みを表しています。
〇豊かな社会づくりに貢献:企業は、ただ単に自らの成功と利益だけを追うことなく、社会に気を配り、共に働きかけ、感謝する余裕をもってはじめて、社会に役立つことのできる一流の企業になり得ると考えています。地域社会や業界、そして社員全員の生活が豊かになるような企業活動を行っていこう、と意気込みを表しています。
もう少し詳しくコンドーテックの製品、商品を見ていきましょう
膨大な種類です。
・ 緑化・街路資材(マンホール、グレーチング
・ 吊り具(鍛造フック、クランプ、アイボルトなど)
・ ねじ(六角ボルト、ナット、Uボルトなど)
・ 基礎用部材(アンカーボルト、コンベースエコなど)
・ 鉄骨部材(プレシート、コラム当金など)
・ ネットシート類(養生、飛散防止用ネット、マットなど)
・ 保安用品(安全帯、カラーコーンバリケードなど)
・ 河川、法面資材(土のう、コンテナバッグ、人口芝など)
・ 港湾土木資材(停泊資材、車止め、係船環など)
・ シャックル(シャックル各種)
・ 物流荷役機器(ベルトラッシング、レバー、チェンブロックなど)
・ 型枠部材(セパレーター、当て板、ホンタイなど)
・ 溶接、塗装資材(溶接資材、ワイヤ、塗料など)
・ 建築金物(ルーフドレイン、フロアハッチ、物干しなど)
・ 機械、工具類(溶接機、ボール盤、バンドソーなど)
・ 電設資材(太陽光発電機、エアコン、LED照明器具など)
・ ロープ類(各種)
・ ターンパックル(ターンパックル各種)
・ チェーン(ペワッグチェーン、スリング、各種チェーン)
・ 仮設足場部材(パイプクランプ、ジョイントなど)
・ 他、現場用品、木造住宅用金物、ラッシング資材、ステンレス製品など
コンドーテック株式会社の特色
上記コンドーテックの取扱い製品、商品は膨大な種類となっています。これを全国45の営業ネットワークを使用して、コンドーテック自らの倉庫からスピーディーに地域のお客様に届ける体制が出来上がっています。これが最大の特色でしょう。
そして毎年数多くの新規顧客が増加しています。新規客先の獲得には、会社の熱い情熱さえ感じます。これは経営者の経営指針として、新規開拓は成長への戦略と考えているからです。
また、積極的な海外市場の開拓も特色の1つでしょう。中国、タイ、ASEAN諸国への進出、合弁、提携などの手段で展開していく考えのようです。
コンドーテック株式会社 まとめ
コンドーテックは建設業界に軸足があります。今後においては、東京オリンピックやリニア新幹線の建設など大型案件が目白押しです。コンドーテックにとってもさらなる需要の拡大で恩恵を被ることになるはずですが、建設現場の慢性的な人手不足は深刻です。これが不安要素となって、計画通りに事業が進展しない可能性があり、官民一体となった対策が必要です。
コンドーテックの今後の展開は、高付加価値製品の開発、既存販路による受注拡大、を目指し、企業買収や資本提携、業務提携などの戦略を進めていくとしています。
そしてコンドーテックの海外市場の開拓も大きな挑戦です。販路の開拓や人員の補強を進めて、海外売上比率を高めようとしています。
コンドーテックの財務内容も堅調で当面不安要素はありません。成長路線に乗る可能性の大きな会社ですから、目が離せません。