大日本印刷株式会社の企業概要

社名大日本印刷株式会社
本社所在地東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
設立年月日1894(明治27)年1月19日
代表取締役社長北島 義俊
株式公開東証1部
資本金1,144億6,400万円
事業内容出版印刷、商業印刷、IC、データベース、パッケージ、建材、エレクトロニクス、コンサルティング

大日本印刷株式会社の沿革

1876
明治9 10月 9日
秀英舎創業。数寄屋河岸御門外の弥左衛門町(現 銀座4丁目2番)
1877
明治10 -
『改正西国立志編』(日本初の純国産活版洋装本)完成
1878
明治11 1月 -
最初の舎則を定め、印刷業を「文明ノ営業」として創業の精神を表現
1881
明治14 7月 -
活字の自家鋳造を開始
1928
昭和3 9月 12日
日清印刷が辻本写真工芸社を買収し、日本初の原色グラビア印刷開始
1932
昭和7 10月 1日
日清印刷が大崎分工場を開設
1935
昭和10 2月 26日
秀英舎と日清印刷が合併、社名を大日本印刷とする。
増田義一、取締役社長に就任
1941
昭和16 5月 24日
青木弘、取締役社長に就任
12月 8日 日本軍、真珠湾を攻撃。太平洋戦争はじまる
1943
昭和18 12月 23日
佐久間長吉郎、取締役社長に就任
1944
昭和19 -
技術部研究室が発足
1945
昭和20 5月 27日
被災を免れた市谷工場が陸軍省・海軍省・大蔵省の管理工場に指定される
1960
昭和35 7月 30日
埼玉県福岡村(現 ふじみ野市)ミクロ製品専門工場を開設
9月 30日 NHKなど5テレビ局でカラーテレビ放送を開始
1961
昭和36 4月 24日
九州大日本印刷を設立
8月 10日大日本ポリマー(現 DNPテクノパック)を設立。ブローボトル成形開始
8月 21日研究所を技術部より分離し、中央研究所を設ける
9月 1日北日本印刷紙業を傘下に収め、北海道大日本印刷と改称
12月 -鋼板への直接カラー印刷に成功(日本初)
1962
昭和37 7月 20日
メタルプリント(現 DNPエリオ)を設立。富士製鐵(現 新日鐵住金)との合弁
9月 -紙カップの生産を開始
1963
昭和38 1月 24日
北海道飲料を設立(9月に北海道コカ・コーラ ボトリングに改称)
11月 1日事業部制を導入
1964
昭和39 4月 30日
大日本印刷(香港)有限公司を設立
8月 20日名古屋の弘益印刷を傘下に収める
10月 1日東海道新幹線開通(東京-新大阪)
10月 10日東京オリンピック開幕
- 漢字テレタイプでの送稿と全自動モノタイプ組版によって『週刊東洋経済』を印刷
- リードフレームの生産開始
1966
昭和41 7月 -
市谷に中央研究所棟が完成
1967
昭和42 7月 1日
万国博覧会対策本部を設置
9月 10日紙器専門の横浜工場を開設
1968
昭和43 8月 1日
企画制作の専門組織、クリエイティブ・デザインセンターを設置
12月 15日営業ビル竣工
12月 21日ニューヨーク駐在員事務所を開設
1969
昭和44 3月 21日
シドニー駐在員事務所およびフランクフルト駐在員事務所を開設
7月 10日四国大日本印刷を設立(現 DNP四国)
12月 -ラミネートチューブの生産を開始
1970
昭和45 3月 14日
日本万国博覧会が開幕
3月 20日西独・デュッセルドルフにDNPヨーロッパを設立
1971
昭和46 7月 20日
マクドナルド国内1号店が銀座にオープン
1997
平成 9 3月 12日
オンライン出版事業を開始
9月 1日電子マネーのモンデックスカードの発行業務を開始
12月 11日地球温暖化防止京都会議(COP3)で京都議定書を採択
- PETボトルのインライン無菌充填システムを開発
1998
平成10 2月 6日
バリア性に優れた非塩ビ系包材「IBフィルム」を発売
4月 8日「RMN(フランス国立美術館連合)イメージアーカイブ」がオープン
4月 23日栃木県西方町(現 栃木市)に宇都宮工場を開設
9月 22日フルカラーリップマンホログラム「トゥルーイマージュ」を開発
11月 23日DNP台湾(台灣大日本印刷股份有限公司)を設立
1999
平成11 1月 7日
茨城県牛久市にカード製造専門の牛久工場を開設
3月 2日接触・非接触共用のICカードを開発
10月 12日半導体パッケージ用超高密度多層基板(BGA/MCM用)を開発し、ビルドアップ配線基板事業に参入
- リチウムイオン二次電池用ソフトパックを製品化
2000
平成12 10月 6日
インターネットデータセンターを開設
10月 -非接触ICタグ「アキュウェイブ」を開発・生産開始
12月 7日DNPコリアを設立
2013
平成25 1月 23日
市谷に「コミュニケーションプラザ ドットDNP」を開設
4月 26日大阪の「ナレッジキャピタル」に「The Lab.カフェラボ」をオープン
6月 5日ベトナム・ビンズン省に軟包装工場を開設
7月 1日「DNP家計簿アプリ レシーピ!」配信開始
7月 25日DNPファインケミカル宇都宮、稼働開始
8月 23日DNPタイ設立
10月 25日柏データセンター竣工(12月稼働)
12月 3日マレーシア・ジョホール州にフォトプリント記録材の工場を開設
2014
平成26 3月 -
主婦の友社の株式を取得し、連結子会社化
8月 1日インド駐在員事務所を設置
9月 -「DNP微生物検査用フィルム培地Medi・Ca(メディカ)」を発売
10月 1日DNPすまいみらい研究所設立
10月 9日DNP京都太秦文化遺産ギャラリーを開設
2015
平成27 2月 -
農業用の「DNP反射フィルム リフレモ」を開発
3月 18日経済産業省主催の2014年度「ダイバーシティ経営企業100選」に選出される
4月 1日紀伊國屋書店と共同で、出版イノベーションジャパンを設立
5月 1日ミラノ国際博覧会が開幕、日本館に協賛
8月 6日田村プラスチック製品の株式を取得、DNP田村プラスチックとして連結子会社化
8月 8日DNP市谷加賀町ビル竣工
8月 -「DNPイメージングモール」のひとつとして「AR動く写真」サービス開始
10月 1日「DNPグループビジョン2015」発表
10月 20日証明写真機「Ki‐Re‐i」でマイナンバー制度の個人番号カードが申請できるサービスを開始
10月 -太陽光の反射・拡散により室内を明るくする採光フィルムを開発
2016
平成28 1月 -
企業のマイナンバー対応を支援するBPOサービスを開始
2月 19日フランス国立図書館との共同企画「体感する地球儀・天球儀展」を開催(9月4日まで) 
3月 10日イベントVR動画制作サービス「DNPカートンVRスマートフォンシアター」開始
3月 16日サイバー攻撃対策要員を養成する「サイバーナレッジアカデミー」を開設
3月 -インドネシアのWahyu Kartumasindo Internationalと共同でICカード発行の合弁会社PT.Wahyu DNP Bureauを設立
8月 25日市谷に「DNPプラザ」オープン
10月 1日DNPコミュニケーションデザイン設立
12月 13日「第9回ワークライフバランス大賞」(日本生産性本部主催)の大賞を受賞
以上、公式サイトより引用

大日本印刷株式会社の事業ビジョン

大日本印刷にはグループビジョンがあります。「P&Iイノベーションにより、4つの成長領域を軸に事業を拡げていく」というのが大日本印刷のビジョン。P&IというのはPrinting&Information。大日本印刷はパートナーと共に今までにない新しい価値の創造に取り組んでいます。

大日本印刷は4つの成長領域を定めており、それぞれ「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいとモビリティ」「環境とエネルギー」という分野です。

大日本印刷株式会社の経営理念

「大日本印刷グループは人と社会を繋いで新しい価値を提供する」という企業理念を掲げています。大日本印刷は「人」のニーズをかたちにして「社会」に提供します。また逆に「社会」のニーズをかたちにして「人」に提供することも大日本印刷は理念としています。

大日本印刷株式会社の事業ポートフォリオ

大日本印刷の製品・サービスにはDNPイベントマーケティング支援システム、情報セキュリティ教育、DNPソーラー電池式ブルートゥースビーコンなどがあります。

大日本印刷の事業は出版・印刷、マーケティング、企業コミュニケーション施策、生活者コミュニケーション施策、販売促進・Eコマース、業務効率化、メディア・コンテンツ設計開発などがあります。

大日本印刷は数多くの業務を平行して行っており、様々な分野のノウハウを持っている企業と言えます。上記の他にも大日本印刷はユニバーサルデザイン、インバウンド、環境配慮製品などの分野でも製品開発を進めています。

大日本印刷株式会社の事業案内、サービス紹介

大日本印刷株式会社の出版・印刷事業

大日本印刷が開発している製品の1つにホログラムがあります。大日本印刷は約40年にわたりホログラムを開発してきたプロでもあるんですよ。大日本印刷のホログラムは多くの企業やブランドに採用されています。

透明フィルムに浮かび上がるファンタグラスは大日本印刷のホログラム技術を応用したものです。面積の小さな点光源をフィルム越しに見ることによって美しい絵が浮かび上がります。

大日本印刷株式会社の作業効率化商品

大日本印刷の作業効率化商品に「DNPソーラー電池式ブルートゥースビーコン」があります。電池交換の手間を省くことができるソーラービーコン。屋内の照明下でも発電する事ができます。

大日本印刷のPETボトル無菌充填システムもすばらしいもの。大日本印刷ではコーヒーミルクポーションの無菌充填システムを開発して以来、長い期間にわたって食の風味を保つ無菌包装充填技術を開発してきました。大日本印刷が開発したPETボトルの無菌充填システムはいろいろなところで応用されています。

大日本印刷株式会社のメディア・コンテンツ設計開発

大日本印刷はメディア・コンテンツにも力を入れています。大日本印刷オリジナルの書店は単なる本の販売拠点ではなく、情報のプラットフォーム。生活者と企業のコンタクトポイントとして利用することができる点で大日本印刷の書店メディアは特徴的です。

大日本印刷が開発する素材

大日本印刷の採光フィルムは現場施工用として用いられています。窓からの日光を部屋の奥に取り入れることによって、室内が明るくなります。大日本印刷の採光フィルムを窓に採用することによってより環境にやさしい部屋の設計ができます。

大日本印刷株式会社が取り組むインバウンド事業

大日本印刷が開発するよりみちアプリ「YORIP」。生活者によりみちという楽しみ方をガイダンスするこの大日本印刷のアプリ。大日本印刷のこのアプリは日常の蓄積情報などをもとに分析するサービスもサポートしています。

幅広く事業展開する大日本印刷株式会社

大日本印刷は事業を幅広く持つことによって生活者のニーズにフレキシブルに答えています。大日本印刷の事業内容も環境のことをしっかり考えており、これからの進展が楽しみな事業内容ばかり。

大日本印刷のブランド・ステートメントは「未来のあたりまえをつくる」というもの。大日本印刷にはこれからも時代に廃れることのない長続きする技術を開発してほしいですね。