佐鳥電機株式会社の会社概要と沿革

まずは、佐鳥電機の会社概要について説明していきます。

商号佐鳥電機株式会社
本社〒105-0014 東京都港区芝一丁目14番10号
設立昭和22年7月
代表取締役社長兼 CEO佐鳥 浩之
上場証券取引所東京証券取引所市場第一部
資本金2,611百万円
事業内容電子部品・電子機器の販売及び、これらに付帯する事業など
(佐鳥電機株式会社ホームページより引用)

佐鳥電機株式会社の沿革

続いて、以下は佐鳥電機の沿革です。

昭和22年7月東京都港区芝金杉橋四丁目22番地に資本金18万円で佐鳥電機株式会社を設立。日本電気株式会社と販売特約店契約を締結
昭和44年6月佐鳥オートマチックス株式会社を設立。佐鳥パイニックス株式会社(現連結子会社)を設立
昭和48年9月中華民国台湾省台北市に現地法人「TSO YAO TRADING CO., LTD.」を設立
昭和51年9月香港に現地法人「HONG KONG SATORI CO., LTD.」(現連結子会社)を設立
昭和52年3月シンガポールに現地法人「SINGAPORE SATORI PTE., LTD.」(現連結子会社)を設立
昭和56年1月米国カリフォルニア州に現地法人「SATORI ELECTRIC (AMERICA) INC.」を設立
昭和60年12月佐鳥テクノシステム株式会社を設立
昭和63年7月現地法人「TSO YAO TRADING CO., LTD.」を解散し、台北市に新たに現地法人「TAIWAN SATORI CO., LTD.」(現連結子会社)を設立
平成2年12月ドイツに現地法人「SATORI ELECTRIC (GERMANY) GmbH」(現連結子会社)を設立
平成3年1月川崎市中原区に佐鳥グループ東京商品センターを開設
平成5年9月マレーシアペナン市に現地法人「SATORI ELECTRIC(MALAYSIA)SDN. BHD.」を設立
平成6年11月シンガポールに現地法人「SATORI PINICS (SINGAPORE) PTE., LTD.」を設立
平成6年12月日本証券業協会に株式を店頭登録
平成8年3月香港に現地法人「SATORI AUTOMATICS HONG KONG CO., LTD.」 を設立
平成9年3月東京証券取引所市場第二部に株式を上場
平成10年3月米国カリフォルニア州に現地法人「SATORI ELECTRIC INTERNATIONAL CORP.」及び「SATORI E-TECHNOLOGY (AMERICA) INC.」(現連結子会社)を設立
平成12年3月佐鳥エス・アイ・シー株式会社を設立
平成12年10月株式会社スター・エレクトロニクス(現連結子会社)を設立
平成13年3月タイに現地法人「SATORI ELECTRIC (THAILAND) CO., LTD.」を設立
平成13年6月佐鳥エス・テック株式会社(現連結子会社)を設立
平成13年8月中国上海市に現地法人「SHANGHAI SATORI CO., LTD.」(現連結子会社)を設立
平成14年2月香港に現地法人「SATORI PINICS HONG KONG CO., LTD.」を設立
平成14年5月「SATORI ELECTRIC INTERNATIONAL CORP.」及び「SATORI ELECTRIC (AMERICA) INC.」を「SATORI E-TECHNOLOGY (AMERICA) INC.」に吸収合併
平成14年10月香港に現地法人「SATORI S-TECH HONG KONG CO., LTD.」を設立
平成15年5月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定される
平成15年11月当社及び国内子会社6社、株式会社日本環境認証機構よりISO14001認証を取得
平成17年5月「SATORI ELECTRIC(MALAYSIA)SDN. BHD.」を清算
平成17年6月佐鳥テクノシステム株式会社を佐鳥エス・テック株式会社に吸収合併
平成17年11月当社及び子会社(国内5社、海外10社)においてISO9001認証を、海外子会社11社において ISO14001認証をそれぞれ株式会社日本環境認証機構より取得
平成18年4月株式会社佐鳥事務所を株式交換により完全子会社化
平成18年8月「KOREA SATORI CO., LTD.」(現連結子会社)を設立
平成18年9月「SATORI PINICS (THAILAND) CO., LTD.」(連結子会社)を設立
平成18年11月株式会社佐鳥事務所を佐鳥電機株式会社に吸収合併
平成19年6月佐鳥オートマチックス株式会社を佐鳥電機株式会社に吸収合併
平成20年1月現地法人「HONG KONG SATORI CO., LTD.」(現連結子会社)が、香港の「Willas-Array Electronics (Holdings)Limited」と合弁会社「SAWA Electronics(Holdings)Limited」を設立
平成20年3月「SAWA Electronics(Holdings)Limited」が、100%出資子会社「SAWA Electronics(Hong Kong)Limited」、「SAWA Electronics (Shanghai) Limited」を設立
平成21年3月佐鳥エス・テック株式会社福島工場を閉鎖
平成21年11月「SAWA Electronics (Shanghai) Limited」を清算
平成22年1月「SATORI AUTOMATICS HONG KONG CO., LTD.」を清算
平成23年4月「SAWA Electronics(Hong Kong)Limited」を清算
平成23年6月佐鳥エス・アイ・シー株式会社を佐鳥電機株式会社に吸収合併
平成24年11月「SAWA Electoronics(Holdings)Limited」を清算
平成25年6月「SATORI ELECTRIC (THAILAND) CO., LTD.」 を閉鎖。「SATORI PINICS (THAILAND) CO., LTD.」を「THAI SATORI CO., LTD.」(現連結子会社)へ社名変更。「SATORI PINICS HONG KONG CO., LTD.」及び「SATORI S-TECH HONG KONG CO., LTD.」を「HONG KONG SATORI CO., LTD.」へ統合。「SATORI PINICS (SINGAPORE) PTE., LTD.」を「SINGAPORE SATORI PTE., LTD.」へ統合
(佐鳥電機株式会社ホームページより引用)

■佐鳥電機の沿革の要点
最初は、昭和22年7月に東京都港区芝金杉橋四丁目22番地にて佐鳥電機株式会社を設立したところから始まりました。その後佐鳥電機は、昭和44年6月に佐鳥オートマチックス株式会社、佐鳥パイニックス株式会社(現連結子会社)を設立し、事業を拡大していきます。そして佐鳥電機は、平成9年3月に東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、勢いを増していきます。平成21年2月に佐鳥電機は、中国に現地法人「SHENZHEN SATORI CO., LTD.」(現非連結子会社)を設立し、現在もますます拡大しています。

佐鳥電機株式会社の事業案内

佐鳥電機の事業内容は、以下の通りです。

■佐鳥電機グループの機能
佐鳥電機グル―プは、商社/製造/設計・開発機能を組み合わせ、お客様のビジネスをトータルコーディネートします。佐鳥電機グループは、集積回路・半導体素子・表示デバイス・電気機材等の電子部品をはじめとして、PC・制御製品等の電子機器を取り扱っております。佐鳥電機グループは市場やお客様が求める製品やサービスの提供に加え、培ってきたノウハウやネットワークに製造/設計・開発機能を組み合わせ、問題解決を図ります。ルネサスエレクトロニクス社のゴールドパートナー企業として認定されております

■佐鳥電機のデザイン&マニュファクチャリングサービス
秋田開発センターを中心に、佐鳥電機グループが保有する技術力とコーディネート力で様々なご要望に沿った製品の設計開発・試作評価・量産までを当社が窓口となりワンストップでご提供します。
開発概要
①高周波(無線)技術をコアとしたモジュールおよびそれらを応用したシステム製品開発
②システム機器に関連するハードウェア・ソフトウェアの設計・開発・製造管理
③半導体開発〈ASIC・SoC・FPGAの回路デザインならびにシステムLSI化へのソリューション提案〉
④高付加価値スイッチの開発〈高容量開閉(高電圧、大電流)、電子回路、防水技術の融合によるスイッチの開発〉

■佐鳥電機のソリューションプロバイダ
佐鳥電機は、部品からモジュール、ユニット、システム開発まで展開しております。佐鳥電機は企画・設計から、運用・保守まで、トータルでコーディネートします。佐鳥電機はお客様の企画段階から入り込み、潜在ニーズを掘り出し、用途提案や開発提案を行うソリューション型ビジネスにも力を入れております。佐鳥電機グループが中心となり、様々な取引先と連携を行いながら、「お客様の必要とするもの」をお届けします。ICの特徴に応じ、パートナー関係にある海外の設計会社や製造工場を佐鳥電機がコーディネートし、設計から製造までを受託するビジネスを展開しております。

また、主要な仕入先商材を核とし、佐鳥電機の自社製品や複数の仕入先製品を組み合わせたり、共同開発を行ったりというビジネスを展開しております。企画・開発/設計・デザイン/製造/運用・保守、それぞれの段階において強みを持っている企業を佐鳥電機がコーディネートします。また、佐鳥電機はプロジェクト管理を行い、納入開始後も運用面等をサポートするビジネスを展開しております。

■佐鳥電機の主要取扱製品
佐鳥電機は、お客様の製品開発を支える豊富な製品群と開発・設計・製造サービスをご提供いたします。

■佐鳥電機のグローバルな事業展開
いち早く世界市場へ目を向けた佐鳥電機グループは、海外展開を図る日系企業のサポートはもとより、アジア・欧米企業への積極的なアプローチを推し進めております。また佐鳥電機は、海外のユニークな商材の開発により、多種多様な製品をワールドワイドに提供しております。

(佐鳥電機株式会社ホームページより参照)

このようにして事業内容を見てみると、佐鳥電機がいかに幅広く事業を展開しているかがわかりますね!

様々な商品を提供し、グローバルに事業を展開してきた佐鳥電機株式会社!

これまで紹介してきたように、佐鳥電機は商品の卸売だけでなく、お客様の様々なニーズに応えるためのソリューション提案なども行ってきました。佐鳥電機は様々な事業を展開し、世界各地でグローバルに活躍するエレクトロニクス商社として拡大してきました。佐鳥電機は自社の持つ開発、設計、製造といった機能を活かし、多くの取引を行っています。これまで培ってきたノウハウや流通ルートを活かし、佐鳥電機はこれからも事業を拡大していくことでしょう。

お客様のニーズに合わせたソリューションを提案し、信頼を獲得してきた佐鳥電機の今後の活躍に注目ですね!