グンゼ株式会社の企業概要
社名 | グンゼ株式会社 |
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本社所在地 | 〒530-0001大阪府大阪市北区梅田二丁目5番25号 ハービスOSAKAオフィスタワー |
設立年月日 | 1896年8月10日 |
代表取締役社長 | 児玉 和 |
株式公開 | 東証一部 大証一部 |
資本金 | 26,071百万円 |
事業内容 | 機能ソリューション事業、アパレル事業、ライフクリエイト事業
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グンゼ株式会社の沿革
1896(明治29年) | 創業者・波多野鶴吉が地域産業振興を目的に京都府何鹿郡〈現・京都府綾部市〉に郡是製絲株式会社を設立(初代社長 羽室嘉右衛門) |
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1926(大正15年) | 社章を商標登録グンゼ社章
(中心円は会社、外周円帯は養蚕家を象徴。共存共栄の姿をあらわしたもの) |
1927(昭和2年) | 郡是病院開設(1990年まで) |
1933(昭和8年) | ニューヨークにグンゼシルクコーポレーション設立
京都証券取引所、続いて大阪証券取引所に株式上場 |
1934(昭和9年) | 塚口絹製品工場〈現・グンゼタウンセンターつかしん〉でフルファッション靴下生産開始 |
1943(昭和18年) | 社名を郡是工業株式会社に変更 |
1954(昭和29年) | ミシン糸事業開始(津山工場) |
1955(昭和30年) | 社報『グンゼ』発刊 |
1957(昭和32年) | 亀岡工場新設、刺繍レース事業開始 |
1963(昭和38年) | 小判型グンゼを商標登録小判型グンゼ |
1965(昭和40年) | ファンデーション事業開始(倉吉工場)
郡是高分子工業㈱設立〈現・グンゼ高分子㈱〉 |
1966(昭和41年) | プラスチック事業部設置 |
1967(昭和42年) | 社名をグンゼ株式会社〈現社名〉に変更 |
1968(昭和43年) | パンティストッキング生産開始 |
1969(昭和44年) | 機械事業部設置
婦人服事業開始 |
1970(昭和45年) | 九州グンゼ㈱設立(ストッキング製造)
東北グンゼ㈱設立(メリヤス肌着製造) |
1971(昭和46年) | 合弁会社韓日繊維㈱を設立〈現・全紡グンゼ㈱〉(メリヤス肌着製造・販売)
衣料品販売強化のため営業所を廃止し、地域販売会社を設立開始 |
1973(昭和48年) | 緑化事業開始〈現・グンゼグリーン㈱〉
グンゼ物流㈱設立 |
1974(昭和49年) | グンゼ包装システム㈱設立(プラスチックフィルムの印刷加工・販売)
第1回グンゼワールドテニス開催(1993年まで20回実施) |
1976(昭和51年) | 「社是」制定 |
1977(昭和52年) | パジャマセンター設置〈現・ハウスカジュアルセンター〉 |
1981(昭和56年) | 中国済南針繊廠と肌着合作生産開始 |
1982(昭和57年) | グンゼ塚口開発㈱設立(1990年グンゼ不動産㈱と合併し、現・グンゼ開発㈱に) |
1983(昭和58年) | エンジニアリング・プラスチックス事業開始 |
1984(昭和59年) | 健康食品センター設置
第1回グンゼミュージックスペシャル開催(1996年まで12回実施) グンゼスポーツ㈱設立(スポーツクラブ事業開始) |
1985(昭和60年) | メディカル開発室設置〈現・メディカル事業部〉
電子部品事業開始 アパレル事業本部設置(メリヤス事業部とファンデーション事業部を統合) 旧塚口工場跡地にショッピングセンター「つかしん」オープン |
1987(昭和62年) | グンゼシルク㈱を解散、創業以来の蚕糸業から完全撤退 |
1989(平成元年) | 兵庫グンゼ㈱設立(ソックスの製造)
新大阪造機㈱と合併、SOZ事業本部設置〈現・メカトロ事業部〉(印刷・食品関係機械事業に進出) |
1992(平成4年) | グンゼ販売㈱設立(全国地域販売会社を統合)
Gunze Plastics & Engineering Corporation of America設立(プラスチックフィルムの製造・販売) コーポレートブランド管理規定の制定などGUNZE |
1996(平成8年) | グンゼ博物苑オープン(創立100周年記念事業)
会社創立100周年記念式典挙行 |
1997(平成9年) | グンゼ環境憲章の制定
上海郡是通紅繊維有限公司設立(ミシン糸、縫製副資材の製造・販売)〈現・上海郡是通虹繊維有限公司〉 上海郡是新包装有限公司設立(OPPラミネート製品、収縮製品の加工・販売) |
1998(平成10年) | 「グンゼ行動規範」制定
電子部品事業部設置 エンプラ事業部設置 GGI Technology Limitedを設立(タッチパネルの製造・販売) エルマ㈱設立(電子部品の製造) |
2006(平成18年) | 郡是(上海)商貿有限公司設立(アパレル製品の販売)
「グンゼ タウンセンター つかしん」グランドオープン ガバナンス体制強化(取締役任期を1年に変更、社外取締役2名を招聘、事前買収防衛策を導入) 社会貢献活動を目的とする「グンゼラブアース倶楽部」を創設(創立110周年事業) 内部統制システムの強化(「公益通報者等保護規程」「ITセキュリティ方針・対策標準」「内部統制システム整備に関する基本方針」などの制定) |
2007(平成19年) | 内部統制システムの強化(「CSR規程」、「リスク管理規程」などの制定)
取締役へのストックオプション制度導入 常熟郡是輔料有限公司設立(織りゴム、編みゴムの製造販売) 株主優待制度の導入 鴻巣工場跡地再開発「エルミこうのす」オープン グンゼンジニアリング㈱設立(エンジニアリング・省エネサービス事業) グンゼ記念館&博物苑が経済産業省「近代化産業遺産群」に認定 |
2008(平成20年) | 中国語圏用コーポレートロゴの制定など 郡是
肌着事業・レッグ事業をアパレルカンパニーに統合 郡宏光電股 有限公司設立(ITOフィルム製造) グンゼ記念館&博物苑が京都府「景観資産」に認定 |
2011(平成23年) | 「前橋リリカ」グランドオープン(グンゼ開発株式会社)
郡是医療器材(深圳)有限公司設立(医療器材の販売) 北京愛慕郡是服飾有限公司設立(肌着の輸入、販売) |
2014(平成26年) | 大阪本社移転
QOL研究所設立 あやべグンゼスクエア オープン 韓国グンゼ(株)設立 |
2015(平成27年) | GUNZE INTERNATIONAL EUROPE GmbH設立(メディカル分野、事業部門の支援)
大阪市女性活躍リーディングカンパニーに認定 Gunze Sports(Cambodid)Co.,Ltd.設立(スポーツクラブの運営) |
2016(平成28年) | GUNZE HANOI CO.,LTD.設立
株式会社ジーンズ・カジュアル ダン、有限会社伊達デパートを子会社化 創立120周年記念整備事業「グンゼ博物苑」リニューアルオープン |
グンゼ株式会社の事業ビジョン
グンゼのビジョンは「CAN20」で、中長期的に目標を達成していくビジョンを持っています。このグンゼのビジョンは「集中と結集」というキーコンセプトに基づいています。グンゼが持つ強みを活かして、グローバル企業として社会に貢献するというものです。
人々のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献するためにグンゼは健康、医療関連分野の成長を核とし、業界オンリーワンの地位を確立しようとしています。
グンゼ株式会社の経営理念
グンゼは「人間尊重」「優良品の生産」「共存共栄」を大切にしている企業です。社会からの期待に誠意をもって応えることも、グンゼの大切な経営理念の一部です。
グンゼ株式会社「創業の精神」
「人間尊重と優良品の生産を基礎として、会社をめぐるすべての関係者との共存共栄を図る」と言うのはグンゼの企業精神。優良品を作るためにはまず、お客様第一主義でなければなりません。グンゼはまず、人間尊重の精神を強く持ち、優良品の開発を目指しています。
グンゼ株式会社の事業案内、サービス紹介
グンゼグループは3つの事業を同時に展開しています。もともとは製糸業でしたが、現在は「機能ソリューション事業」「ライフクリエイト事業」「アパレル事業」に分かれています。
グンゼ株式会社のアパレル事業
インナーウエアやレッグウエア、ハウスカジュアル、繊維資材を生産しているグンゼのアパレル事業。インナーウエアは人の肌に直接触れるものだからこそ、最高の着心地を追求しています。
グンゼ株式会社のライフクリエイト事業
ライフクリエイトと聞いてもなかなかピンときませんが、この事業では主に、緑化、スポーツクラブ、温浴、エステイト開発などのビジネスを展開しています。例えば、グンゼの緑化事業では植物材料などを全国規模で取扱い、多種多様な植物材料を提供しています。都内のオフィスビルなどにもグンゼの植物が用いられているんですよ。
グンゼの機能ソリューション事業
グンゼのこの事業は、ストッキング製品を包装するパッケージの開発が始まりでした。現在では、デジタル端末、医療、食料品など様々なところにグンゼの技術が使われています。特にメディカル分野でグンゼは吸収性の縫合糸などを提供しています。グンゼのこの縫合糸は抜糸の必要が無いため、患者への負担を軽減する事ができるんですよ。
グンゼ株式会社の研究開発
便利で生活を豊かにする商品を提案しているグンゼ。研究開発を行うことにより、絶え間ない革新を続けています。グンゼは京都と滋賀に研究開発拠点を持っており、新たな技術を創出しようと熱心に取り組んでいるんです。わたしたちの生活のあらゆる部分に使われているグンゼの製品。これからもハイクオリティーなものづくりに励んでほしいですね。