新興プランテック株式会社の概要と沿革
まず、新興プランテックの基本情報は以下の通りです。
【新興プランテックの概要】
社名 | 新興プランテック株式会社(Shinko Plantech Co., Ltd.) |
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本社所在地 | 横浜市磯子区新磯子町27-5 |
設立年月日 | 1938年(昭和13年)7月20日 |
代表取締役社長 | 吉川 善治 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:6379) |
資本金 | 2,754百万円 |
事業内容 | 1.石油精製、石油化学、ガス、一般化学、電力、原子力、製鉄、食品、医薬品・医療その他各種産業設備及び民生用設備の企画、設計、製作、建設、保全
2.集塵装置、廃水処理装置、廃棄物処理装置その他各種公害防止装置の企画、設計、製作、建設、保全 3.塔槽、貯槽、加熱炉、熱交換器その他各種化工機類及び鋼構造物の設計、製作、据付、保全 4.地域冷暖房、空調、ビル・マンションその他各種施設の企画、設計、製作、建設、保全 |
新興プランテックは、神奈川県横浜市に本社を置き、石油精製、石油化学などのプラント全般に対して、メンテナンス、エンジニアリングサービスを行っています。そのサービスは日本国内だけでなく海外でもおこなっています。
成り立ちはというと、1938年創業の三興製作所と1954年創業の新潟工事が合併した事により、2000年に新興プランテックとして誕生しました。2007年には東証一部へ上場も果たしています。
それらの歴史を新興プランテックの沿革で見ていきましょう。
【新興プランテックの沿革】
2000年10月 | 新潟工事株式会社と株式会社三興製作所が合併し、新興プランテック株式会社が発足
<新潟工事> 1954年設立。旧日本石油グループ(現JXグループ)を主要顧客とし、石油精製、石油化学、薬品を中心とした各種プラントの建設からメンテナンスまでを手掛け、メンテナンスを事業主体とした企業。 <三興製作所> 1938年設立。石油精製、石油化学、一般化学など各種プラント分野に対してのエンジニアリングおよび旧東燃グループ(現東燃ゼネラルグループ)を主要顧客としてメンテナンスを手掛け、エンジニアリングを主体とした企業。 |
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2002年4月 | 第1次中期計画を策定 |
2002年6月 | 株式会社新潟鐵工所の石油・石化プラント関連のタンク事業を譲受 |
2002年10月 | 執行役員制度を導入 |
2003年11月 | 中国に子会社「無錫興高工程技術有限公司」を設立 |
2004年4月 | 第2次中期計画を策定
仙台事業所を設立 |
2005年3月 | 資本金を2,754百万円に増資 |
2006年7月 | 本店を横浜市磯子区新磯子町27-5に移転 |
2007年3月 | 東京証券取引所市場第一部に株式上場 |
2007年4月 | 第3次中期計画を策定 |
2007年7月 | 当社株式の投資単位を「1,000株」から「100株」に変更 |
2009年6月 | 川崎独身寮が完成 |
2009年11月 | 池田機工株式会社の株式80%を取得し子会社化 |
2010年1月 | 休眠中であったインドネシアの子会社PT.SANKO ENGINEERING INDONESIAをPT.SHINKO PLANTECHに社名変更し、事業を再開 |
2010年3月 | 磯子トレーニングセンターが完成 |
2010年4月 | 第4次中期計画を策定 |
2010年6月 | 株式会社高田工業所のインドネシアにおける事業および従業員をPT.SHINKO PLANTECHに引き継ぎ、インドネシアでの事業を拡大 |
2010年11月 | 東海工機株式会社の株式60%を取得し子会社化 |
2011年6月 | タイに子会社「SHINKO PLANTECH(THAILAND) CO., LTD.」を設立 |
2011年10月 | 株式会社東新製作所の株式100%を取得し子会社化 |
新興プランテックは、元々のメンテナンス事業を主体にしていた新潟工事とエンジニアリングも行っていた三興製作所が合併したことにより、事業範囲が拡大しました。そのプラントメンテナンス、エンジニアリングサービスを元に現在は中国、インドネシア、タイへの進出も行っており順調にその技術を世に広めていっています。
新興プランテック株式会社の経営理念
新興プランテックの経営理念は以下の通りです。
【経営理念】
当社は高度な品質のメンテナンスおよびエンジニアリングの提供を通じて永続的に発展し、 顧客の生産性の向上に寄与するとともに、社会の繁栄ならびに地球環境の保全に貢献する。新興プランテックHP:企業理念より引用
新興プランテックの経営理念には、質の高いメンテナンスや修理、改修を行い生産性を上げることで顧客に満足してもらえるようにという気持ちが伝わってきます。新興プランテックによる直接的な生産物があるわけではないですが、間接的に品質を保てるように努力をしているんですね。
新興プランテック株式会社の事業内容
新興プランテックの事業内容は下記の通りです。
新興プランテックは、石油精製・石油化学・一般化学・医薬・食品・電力・鉄鋼など、幅広い産業分野のプラントに付加価値の高いメンテナンスおよびエンジニアリングサービスを提供しています。新興プランテックHP:事業内容より引用
国内・海外あわせて多数のお客様の工場でプラントを保全しており、また各種プラントの改造・改修、新設工事などにも幅広く対応しています。
長年の実績と蓄積された技術によって、お客様のプラントライフサイクルに関わるニーズに、最適なサービスでお応えします。
新興プランテックは具体的には、定期修理や不具合が生じた際の迅速な対応などの安全や品質を保つための保全、
定期修理のメンテナンスと、より生産性を上げるための改造・改修、新設工事や増設工事などのエンジニアリングをおこなっています。長年培った技術で、迅速に安全にそしてコストの面でも最適なサービスをおこなってくれるんです。
日本のものづくりを裏方で支えているのが、新興プランテック株式会社!
新興プランテックが安全、品質保持をおこなってくれているからこそ、わたし達ユーザーも安心して使える製品が手元に届くんです。石油から医薬、食品にいたるまで様々なプラントのメンテナンス、エンジニアリングを行ってきた新興プランテックですが、今後も日本をはじめ、海外でもその名を聞く機会が多くなることがわたし達の安全への印になります!これからも新興プランテックにはますますの期待をしたいですね。