株式会社コア:概要と沿革
まずは、コアの基本情報を確認しておきましょう。
株式会社コアの概要
社名 | 株式会社コア CORE CORPORATION |
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本社所在地 | 東京都世田谷区三軒茶屋一丁目22番3号 |
設立年月日 | 1969年(昭和44年)12月 |
代表取締役社長 | 松浪 正信 |
株式公開 | 東証一部 |
資本金 | 440.2百万円(2016年4月現在) |
事業内容 | SI(System Integration)ビジネス、ソリューションビジネス
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株式会社コアの事業内容
SI (システムインテグレーション)
コアは培ってきた豊富な経験とノウハウを活かし、幅広いビジネス分野に最適なサービスを提供します。現在注力されているのは、医療・ヘルスケア、自動車、農業分野です。そのほかにもスマート家電、交通、ロボット分野など多岐にわたる分野で事業を行っています。コアはユーザーの多様な要望にも柔軟的に対応し、情報・ネットワーク・エンベデッドの融合で人々の安全・安心・快適な生活の実現、各産業におけるビジネスの効率化など、社会の課題解決をサポートしています。
製品
「COHAC∞」はIoTやビッグデータのキーセンサにもなるGPSや準天頂衛星をはじめとしたGNSS関連製品です。「COHAC∞」ブランドとして各種送受信機やモジュール群を取り揃えています。また、最近話題のIoTの関連製品もたくさん取り扱っています。コアが、導入のサポートまで行います。
ソリューション
コアではテロップシステムや、コアクラウドセンターサービス、ヘルスケアソリューションなどニーズベースの様々なシステムや製品の提供も行っています。1つの産業に限らず、様々な産業向けの製品があります。
株式会社コアの企業理念
企業理念
情報サービス産業は、情報技術(IT)を通じて人々の夢を実現するための未来環境を創造し、活力ある社会経済の発展を支え、グローバルな高度情報化社会を実現するための根幹をなす産業である。その一端を担うコアグループは、ベンチャースピリッツによって育まれた技術と経験をもって社会に貢献し、併せて企業としての存立基盤を確固たるものとして次世代へ継承していく。
株式会社コアの事業ビジョン
私たちコアグループは、お客様の業務を分析してRFPに応じた企画から運用までの一貫サービスをご提供する「SI(System Integration)ビジネス」と、幅広い分野に対応するユニークな製品群でお客様の抱える課題を解決する「ソリューションビジネス」を中核として事業を展開しています。「エンベデッドのコア」に代表される確かな技術力と実績を基本に、お客様が直面する課題、そして次の社会を見据えた諸問題に最適のソリューションをご提供してまいります。「創造と挑戦」の精神を発揮し、時代にマッチしたサービス拡充で、お客様満足度の向上に努めるコアグループに、どうぞご期待下さい。
株式会社コアの事業ポートフォリオ
1969年 | 株式会社システムコア設立(12月)
ソフトウェア開発事業を開始 |
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1971年 | マイコンシステム開発事業を開始 |
1972年 | 西日本シンクタンク株式会社(現・中四国カンパニー)設立
環境分析事業を開始 |
1973年 | 株式会社デンケイ設立、株式会社応用システム研究所設立
グループ化構想企画委員会を発足し「コアグループ」スタート 第1次5カ年計画(基盤整備計画)をスタート |
1974年 | バンキングシステム開発事業を開始
コアデジタル株式会社設立 ハードウェア開発事業を開始 |
1977年 | マイクロコンピュータ技術の「デパート化」推進開始 |
1978年 | 第2次5カ年計画(開発力増強計画)をスタート |
1979年 | 大阪コア株式会社(現・関西カンパニー)設立 |
1980年 | 株式会社アコード・システム設立 |
1983年 | 第3次5カ年計画(コアソフトの時代へ)をスタート |
1984年 | コアネットインタナショナル株式会社を設立しVAN事業に参入
北京核心軟件有限公司(北京コア)設立 グローバル展開を開始 |
1985年 | グループを統括する旧株式会社コア設立
新社屋「コアビル」を現在地、東京・三軒茶屋に竣工 |
1986年 | 北海道コア株式会社(現・北海道カンパニー)設立
社団法人日本システムハウス協会発足、同協会会長に種村社長就任 |
1988年 | 第4次5カ年計画(ベストシステムインテグレータ コア)をスタート
コアR&Dセンター竣工 |
1989年 | 北関東システムウェア開発センター(現・東関東カンパニー)竣工
九州コア株式会社(現・九州カンパニー)設立 株式会社システムコアが株式会社デンケイ、株式会社応用システム研究所を吸収合併 中部コア株式会社(現・中部カンパニー)設立 |
1994年 | PDMシステム(E/EXPress)知的所有権の全権を取得
PLM事業を開始 クライアント/サーバ事業に本格参入 |
1995年 | イントラネットを構築、インターネットサービス事業開始 |
1996年 | 第5次3カ年計画(コアグランドデザイン)スタート |
1997年 | コアグループ8社合併により新生「株式会社コア」誕生。カンパニー制導入の事業展開を開始
ソフトウェア・エスクロウ(第3者預託)制度の初の利用企業に |
1998年 | 株式公開準備委員会発足、公開準備開始 |
1999年 | 第6次3カ年計画(発展段階から飛躍段階へ)をスタート
種村社長、情報化促進貢献で通商産業大臣表彰を受賞 コア興産株式会社設立 |
2000年 | ISO9001認定取得(エンベデッドソリューションカンパニー) |
2001年 | ITコーディネータ協会理事会社として参画
上海核心信息技術有限公司(上海コア)設立 |
2002年 | 西日本e-R&Dセンター竣工
第7次3ヵ年計画(独立系ITサービスによる社会貢献)スタート |
2003年 | 東京証券取引所 市場第二部に上場 |
2004年 | 株式会社ギガの全株式を取得(完全子会社化)
東京証券取引所 市場第一部に指定 株式会社医療福祉工学研究所設立 株式会社プロネットの全株式を取得(完全子会社化) |
2005年 | 第8次3ヵ年計画(CORE VALUEでブランド力の強化)スタート
GPS事業(現GNSS事業)を開始 ISO14001認証取得(エンベデッドソリューションカンパニー、コア総合研究所、コアネットインタナショナル) |
2006年 | 株式会社ラムダシステムズの全株式を取得(完全子会社化)
電子テロップ事業に参入 ISMS認証取得(エンベデッドソリューションカンパニー、ビジネスソリューションカンパニー、管理本部、資材本部、人事本部) |
2008年 | 第9次3ヵ年計画(技術革新と製品・サービス創生でIT社会をリード)スタート
高感度GPS-IPライセンス提供を開始 ISMS認証範囲拡大(プロダクトソリューションカンパニー、総合研究所) |
2009年 | コンサルティングファーム事業を推進
コア第2ビル取得 |
2010年 | ISMS認証範囲拡大(戦略ビジネス推進部) |
2011年 | ISMS認証範囲拡大(営業統括本部) |
2012年 | リンケージ戦略(産業革新を牽引するコアベンダーを目指す)スタート
ETベンダー、グリーンIT(農業・環境・ヘルスケア)、クラウド推進 株式会社コアファーム設立 第6次産業とIT営農事業を開始 M2Mサ ービスプラットフォーム「ReviveTally®」販売開始 |
2013年 | コアクラウドセンター竣工(10月2日)
クラウドサービス事業を開始 ISMS認証範囲拡大(秘書室、経営管理室) |
2014年 | 重点推進6分野(車載・環境・医療・社会基盤・農業・クラウド)設定
ISMS認証範囲拡大(監査役室、内部監査室) 種村会長、組込みソフトウェア産業発展と人材育成・地域活性化貢献で藍綬褒章を受章 |
2015年 | 「アップターン2015」(成長路線を確実にし、変革スピードを上げる)スタート
重点推進6分野の推進 IoT/M2Mビジネス元年と位置づける コア山口太陽光発電所竣工(6月1日) 太陽光発電による売電事業を開始 ISO9001認定範囲拡大(関西カンパニー) ISMS認証範囲拡大(コアネットインタナショナル株式会社) |
2016年 | ISMS認証範囲拡大(品質保証本部、北海道カンパニー、東関東カンパニー 茨城技術センター、東関東カンパニー 千葉技術センター、東関東カンパニー 仙台技術センター、東関東カンパニー 秋田技術センター、中部カンパニー、中部カンパニー 飯田分室、中部カンパニー 静岡分室、関西カンパニー、関西カンパニー 大阪技術センター、中四国カンパニー、中四国カンパニー 西日本e-R&Dセンター、九州カンパニー、九州カンパニー 北九州技術センター)
株式会社アコード・システム、株式会社コアファームと合併 株式会社レゾナの75%株式を取得(子会社化) |
わたしたちの未来を創る株式会社コア
いかがだったでしょうか。コアは元々は組み込み系のソフト開発が中心でしたが、その強みを生かして、業務を改善するソリューションを提案から開発するSIビジネスや、様々な産業の問題を解決するようなソリューションビジネスを行なってきました。コアは1つの分野に絞っていないので、様々な産業の企業を関わることができるでしょう。そんなコアを訪れてみてはいかがでしょうか。