クラリオンの企業理念

・基本理念
 クラリオンは、音と情報と人間のより良きつながりを追求し、価値ある商品を生みだすことにより、豊かな社会づくりに寄与します。

・経営姿勢
  ● 優れた製品とサービスを提供し、お客様に満足と喜びをおくる。
  ● 独自の発想と技術により、新たな価値を創造する。
  ● 個々の人間性と能力を尊重し、自由闊達な風土を作る。
  ● 人と社会と自然の調和を図り環境維持につとめる。
  ● 地域社会の発展のために、企業市民としての 責任を全うする。
  ● 適正な利潤の確保により、継続的な成長を果たす。

・行動指針
私たちは、
  ● 常に勇気を持って自らを革新し、高い目標に“挑戦” します。
  ● 常に新しい価値を生みだす夢と感動を“創造”します。
  ● 常に人々の信頼に応えるために、“誠意”を尽くします。

(引用:クラリオン株式会社公式ホームページ)

クラリオンの事業ビジョン

 クラリオンは現在の主力であるカーナビゲーション、カーオーディオを中心とした車載機器のメーカーから、車両の安心・安全の全てに関わる質の高い製品・サービスを含んだソリューションを提供する「車両情報システムプロバイダー」に向けて、進化しています。

そのために最新のクラウドの技術を使用し、必要となる様々な情報共有やサービスを、ほしい時に最適化された方法で提供することで、安心・安全・快適で使いやすく、付加価値のある「つながる」製品、サービスを実現します。

 また、クラリオンは、全世界を四つの地域に分け事業運営を進めています。それは、「日本」「北中南米」「欧州」「アジア・オセアニア」です。それぞれの地域が統括機能を持ち、傘下にマーケティング・開発・生産・販売の各機能を保有しています。そして地域軸・顧客軸・商品軸についてそれぞれの機能を有機的に融合させることにより、全てのエリアにいち早く最適な商品やサービスを提供していきます。

 さらに、クラリオンでは、地球規模での温暖化の問題を経営課題として位置づけ、クラリオン環境行動計画をグローバルに展開し、海外での環境経営も推進していきます。

クラリオンの事業ポートフォリオ

1940年12月東京都文京区白山前町21番地に白山無線電機株式会社を設立、電池式家庭用ラジオの製造を開始。資本金18万円。
1943年11月瀧澤無線電機工業(株)を合併、帝国電波(株)と改称。
1948年日本初 カーラジオ・バス用拡声装置を開発、発売。
1951年日本初 クラリオン初の純正ラジオ 日野ルノー「ル・パリジャン」発売。
1951年2月日本初のカーラジオを開発し、発売。
1958年6月カーラジオのアメリカ向け輸出に成功、今日のカーオーディオ輸出の基盤を築く。
1959年5月カーラジオが日産自動車より純正部品指定を受ける。
1962年8月東京証券取引所市場第二部に株式上場。
1963年10月日本初のカーステレオを開発、翌年8月販売を開始。
1967年9月埼玉県戸田市に埼玉事業所を新設。
1968年3月日本初のカセットカーステレオを発売。
1969年8月大阪証券取引所市場第二部に株式上場。
1970年2月東京証券取引所・大阪証券取引所市場第二部より第一部に上場指定替。
1970年4月東京都渋谷区道玄坂に本社事務所を設置。
1970年12月商号をクラリオン(株)に改称。
1970年12月マレーシアに合弁で初の海外工場(CM)設立。
1975年6月クラリオンガールをスタートさせる。アグネス・ラムが初代グランプリに。
1976年8月業務用カラオケ「カラオケ8」及びカセット編集デッキ「ダビングX」を発売。
1978年10月福島県郡山市に東北事業所を設置。
1980年11月東京都渋谷区渋谷に本社事務所を移転。
1981年カーステレオ「City Connection」発売。
1983年7月フランス工場(CEF)設立。
1983年11月群馬県邑楽郡に群馬事業所設立。 メキシコに生産会社(ELECLA)を設立。
1987年7月カーCD「CD5000」発売。
1989年10月フィリピンに生産会社(CMCP)を設立。
1992年2月日本初の音声誘導式ナビゲーションシステム「NAC-200」発売。
1993年日本初 ハイブリッドナビゲーションシステム「NAX-700」発売。
1993年4月SS無線モデム技術基準適合証明を国内ではじめて取得。同時にモデムの発売。
1995年1月香港管理会社(CHI)設立。
1995年3月クラリオン全事業所でISO9001取得。
1995年4月中国に生産会社(DCOE)設立。
1995年市販初 2DIN CD/カセット一体機「ADX8155」発売。
1996年5月VICS対応カーナビ発売。
1996年1DINタイプ CD/DSPコントロール、TV/AM/FMチューナー付5型LCDアンプ「VRX8250」発売。
1996年高性能・高音質CDセンターユニット「DRX9255」発売。
1997年4月浜松営業所設立。
1997年10月ハンガリーに生産会社(CHE)を設立。
1998年1月米マイクロソフト社と車載用パソコン「Clarion AutoPC」を共同開発。
1998年12月世界初車載コンピュータ「AutoPC」を米国で発売。
1999年8月ETC(自動料金収受システム)を日立製作所と共同開発。
1999年12月仏シトロエンに「AutoPC」をOEM供給開始。
2000年3月クラリオン販売(株)設立。
2000年4月ISO14001国内5事業所にて取得。
2000年12月日立製作所、クラリオン、ザナヴィ・インフォマティクスの3社で合弁会社の(株)HCX社を設立。
2001年5月東京都文京区白山に本社事務所を移転。
2001年8月クラリオンスカラーシップMEDAMAをスタートさせる。
2001年10月有料道路自動料金収受システム(ETC)用の車載器を発売。
2001年11月東京モーターショーにAutoPC CADIAS(カディアス)を出展。
2002年3月北米向け衛星ラジオ受信機を発売。
2002年9月埼玉県戸田市に本社事務所を移転。
2002年10月クラリオン東北製造にクラリオン自機生産部、クラリオンロジスティクスを統合し、社名をクラリオン・エム・アンド・エル(株)に変更。
2002年12月日本初 車載PC「AutoPC CADIASTM」を発売。
OSにWindows CE for Automotive採用。
通信方式ナビ「Access Navi」採用。
2003年2月世界初、後方確認用俯瞰カメラシステム(真上から見た映像を表示)を日産自動車向けに納入。
2003年6月HDD(ハードディスクドライブ)搭載AVナビゲ-ションシステムを発売。
2003年8月中国・上海GM社へCDカーオーディオを納入開始。
2003年10月日産情報サービス「カーウイングス」に対応した、HDD搭載AVナビゲーションを発売。
2004年2月世界初 業務用車両用として世界初のLinuxとJavaTM J2ME CDCを搭載した車載用情報端末を発売。
2004年6月市販2DINサイズとして業界初となる7型モニターおよびHDD搭載AVナビゲーションを発売。
2004年7月業界初、路線バス向け停留所名表示器用FM文字多重放送チューナーを発売。
2005年1月業界初、モニター画面上の仮想iPod®で、iPod本体操作可能なAVセンターユニット「VRX755VD」を北米で発売。
2005年3月ポルシェ・ジャパン全車種へAVナビゲーションを展開。
2005年5月業界初、国内向けにiPod対応AV一体型HDDナビゲーションを発売。
2006年6月中国、北米の市販市場にカーナビゲーションを初投入。
2006年7月全国の観光地を動画で紹介する国内最大規模の旅・ドライブ情報サイト「Movieum」オープン。
2006年12月(株)日立製作所が親会社となる。
2007年1月(株)ザナヴィ・インフォマティクスを100%子会社とする。
2007年1月トヨタ車にカーオーディオを初めて納入(ダイハツ受託生産車)。
2007年4月バスロケASPサービスを開始。
2007年4月クラリオン・エム・アンド・エル(株)からクラリオン(株)の生産管理/生産技術の機能移管を受け、社名をクラリオン製造プロテック(株)に変更。
2007年7月世界初、業務用車両向けカーナビゲーション「Solid Navi」(CQ-8000)を開発し、販売を開始。
2007年8月本社事務所をさいたま新都心へ移転し、名称を「本社事務所・技術センター」に変更。
2007年12月DVDワイド7型AVセンターユニット「VRX935VD」と6ディスクDVDチェンジャー「VCZ625」(米国モデル)がNASA、国際宇宙ステーション(ISS:International Space Station)に採用される。
2008年6月地上デジタルTVチューナーBluetooth®内蔵ワイド7型 VGA 2DIN /DVD/HDD AV-Naviシステム「CRASVIA(NX808)」発売。
2008年11月携帯通信端末「Clarion MiND」を北米で発売。
2009年4月100%子会社の(株)ザナヴィ・インフォマティクスを吸収合併。
2009年4月クラリオン販売(株)をクラリオンセールスアンドマーケティング(株)に社名変更。
2009年7月三菱自動車の電気自動車(i-MiEV)にSDDナビを初めて納入。
2009年10月2009年モデル5商品がグッドデザイン賞を受賞。
2010年1月インド、タタ・モーターズ「ナノ」にカーオーディオを納入。
2010年4月クラリオン製造プロテック(株)とクラリオンサービス(株)を統合し、社名をクラリオンマニュファクチャリングアンドサービス(株)に変更。
2010年5月エコ運転アドバイス、省エネルート探索などの新機能を搭載したカーナビ「Smoonavi」シリーズ2010年モデルを発売。
2010年10月登記上の本店所在地をさいたま新都心へ移転し、名称を「本社・技術センター」に変更。
2011年3月世界初の車載用フルデジタルスピーカーを開発。
2011年4月白山分室・座間事業所をさいたま新都心へ集約。新たに「本社事務所」を開設。
2012年6月自動車向けクラウド情報ネットワークサービス「Smart Access」を構築、北米でサービス開始。
2012年6月クラウド情報ネットワークサービス「Smart Access」対応のナビゲーションシステムを発売。
2012年12月世界初のフルデジタルスピーカーシステム「01DRIVE」シリーズを発売。
2013年5月インドに販売会社(CIL)設立。
2013年10月「最先端のクラウド型音声認識検索機能」対応のナビゲーションシステムを発売。
2013年11月Smart Accessリンクワイド7型VGA 地上デジタルTV/DVD/SD AVナビゲーション「NX713」発売。
2014年4月商用車向け2.4GHzデジタルワイヤレスカメラシステム2モデルを発売。
2014年6月トラック、路線バス向け安全走行支援システム「SurroundEye」を発売。
2014年6月自然対話型音声認識「Intelligent VOICE」対応のナビゲーションシステムを発売。
2014年7月フルデジタルスピーカーが(株)LIXILのシステムバスルーム向けアイテムとして採用。
2014年10月セントケア・ホールディング(株)と異業種連携による介護事業者初の介護ロボット合弁会社を設立。
2015年2月高齢者向けの服薬支援装置「服薬支援ロボ」を調剤薬局と介護施設向けに発売。
2015年4月業界初、カーナビゲーションとIP無線機能の一体化を実現した車載端末によるIP無線サービスを提供開始。
2015年4月業務車両向けAndroid™車載端末「SOLID AD-1」を発売。
2015年6月業界初、7.7インチワイド画面搭載のナビゲーションシステムを発売。
「VICS WIDE」対応のナビゲーションシステムを5機種発売。
2015年9月新フルデジタルサウンドシステムをフランクフルトモーターショーでデモ公開。
2016年4月車載用フルデジタルサウンドシステム「Full Digital Sound」を発売。
(引用:クラリオン株式会社公式ホームページ)

私たちのカーライフをより安全にしてくれるクラリオン

 クラリオンは主力であるカーナビにとどまらず、車に関する幅広い分野での研究開発を行なっています。クラウドで車をつなぐ同社の技術は、私たちのカーライフをより安心・安全なものにしてくれることでしょう。

※本ページ内の情報は2017年7月時点のものです。