Vol.1 歴史
歴史
【太田】
当社は1980年に創業という事で、当時はダイエーグループの子会社として誕生しました。経緯としては中内さんが頻繁にイギリスに行かれていたと。その中でよるPUBを巡っている中でこの事業を日本で展開しようとスタートですね。1980年に神戸の三宮に1号店を出店して2号店を東京の六本木、それから3号店を札幌に出店をしております。
その後、渋谷店、下北沢店という形で出店を繰り返してきたわけですけども、実は当初は非常に上手くいっておったんですけれども、86年に1度事業清算をしています。その後の展開としては渋谷のお店であったり、六本木のお店は非常に繁盛しておりましたので、当時ダイエーの外食グループ約20社以上ありましたが、その中の一つ、キャプテンクックという会社で、英国PUBの事業としては残そうという事でほそぼそと展開していく事になりました。
大きな転機が来ましたのが95年になります。金鹿さんが社長として着任をされて、その時に最初に言われたのが私自身がどういう事業展開をしたいのかという事を問われまして、将来に向けて事業展開する中では一つ柱がいるという事ですね。自分が入社したきっかけというのは実は神戸の三宮のお店を見て、当時は週刊誌一冊180円という価格、その価格で生ビールのハーフパイントというのを販売しておりましたので、またキャッションデリバリーという仕組みもですね、非常に当時では珍しいシステム。それからお店の中にはたくさんの外国人のお客さんが来られている、ビールを片手にダーツをしたりという様なそういうシーンを見てですね、この事業を将来展開していくにあたって、自分も参画したいということで入社を決意しました。
ですからそういう意味ではその事業に、自分が入社を決意したですね、その事業をもう一度一からやり直したいという事を伝えました。そういた時に、では自分でイギリスに行ってですね、本物のPUBを見てこいと、そして自分のやりたい事業というのを明確にしてこいという事でそれでイギリスに行かせて頂いたのが95年という事になります。
初めて本物の英国のPUBを見た時に私の中では本当に衝撃を受けました。もし、イギリスにPUBが無かったら結構このイギリスという国はつまらない国だったのではないかなというくらい、このPUBの存在感というものを感じましたのですぐに日本に帰ってきてですね、もう一度コンセプト作りから入ろうという事で当時金鹿を中心に新しいビジネスモデルを構築するということに着手しました。そして1年半程かけて既存店で実験をしながら、成功したもの、失敗したもの、それらを整理した上で、97年に池袋東口店というお店を出店したのが現在のプロトタイプにあたります。
ですから当社においては、一つ97年のこの池袋が今現在の英国PUBの第2のスタートということになります。この97年に出店したお店が非常にお客様から支持を得ましたので、98年にダイエーがもう一度株式会社ハブとしてですね、独立をして出店をしていきなさいと。事業展開をしなさいということで4億9000万の資本金を入れてもらって、設立したのが今現在のハブになります。
経営者プロフィール
氏名 | 太田 剛 |
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役職 | 代表取締役社長 |
生年月日 | 1961年1月4日 |
出身地 | 兵庫県 |
座右の銘 | 常在創業 創意無限 |
愛読書 | 破天荒 |
会社概要
社名 | 株式会社ハブ |
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本社所在地 | 東京都東京都千代田区外神田3丁目14-10 秋葉原HFビル 7階 |
設立 | 1998 |
業種分類 | 小売業 |
代表者名 |
太田 剛
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従業員数 | 282名 |
WEBサイト | http://www.pub-hub.co.jp/ |
事業概要 | 首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。 |