株式会社スペースシャワーネットワーク 国内最大級の音楽専門番組を供給 株式会社スペースシャワーネットワーク 元代表取締役会長 清水 英明　

事業

【清水】

１９８９年の開業以来、民放で満足できない人たちに音楽を伝えていくということで、専門チャンネルには、すごくそれなりの大きな意味があったと思っています。その後インターネットが登場して、音楽の接し方というものも変わってきているし、音楽の魅力を伝えるというのは放送だけでなないということも、だんだん思ってきています。

例えば音楽の専門チャンネルという形で、自分を狭く規定してしまうと、時代の環境に合わなくなっていく中、行き先がないよねといったことになりがちだと思うので、そういう風な思考をするのではなくて、それまではスペースシャワーは放送をやってブランドを活かしながらイベントなんかもやっていたのですが、ライブハウス事業をはじめたり、書籍出版事業をはじめたり、流通事業とかマネジメントやってレーベル事業をやったりして、音楽に関わるいろいろな機能を集約して、次の段階として次の時代に向けて、今はいろんな事業を集めた形なので、いろいろなことをやっていく中で得られたノウハウや関係、価値のようなものを新しく組み直したいと、もう少し複合的に展開するとか、違う事業を作るとかいう形に、したいと思っています。

そういう意味で、会社なので事業を伸ばしていかなくてはいけないですけど、自分たちがしたかったことを意味のあるものにしようと思ったら、必然的に自分たちが変わって新しいことにチャレンジしていかないと、やりたかったことができなくなっていくということです。

ですから自然にやりたかったことを常に意識していれば、会社は変わるものだし、挑戦してゆくものだなという気はします。