デジタルアーツ株式会社 ~逆境を乗り越え東証一部上場を果たした企業の信念の経営~

Vol.5 世界市場への挑戦

デジタルアーツ株式会社 代表取締役社長 道具 登志夫 (2016年6月取材)

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-世界市場への挑戦-

【道具】

おかげさまで、日本においては『アイフィルター』も『メールフィルター』も、6割弱程のシェアをいただいております。ファイナルコードも毎年5倍の伸びです。去年(2015年)も前年比で5倍、今年(2016年)も多分そのくらいは伸びると思っています。

次は海外です。2015年4月にシリコンバレーにオフィスをつくりまして、2016年2月にシンガポールにオフィスをつくりました。夏までにはイギリスにもつくる予定です。この3拠点ができますと、アメリカ、アジア、ヨーロッパという展開になるわけです。

これまで当社はどちらかというと日本を中心に、この場所でつくったものを日本のお客様に提供していました。これまで日本でビジネスをさせていただく中で、海外から入ってきた製品に対して、当社は迎え撃って競争して、勝つことができました。

これからは、当社がつくったものが日本のお客様に売るだけではなくて、世界のお客様にチャレンジしていくことを2015年から始めました。1年間やってみて、非常に好感触を得ています。世界の人達がインターネットに求めるものはセキュリティで、日本の人達と共通していると思っています。

それを日本人特有の細かさで、かゆい所に手が届くような品質、機能の製品がつくれたら、時間はかかるかもしれませんけど、世界を席巻できるんじゃないかと信じていますし、まさにそういう想いや目標をもって、トライしています。

情報漏洩とか標的型攻撃ということで、かなり社会が変わりました。今まではファイヤーウォールとか、アンチウィルスソフトで対策できていたのに、もう対策ができていない。しなければいけない状況に大きく変わりました。

それによって、私たちも年10%の成長しかできていなかったのですが、私たちのビジネス、製品に注目していただけるお客様が急に増えて、年30〜40%の成長ができるようになってきたのが、ここ2年間の変化です。

こういう変化が起きると、対策が終わるまではしばらくは伸びていくかなと思います。このことは日本だけではなく、攻撃というのはもうグローバルで、国境に関係なく起きておりますので、日本のお客様にまず、そういう対策をして、そのノウハウを踏まえて、『ファイナルコード』だけではなくて、他の製品も海外のお客様にも提供していきたいと思っております。

私たちの製品のご要望というのも、1年で3倍くらい増えています。そのくらい市場が活性化してきていますので、その期待に応えられるように製品開発や、営業の強化をしていくように、社員一丸となって頑張っています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 道具 登志夫
役職 代表取締役社長
生年月日 1968/2/17

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