株式会社イグニスの企業概要と沿革

イグニスの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、イグニスのおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社イグニスの基本情報

社名    株式会社イグニス
本社所在地 東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー12F
設立年月日 2010(平成22)年5月31日
代表取締役社長 銭 錕
株式公開  東証マザーズ(証券コード:3689)
資本金   1,488,817,445円
事業内容  スマートフォンアプリの企画・制作・運営・販売など

イグニスの社長であり創業者でもある銭錕氏は、東京都立科学技術大学卒業後一旦株式会社シーエー・モバイルに入社しています。入社の時点ですでに起業は決めてあり、3年で辞めるが在籍中は全力を尽くすと明言していて、その言葉通りイグニスをはじめました。しかし、イグニス創業当初は一緒に始めたメンバーが皆辞めてしまうなど、方向性が定まらなかったということです。にもかかわらず、イグニスはこの短期間で急成長を遂げていますから、どれだけ回転が速く決断力に優れているのかということがわかります。

また、アプリの開発をする会社は多数ありますが、イグニスは社長とCTOという2大リーダー制をとっているところも経営安定の理由のひとつではないでしょうか。

株式会社イグニスの沿革

イグニスの沿革はこちらになります。

2016年11月 VR事業を目的としてパルス株式会社(現 連結子会社)(東京都渋谷区)を設立。
2016年10月 連結子会社であるIGNIS KOREA LTD.をMEMORY Inc.に商号変更。
2016年8月 株式会社ロビット(現 持分法適用関連会社)(福岡県福岡市)の株式取得。
2016年6月 「ぼくとドラゴン」が累計ダウンロード数300万を突破。
2016年3月 オンライン・デイティングサービス「with」のSP版を提供開始。
2016年2月 アプリダウンロード数累計1億突破
2015年12月 ALTR THINK提供の「ひまチャット」が10億メッセージ突破
2015年11月 「breaker:ブロック崩し」を主要16言語で134の国と地域に提供開始
2015年11月 「ぼくとドラゴン」繁体字版を台湾・香港・マカオ市場に提供開始
2015年11月 スワッグアップ株式会社を株式会社IGNIS APPSに名称変更
2015年10月 株式会社U-NOTEを子会社化
2015年10月 福岡県福岡市に 株式会社IGNIS FUKUOKAを設立
2015年9月 「ぼくとドラゴン」が200万ダウンロードを突破
2015年8月 アプリダウンロード数累計9,000万突破
2015年6月 「ぼくとドラゴン」が100万ダウンロードを突破
2015年6月 東京都渋谷区に 株式会社アイシーを設立
2015年6月 IGNIS KOREA LTD.(韓国)を設立 (現 MEMORY Inc)
2015年5月 「ネズミだくだく~マウス繁殖セット~」韓国版が100万ダウンロード、グローバル累計400万ダウンロードを突破
2015年3月 「ぼくとドラゴン」iOS版を提供開始
2015年3月 「ネズミだくだく~マウス繁殖セット~」を韓国市場に提供開始
2015年2月 アプリダウンロード数累計8,000万突破
2015年2月 「ぼくとドラゴン」Android版を提供開始
2014年12月 「Job Creation 2014」を受賞
2014年11月 アプリダウンロード数累計7,000万突破
2014年10月 第12回「日本テクノロジー Fast50」で4位を受賞
2014年10月 ALTR THINKを子会社化
2014年9月 「だーぱんコレクション」、累計2,500万ダウンロード突破
2014年8月 アプリダウンロード数累計6,000万突破
2014年7月 東京証券取引所マザーズ市場へ上場
2014年4月 アプリダウンロード数累計5,000万突破
2014年2月 東京都渋谷区に 株式会社スタジオキングを設立
2013年12月 アプリダウンロード数累計4,000万突破
2013年9月 全巻無料型ハイブリッドアプリ「全巻無料!サラリーマン金太郎~今だけ限定!無料漫画(マンガ)」をGoogle Playにて提供開始
2013年8月 東京都渋谷区に スワッグアップ株式会社を設立(現 株式会社IGNIS APPS)
2013年8月 東京都渋谷区に 株式会社イグニッションを設立
2013年5月 ネイティブソーシャルゲーム「神姫覚醒!!メルティメイデン」をApp Storeにて提供開始
2013年5月 IGNIS AMERICA, INC. (アメリカ合衆国)を設立
2013年4月 本社を東京都渋谷区恵比寿に移転
2012年9月 東京都渋谷区に 株式会社アイビーを設立
2012年8月 スマートフォン向けアプリ「節電♪長持ちバッテリー」をAndroid Market(現 Google Play)にて提供開始
2012年8月 スマートフォン向けアプリ「サクサク for iPhone」をApp Storeにて提供開始
2012年3月 「AKB48」のスマートフォン向けアプリ「AKB48電話」をApp Store及びAndroid Market(現 Google Play)にて提供開始
2012年3月 「妄想電話」がR25 Presents 第1回Androidアプリ大賞にて『エンターテインメント部門』で大賞を受賞
2011年7月 本社を東京都渋谷区千駄ヶ谷に移転
2010年12月 スマートフォン向けアプリ「妄想電話」をApp Storeにて提供開始
2010年9月 本社を東京都渋谷区神南に移転
2010年5月 東京都渋谷区神宮前に当社設立
(以上、株式会社イグニスHPより引用)

イグニスは2013年にアメリカで法人を設立しており、海外向けアプリも積極的に展開しています。また、関連子会社も設立、買収などで毎年増やしていて、とどまるところがありません。

また、イグニスでは新規事業も始めていて、アプリだけにとどまらず、そこから人々の生活に応用可能なものづくりへと発展しています。

株式会社イグニスの経営理念とミッション

イグニスの経営理念とミッションはこちらになります。

株式会社イグニスの経営理念

世界にインパクトを与えなければ、気がすまない
株式会社イグニス:経営理念 | 株式会社イグニス IGNIS LTD.

株式会社イグニスのミッション

次のあたりまえを創る。何度でも
株式会社イグニス:経営理念 | 株式会社イグニス IGNIS LTD.

確かにインパクトがものすごいイグニスですが、社員の労働環境がこの業界にあって同業他社と比較して格段に良いことも徴です。最近イグニスでは福利厚生の内容を見直し、立会い出産休暇や子どもの学校行事の際に取得できる休暇などを新設しています。また、毎日昼食はほぼイグニスのカフェテリア風社員食堂にて無料で食べることができます。イグニスではフレックスタイム制をとっていますが、もちろん夜遅くまでの仕事はありません。長時間労働で疲れていたら新しい発想や楽しいアイデアは出てこないというのがイグニスの考えです。

株式会社イグニスの事業案内

イグニスの事業内容について詳しく見ていきましょう。

コミュニティ事業 オンライン・デイティングサービス「with」など
ネイティブゲーム事業 スマートフォンゲーム「ぼくとドラゴン」など
メディア事業 キュレーションサービス「U-NOTE」など
ライフハック事業 「めざましカーテン mornin’」など

現在イグニスの売上げの8割以上がネイティブゲーム事業によるものです。イグニスの既存事業については今後量産型から集中型にシフトしていくそうですし、新たな事業の立ち上げも企画中です。いずれはイグニスの事業もバランスを取っていく方向です。

アプリ業界の新たな星株式会社イグニス

イグニスのご紹介はいかがだったでしょうか?

アプリを開発する企業がたくさん生まれている現代で、今後は競争もますます激化していくことが見込まれますが、イグニスはさまざまな点で他社とは異なる仕組みを持っているため、今後も安定した経営が期待されます。

また、イグニスではエンジニアの採用はかなりレベルの高い人でないと採用しないという方針もあるようです。そのためイグニスに入りたいからといって採用されるとは限りません。しかし、そういったしっかりとした基準をあらゆる場面で設けているからこそ、イグニスの成長があるのだと思います。