株式会社中電工の概要と沿革
中電工の概要
社名 | 株式会社中電工 |
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本社所在地 | 〒730-0855 広島市中区小網町6番12号 TEL082-291-7411 |
設立年月日 | 1944年9月29日 |
取締役社長 | 小畑 博文(2016年6月現在) |
株式公開 | 東証(第一部) |
資本金 | 34臆8,190万5,850円 |
事業内容 | 電気工事、設備工事 |
中電工は、1944年に、当時の軍の要請で、岡山、広島、山口、島根、鳥取の5つの県から、12の電気工事会社が統合して創業した会社です。中電工の創業時の社名は、中国電気工事株式会社です。
中電工は、中国地方の電気工事事業を中心に成長し、1993年度には最高額の売上高を記録しています。その間、1970年には、東証2部に上場、1972年には東証1部に指定変更を行い、1990年に、株式会社中電工に社名変更しています。
中電工の事業は多岐に亘りますが、電力向け工事(配電線、発送変電)事業は、3割、一般向け工事(屋内電気、空調管、情報通信)が7割の割合です。中電工の事業区分の中で最も大きなものは、屋内電気工事で、全体の半分ほどの売上高を占めています。
中電工の地域別売上高をみると、中国地方の5県で、9割以上を占めています(残りは、東京、大阪、九州で1割程度)。このデータから中電工は、地域密着型企業ということが判ります。
中電工の主な沿革
1944年09月 | 軍需省の要請により、主に中国5県下の電気工事12社が統合し、資本金150万円の電気工事会社として広島市小町33番地に中国電気工事株式会社を設立(広島・岡山・山口・松江・大阪の5市に、支社を設置、営業開始) |
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1946年12月 | 本社を広島市立町53番地に移転 |
1949年06月 | 広島証券取引所市場に上場(資本金1千万円) |
1950年01月 | 東京事務所(現 東京本部)を開設 |
1951年04月 | 建設部(現 電力建設所)開設、送電線・発変電所工事部門を充実 |
1956年11月 | ビニール外装ケーブル工法の開発に成功 |
1960年04月 | 技能者養成所(現 研修所)を開設 |
1968年10月 | 大阪証券取引所市場第二部に上場(資本金6億6千万円) |
1970年11月 | 東京証券取引所市場第二部に上場(資本金7億8千万円) |
1971年02月 | 本店を広島市上天満町1番15号に移転 |
1972年02月 | 東京証券取引所市場第一部・大阪証券取引所市場第一部に
指定替え(資本金12億円) |
1980年04月 | 社是「眞心」制定 |
1990年10月 | 商号を株式会社中電工に変更 |
1996年03月 | 本店を広島市中区小網町6番12号(現在地)に移転 |
2000年03月 | ISO9001取得 |
2001年04月 | 企業理念を制定 |
2002年04月 | 株式会社中電工テクノ広島(2014年(平成26年)4月、株式会社中電工テクノに商号変更)、株式会社中電工サービス広島 |
2002年07月 | ISO14001取得 |
2003年04月 | 株式会社岡山エレテック、株式会社山口エレテック
(2011年(平成23年)10月、吸収合併により消滅)を設立 |
2003年11月 | 大阪証券取引所 上場廃止 |
2004年04月 | 社章・社旗を変更 |
2005年10月 | 株式会社島根エレテックを設立 |
2005年12月 | 株式会社鳥取エレテックを設立 |
2010年12月 | マレーシアにCHUDENKO(Malaysia)Sdn.Bhd.を設立 |
2014年10月 | 創立70周年、記念ロゴマークを制作 |
株式会社中電工の企業理念
中電工の企業理念は、『企業使命』、『経営姿勢』、『行動指針』の3つで構成しています
中電工の『企業使命』
総合設備エンジニアリング企業として、 お客様のために高度な 価値を付加した生活・事業環境を創出することにより、 社会の発展に貢献する。会社情報|会社案内|株式会社 中電工
中電工の『経営姿勢』
(1)お客様・株主の信頼を獲得し、選ばれる企業を目指す。会社情報|会社案内|株式会社 中電工
(2)環境に優しく、品質に厳しい企業を目指す。
(3)総合技術力の強化・向上を目指す。
(4)人を大切にし、安全で活力ある職場作りを推進する。
(5)受注の確保と経営の効率化を推進し、強固な経営基盤を堅持する。
中電工の『行動指針』
(1)真心をもってお客様の信頼を築き、常にお客様の満足を仕事の成果と心がけ行動する。会社情報|会社案内|株式会社 中電工
(2)自主と責任をもって素早く行動し、迅速な意思決定と業務処理のスピードアップを図る。
(3)従来のやり方にこだわらず、柔軟な思考と旺盛なチャレンジ精神をもって行動する。
(4)社会的規範の遵守はもちろんのこと、社会的良識をもって行動する。
株式会社中電工の事業
中電工の事業は、「電気設備工事」「エネルギー関連」「送配電線工事」「情報通信設備工事」「空調管設備工事」「水道施設工事」「環境関連」「防災・消防設備工事」「リニューアル・リフォーム」です。
中電工の事業を部門別に分類すると、5部門になります。次にこれらの内容の概略を示します。
「屋内電気工事」
中電工は、ビル・工場・病院や商業施設・公共施設などの幅広い建物で、快適さと省エネを実現するために、「照明・コンセント設備」、「映像・音響・テレビ・放送設備」、「受変電設備」、「プラント設備」「監視制御設備」、そして非常時の「BCP対策設備」などの設計施工管理をしています。
「空調管工事」
空調換気設備や給排水衛生設備は、建物の室内環境を整えるためになくてはならない設備です。中電工では、これら設備の企画、設計から施工、メンテナンスまでを、ニーズに応じた多くのプランを用意して、室内空間やエネルギー環境の最適化を図ります。
中電工の「空調・換気設備」は、大規模システムからコンパクトなシステムまで対応しています。中電工の「給排水衛生設備」は、一般向けから産業用途まで提供しています。
中電工の「環境配慮設備」は、再生可能エネルギーや省エネ技術を活用して、低炭素社会、循環型社会に役立ちます。中電工の「防災・消防設備」は、スプリンクラー、消火栓、そして泡消化設備などを提供しています。
「情報通信工事」
この分野は、絶えず進化・変化していますが、中電工は、快適な生活の基盤になる信頼性の高いネットワークインフラ設備の導入には、多くの実績があります。中電工では、導入時の計画から、調査、設計、施工、保守までを、ニーズに合わせて提供しています。
中電工の「地域情報通信基盤設備(FTTH・CATV)」は、導入から保守まで幅広くサポートしています。
中電工では、情報収集と伝達手段の確保のため、「防災無線・消防無線設備」の構築を行っています。
中電工では、構内LANや病院・学校などの広域ネットワーク設備の構築のため、「ITソリューション設備」のシステムの提案も行っています。
さらに、中電工では、「道路・河川情報通信設備」のシステム構築や「移動体無線通信設備」の電波調査から置局交渉、調査、設計、施工、保守まで総合的に提供しています。
「配電線工事」
中電工では、安定した電気を供給するために、「架空配電線工事」昼夜問わず対応しています。そして、景観の確保、安全性の確保、防災を目的にして、中電工では、「地中配電線工事」も対応しています。
尚、中電工は、安全性の確保や効率向上のための機材・工具類の開発や導入も行っています。
「発送変電工事」
中電工は、電力会社の送変電設備と自家用特別高圧受電設備の設計、施工、保守工事を行っていて、豊富な工事実績を持っています。また、中電工は、専門スタッフによる架空送電線や地中送電線の点検、補修とパトロールも行っています。
株式会社中電工の特徴
(1) 中電工は、中国地域の5県で9割の売上高を占める、典型的な地域密着型の企業です。
(2) 中電力は、総合設備エンジニアリング会社として、技術力で高度な価値を付加して社会の発展に貢献しようと考えている会社です。
(3) 中電工は、人材の育成と高度な仕事をするための環境の構築及び、お客様の満足度を上げるための品質の向上を重視している会社です。