東鉄工業株式会社の概要と沿革
東鉄工業の概要
社名 | 東鉄工業株式会社 |
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本社所在地 | 〒160-8589 東京都新宿区信濃町34JR信濃町ビル4階
TEL03-3261-8231 |
設立年月日 | 1943年(昭和18年)7月7日 |
取締役社長 | 柳下尚道 |
株式公開 | 東証(1部) |
資本金 | 28臆1,000万円 |
事業内容 | 建設事業・不動産事業・その他事業 (線路・土木・建築・環境等の各事業) |
東鉄工業は、1943年(昭和18年)に、当時の鉄道省の要請で、鉄道の保持、強化を目的にした国策会社として設立されました。
設立時の社名は、「東京鐡道工業株式会社」でしたが、1952年7月には、「東鉄工業株式会社」に変更されて現在に至っています。創業時の東鉄工業は、関東地方の建設業者が企業合同して設立されたため、設立時から専門的な技術力と、安定した受注に恵まれた環境でスタートしています。
東鉄工業は、鉄道専門技術の特性を活かした総合建設業として、「線路事業」「土木事業」「建築事業」「環境事業」の4つの事業で協力しながら、成長を続けて、1972年10月には、東京証券取引所市場第一部に上場しています。
東鉄工業の主な沿革
1943年(昭和18年)07月 | 東京都千代田区丸の内1丁目1番地に東京鐡道工業株式会社の商号をもって設立。事業目的を「土木・建築工事、設計、測量」とする |
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1952年(昭和27年)03月 | 本店を東京都千代田区神田仲町1丁目5番地に移転 |
1952年(昭和27年)07月 | 商号を「東鉄工業株式会社」に変更 |
1962年(昭和37年)11月 | 株式を東京証券取引所市場第二部に上場 |
1963年(昭和38年)08月 | 本店を東京都新宿区市谷砂土原町2丁目7番地に移転 |
1972年(昭和47年)10月 | 株式を東京証券取引所市場第一部に上場 |
1985年(昭和60年)02月 | 子会社として株式会社トーコーリホームを設立 |
2001年(平成13年)11月 | 子会社として株式会社トーコー山の手を設立 |
2003年(平成15年)10月 | 三和機工株式会社の全株式を取得し子会社化 |
2005年(平成17年)01月 | 本社を東京都新宿区信濃町34番地に移転 |
2005年(平成17年)10月 | 子会社7社を東鉄創建株式会社、東鉄メンテナンス、工事株式会社、東鉄機工株式会社の3社に再編 |
2006年(平成18年)04月 | 3ヶ年中期経営計画スタート |
2006年(平成18年)06月 | IR説明会開催開始環境事業本部を設置、7本部制に再編 |
2007年(平成19年)01月 | アスベスト事業推進プロジェクトチーム設置 |
2008年(平成20年)04月 | 東鉄研修センターを東鉄技術学園に改称 |
2009年(平成21年)04月 | 3ヶ年中期経営計画スタート |
東鉄工業株式会社の経営理念・行動憲章
東鉄工業の経営理念は、次のように制定されています。
東鉄工業グループの経営理念
〜安全は全てに優先する〜経営理念・行動憲章 | 会社情報 | 東鉄工業株式会社
当社(東鉄工業)は、鉄道専門技術の 特性を活かした総合建設業として 安全で快適な交通ネットワークと 社会基盤の創造に貢献致します。
そして、東鉄工業グループは、次のように行動憲章を掲げています。
東鉄工業グループの行動憲章
私たち東鉄工業グループは、「経営理念」に基づき、安全で高品質な技術とサービスをお客様に提供することに努め、法令はもとより、広く社会の規範・倫理を遵守、尊重します。経営理念・行動憲章 | 会社情報 | 東鉄工業株式会社
また、誠実で公正な企業活動を通じて「社会的責任」を果たし、お客様や株主、従業員、地域社会をはじめとするすべてのステークホルダーから信頼される経営に努めます。経営理念・行動憲章 | 会社情報 | 東鉄工業株式会社
こうした活動によって、私たちが社会と共に「持続的な成長」をし、「企業価値」の更なる向上を目指すにあたり、東鉄工業グループの全ての役員および従業員が遵守すべき「東鉄工業行動憲章」をここに制定します。
そして、東鉄工業の行動憲章の内容は、「お客様の満足と信頼の確保」「安全施工の徹底」「法令等の遵守と自由な競争および公正な取引」「情報開示」「環境への配慮」「社会貢献活動の実践」「社会の秩序と安全の重視」
さらに、「国際ルール・法律の遵守」「安全で働きやすい職場環境」「危機管理体制の整備と適正な対応」「東鉄工業行動憲章の徹底」の項目が制定されていて、それらの内容が、それぞれ規定されています。
東鉄工業株式会社のビジョン
東鉄工業のビジョンは、次のような内容です。
東鉄工業は、鉄道関連工事のリーディングカンパニーとして、高度で専門的な技術力と安定した受注を続ける強みを生かして事業運営をします。
そして、東鉄工業は、線路、土木、建築、環境事業のバランスの取れた事業構造のもとで専門の技術力を持ったプロ集団として、建設業界に独自の足跡を築いていくことをビジョンにしています。
東鉄工業株式会社の事業
東鉄工業の事業には、「線路事業」、「土木事業」、「建築事業」、「環境事業」の4つの事業があります。
線路事業
東鉄工業の線路事業部門は、鉄道の安全確保のため、蓄積してきた技術と経験だけでなく、機械化の推進をして、次世代の線路メンテナンス工事を提案しています。
又、鉄道の安全性と安定した輸送を維持するため、線路のメンテナンスは必須ですが、東鉄工業は、安全性が高く、効率性と操作性に優れた機械器具や施工体制を整備して、安全・快適な列車の走行確保に努めています。
土木事業
東鉄工業の土木事業部門は、高架橋、橋梁、トンネルの新設工事、改良・補強工事や、線路下の横断工事、立体交差工事などの様々な施工実績があります。
さらに、東鉄工業の土木事業部門では、防災工事や耐震補強工事でも新工法の開発を積極的に行っています。
そして、このようにして培われた東鉄工業の鉄道工事技術と経験は、社会基盤を整備する様々な土木技術に活かされています。
建築事業
東鉄工業の建築事業部門は、鉄道各線の駅舎工事や、集合住宅の居住施設、ホテル・店舗・オフィスビルなどの商業事業施設、学校や庁舎などの公共施設などで多くの実績を積み上げてきました。
東鉄工業の建築事業部門は、地震や強風で揺れが少ない高層鉄筋コンクリート工法の開発で実績を積み、高い安全性・居住性を確保した超長期優良住宅の開発も行っています。
さらに東鉄工業は、耐震・耐火・耐久性能とバリアフリー、エコ対策などの安全性と快適性、環境のバランスがとれた建物の提供を目指しています。
環境事業
東鉄工業は、地球環境問題に対する対策を重視して、4つの事業の1つの柱を環境事業として取り組んでいます。東鉄工業の環境事業では、環境負荷の低減のための技術とサービスをハイコストパフォーマンスの製品で提供することで、地球環境の保全に貢献しています。
東鉄工業株式会社の特徴と取組んでいるもの
東鉄工業は、人と自然との調和を大切にしながら、品質・技術の維持向上に取り組んでいます。そして、東鉄工業は、人・技術・信用を大切に考えながら、安全で快適な交通ネットワークと、社会基盤の創造に貢献することを目指しています
東鉄工業のビジネスモデル
東鉄工業は、鉄道関連工事のリーディングカンパニーであり、鉄道専門の技術を活かした総合建設会社です。
東鉄工業は、安全で快適な交通ネットワークと社会基盤の創造に貢献している会社です。
東鉄工業は、日本一の鉄道線路のメンテナンス会社です。
東鉄工業は、「線路」、「土木」、「建築」、「環境」の4つの事業部門が影響し合って相乗効果を発揮する総合建設会社です。
東鉄工業が持っている特徴
東鉄工業は「究極の安全と安心」を追求する会社として、「高品質」と「技術第一主義」へのこだわりを持ち続けています。
東鉄工業は、すべての利害関係者から信頼される会社を目指して、人を大切にする経営を行っています。
東鉄工業は、JR東日本との強い絆をもつため、安定した受注を持っている会社です。