株式会社協和エクシオの企業概要と沿革
協和エクシオの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、協和エクシオのおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社協和エクシオの基本情報
社名 | 株式会社協和エクシオ |
---|---|
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷3丁目29番20号 |
設立年月日 | 1954(昭和29)年5月17日 |
代表取締役社長 | 小園 文典 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:1951) |
資本金 | 6,888,000,000円 |
事業内容 | 通信インフラ業、電気・土木・環境インフラ事業、ネットワークインテグレーション、システムインテグレーション
|
協和エクシオ現社長の小園文典氏は、九州大学工学部卒業後NTTに入社し、副社長までつとめた人物です。NTT時代は技術者として長年法人部門を担当してきましたので、その知識を協和エクシオで生かしています。
株式会社協和エクシオの沿革
協和エクシオの沿革はこちらになります。
昭和29年5月 | 日本電信電話公社の電気通信設備拡張計画に対応することを目的として資本金3,100万円にて協和電設株式会社を設立 |
---|---|
昭和29年7月 | 建設大臣登録(ハ)第3825号をもって建設業者の認定を受ける |
昭和29年7月 | 日本電信電話公社から電気通信設備請負参加資格として、通信線路工事・通信機械工事・伝送無線工事の各1級資格認定を受ける |
昭和29年9月 | 共同工業株式会社(資本金1,300万円)、日本電話工業株式会社(資本金600万円)を吸収合併し、資本金5,000万円となる |
昭和38年2月 | 株式を東京証券取引所市場第2部に上場 |
昭和47年2月 | 株式を東京証券取引所市場第1部に上場 |
昭和48年1月 | 協和通信工業株式会社と合併 このため登記上の設立年月は、上記合併会社の昭和21年12月となる |
昭和50年11月 | 事業目的に「設計、測量」業務を追加 |
昭和57年12月 | 事業目的に「情報処理に関する業務及びこれに関連する機材、機器類の販売、賃貸、修理加工」を追加 |
昭和62年12月 | 事業目的に次の業務を追加 ・空調、衛生給排水、消防等、建築設備の建設及び保守 ・上下水道、産業廃水、産業廃棄物、脱臭施設等、環境保全設備の建設及び保守 ・各種散水設備の建設及び保守 |
昭和63年12月 | 事業目的に「調査、製造」業務を追加 |
平成3年5月 | 株式会社協和エクシオに社名変更 |
平成8年6月 | 事業目的に「不動産の売買、賃貸借、仲介及び管理」業務を追加 |
平成11年3月 | 本店を港区から渋谷区に移転 |
平成12年6月 | 事業目的に「警備業」業務を追加 |
平成13年4月 | 株式会社昭和テクノス(資本金1,481百万円)と合併し、資本金6,888百万円となる 合併にともない事業目的に次の業務を追加 ・工事監理及びコンサルティング ・情報処理機器、電気通信機器、産業用・家庭用電気機器、建築資材、建設機械及び自動車の販 売、賃貸及び修理 ・損害保険代理業及び生命保険募集業 ・駐車場の運営及び管理 |
平成13年6月 | 事業目的に次の業務を追加 ・電気通信事業法に基づく電気通信事業 ・電気通信事業者の代理店業 |
平成16年4月 | 大和電設工業株式会社を子会社化 |
平成16年5月 | 和興エンジニアリング株式会社を子会社化 |
平成16年6月 | 事業目的に「労働者派遣事業及び有料職業紹介事業」業務を追加 |
平成18年6月 | 事業目的に「放置車両確認事務」業務を追加 |
平成22年5月 | 池野通建株式会社を子会社化 |
平成23年11月 | アイコムシステック株式会社を子会社化 |
平成25年6月 | 事業目的に次の業務を追加 ・発電事業及び売電事業 ・貨物利用運送事業 |
平成27年7月 | 和興エンジニアリング株式会社と池野通建株式会社が合併し、株式会社エクシオテックとなる
|
協和エクシオはもともとNTTの前身である日本電信電話公社の工事を請け負うために設立された会社ですから、長年NTTとは密な関係にあり、多くの仕事を受注しています。ただ、近年はNTTだけでなくそのライバル会社のKDDIからの受注も請け負っており、通信インフラの分野では日本トップクラスの技術を誇ります。
株式会社協和エクシオのグループ理念
協和エクシオのグループ理念はこちらになります。
技術力を培う 豊かさを求める 社会に貢献する 「技術力を培う」「豊かさを求める」「社会に貢献する」というグループ理念は、「エクシオグループは何のために存在するか」という社会的な存在目的を明らかにしたものです。 エクシオグループの最大の存在基盤は、技術力です。どのように時代が変わっても、常により優れた技術、一歩進んだ技術を追い求め、それを自分たちのものにしていく企業集団を目ざしています。そして、培った技術力は、人々のより豊かな生活環境をつくりだすために発揮されることが必要です。このことを通じて、社会により大きな貢献を果たし、社会から価値のある存在として認められる企業であり続けたいと考えています。グループ理念|会社情報|協和エクシオ
協和エクシオの「エクシオ」はラテン語で「抜きんでる」という意味があるそうで、通信インフラ分野で抜きんでた存在となっていることからも、理念がしっかりと浸透している会社であると言えます。
また、協和エクシオでは職場でのサークル活動的なものもあるため、職場内の交流が盛んで、和気あいあいとした雰囲気があります。
株式会社協和エクシオの事業案内
協和エクシオの事業内容について詳しく見ていきましょう。
エンジニアリングソリューション 通信インフラ事業、電気・土木・環境インフラ事業
システムソリューション ネットワークインテグレーション、システムインテグレーション
協和エクシオの売上高のほとんどはエンジニアリングソリューションによるもので、9割弱を占めています。その中でもNTT向けの通信インフラは約55%ということで、協和エクシオはNTTのインフラを支える企業ということがわかります。
ただ、協和エクシオではシステムソリューション分野の受注を増やしたい意向ですので、より経営を安定させる努力がなされています。
株式会社協和エクシオの教育・研修制度
協和エクシオの教育・研修制度について詳しく見ていきましょう。
株式会社協和エクシオの新入社員研修
入社後1年間は、基礎研修、OJT、フォローアップ研修、IT資格取得研修などのカリキュラムが存在します。
株式会社協和エクシオの技術研修
社内講習として安全品質研修、技術士研修、実機講習会など、また社外講習としてエンジニアリング技能講習、CCNP、 CCIE、 MCSE、 Linux、 Java等
株式会社協和エクシオの海外研修
語学研修、現場研修 例:フィリピンへ1年間の研修
協和エクシオの高い技術力を維持するため、日々このような教育・研修が行われています。協和エクシオでは今後の海外展開も視野に入れたグローバルな人材づくりを目指しています。
クラウド総合エンジニアリングビジネスに期待がかかる株式会社協和エクシオ
協和エクシオのご紹介はいかがだったでしょうか?
近年のシステムソリューションの進化はスピードが速く、先を見越した対応が必要となりますが、協和エクシオでは上級クラウド資格者を増やすなど今後も新たなビジネスに向け急ピッチで進化しています。こうした協和エクシオの姿勢は、これからの日本を支えるリーディングカンパニーとしても心強いです。