大幸薬品株式会社の企業概要
社名 | 大幸薬品株式会社 |
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本社所在地 | 〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町一丁目4番1号 |
設立年月日 | 1946年11月18日 |
代表取締役社長 | 柴田 高 |
株式公開 | 東証1部 |
資本金 | 453,442千円 |
事業内容 | 「正露丸」をはじめとする薬剤の製造
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大幸薬品株式会社の沿革
1946年11月 |
柴田音治郎が大阪府吹田市にて、大幸薬品株式会社を設立 忠勇征露丸(現『正露丸』)の販売を開始 |
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1954年 5月 |
『正露丸』の輸出を開始 |
1964年 4月 |
東京都大田区に東京出張所を開設 |
1966年10月 |
『セイロガン糖衣』の販売を開始 |
1972年 6月 |
大阪府吹田市に本社ビル及び吹田工場を建設 |
1979年 6月 |
吹田工場を改築し、GMP適合工場(注1)となる |
1981年11月 |
『セイロガン糖衣A』の販売を開始 |
1990年11月 |
愛知県名古屋市名東区に名古屋出張所を開設 |
1991年11月 |
基礎研究の更なる充実を目的として、大阪府吹田市に研究棟を建設 |
1992年 3月 |
『正露丸』の主原料である日局木クレオソートの原料の製造を目的として、大阪府吹田市に大幸クレオソート株式会社(現 連結子会社 大幸TEC株式会社)を設立 |
1996年12月 |
台湾市場での販売強化を目的として、台湾に大幸薬品股份有限公司を設立 |
1997年 2月 |
中国での市場調査及び薬事情報収集等を目的として、中国に深圳事務所を新設 |
2004年11月 |
香港及び中国市場での販売強化を目的として、香港に大幸薬品(亞洲太平洋)有限公司(現連結子会社)を設立 |
2005年 2月 |
香港を中心とした中国における『正露丸』の商標保護を目的として、正露丸(國際)有限公司を設立 |
2005年 4月 |
除菌・消臭製品『クレベリン』の販売を開始 |
2005年11月 |
感染管理事業の推進を目的として、安部環保技術(上海)有限公司を子会社化し、大幸安部環保技術(上海)有限公司に社名変更(現 連結子会社 大幸環保科技(上海)有限公司) |
2006年 3月 |
感染管理事業の拡大を目的として、その関連特許を所有するビジネスプラン株式会社を吸収合併 |
2009年 3月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
2010年 4月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
2011年 8月 |
『樋屋奇応丸』の独占国内販売権を取得、販売を開始 |
2011年 12月 |
東京都港区に東京オフィスを移転 |
2012年 2月 |
台湾支店を設立し、台湾市場での販売活動を集約 |
2013年 3月 |
愛知県名古屋市中村区に名古屋オフィスを移転 |
2014年 3月 |
大阪府大阪市西区に本社機能を移転 |
2015年 8月 |
京都府相楽郡精華町に京都工場・研究開発センターを新設 |
大幸薬品株式会社の経営理念
大幸製薬が最も重視している理念は「自立」「共生」「創造」です。これら3つを基本理念として、世界中の人々に健康を提供すること。健康を提供することによって人々を幸せにすることこそが大幸製薬の願いです。大幸製薬の「健康」とは、ひとりひとりの心身が快適・健全に保たれて、維持、改善されることを実感できる事です。具体的な定義があるので、大幸製薬の造る薬は信頼できるものなんです。
大幸製薬株式会社の自立
大幸製薬が意味している自立は、自立した企業、自立した個人ということ。大幸製薬としてオリジナリティを高め、良い薬を造り続けることで自立することを目指します。
大幸製薬株式会社の共生
大幸製薬の共生は地域社会と地球社会とともに生きるということ。自然から離れて人は生きることはできません。自然と常に共生するというのが大幸製薬の考え方です。
大幸製薬株式会社の創造
大幸製薬は製薬会社として、 常に良いものづくりに努めます。大幸製薬にとって創造とは付加的な価値を生む仕事をするということです。以上の3つによって、大幸製薬の基本的な理念は成り立っています。
海外活動を積極的に行っている大幸製薬株式会社
世界の人々に健康という大きな幸せを提供するために、海外事業展開をしています。1954年に香港へ「正露丸」を輸出したのをきっかけに大幸製薬の多くの商品が海外に渡っています。大幸製薬は中国、台湾、北米、アジアなどの市場を積極的に開拓し、現地でのブランド育成を図っています。中国には大幸製薬の駐在所があるんですよ。
海外進出において的確なニーズをつかむ大幸製薬株式会社
一歩海の外を出れば、日本とは違うことばかり。海外にはそれなりのニーズがあるものです。大幸製薬は現地の人々の薬に対するニーズを的確につかみ、本当に必要なものを提供しています。加えて薬事体制も国によって全く違うため、それぞれに対する個別の対応が必要です。現地顧客ニーズにあった製品の開発・販売をすることこそが海外における大幸製薬の使命なんです。
大幸薬品株式会社の事業案内、サービス紹介
大幸製薬株式会社の主力はやはり「正露丸」
大幸製薬の主力製品は何と言っても「正露丸」。誰でも一度はこの名前を聞いたことがあるのではないのでしょうか?腹痛の時に痛み止めといえば大幸製薬の正露丸です。戦時中から長い間愛されてきた薬でもあり、日本では痛み止めの代名詞のような存在となっています。
より便利に服用できる大幸製薬株式会社の薬
大幸製薬の正露丸はよく効くけれど匂いがきついため、周りに人がいる場合は封を開けにくい。そういったニーズもあります。でも大幸製薬のセイロガン糖衣Aならその心配はありません。この商品はまさに現代人のニーズに合っているといえます。また、急に下痢っぽくなってきたが、水がないという場合、水なしでもさっと服用できる「ピシャット錠」があります。大幸製薬は常に現代人のニーズを汲み取り、新しい製品を開発してきたんです。
中国を始め世界各地に販売拠点をもつ大幸製薬株式会社
中国は香港を拠点としていますが、上海、北京、大連にも販路を広げており、中国だけでなく、アメリカ、カナダ、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、モンゴルなどの国々にも輸出を行っているんです。大幸製薬という会社がどれほどグローバルかがわかりますよね。
感染管理事業も繰り広げる大幸製薬株式会社
人々の脅威となる感染症。O157を始めとする大腸菌など、様々な食中毒、人々を脅かす病気はたくさんあります。それらの病気を予め防ごうというのがこの大幸製薬の感染管理事業です。大幸製薬の感染管理事業は新型インフルエンザやノロウイルス、SARSなどの病気の予防にも努めているんですよ。大幸製薬のこの事業は一般的な消毒者の他、ホテル、外食産業、ビルメンテナンス、医療、介護施設などをもターゲットにしています。
感染予防に使える商品、大幸製薬株式会社のクレベリンシリーズ
感染予防によく使われる大幸製薬の商品として代表的なのが、クレベリンシリーズです。クレベリンにはゲルとスプレーがあり、用途に合わせて選ぶことができます。大幸製薬のラインナップには大型のクレベリン発生機や車両用クレベリンも用意されています。
大幸製薬株式会社のその他の事業
大幸製薬が行っている他の事業として注目したいのが、正露丸の主成分であるクレオソート精製の際にできる副産物を使用した事業です。その副産物とは「木酢液」。大幸製薬は木酢液を有効利用して、入浴剤の製造や販売を行っているんです。
「ないと困る」を解決する大幸製薬株式会社
健康社会にないと困るを解決することこそが大幸製薬のスローガンであり、目標です。大幸製薬は研究能力が高いため、新しい製品の開発などにも積極的で、アグレッシブに前進しています。大幸製薬は世界トップクラスの研究者と協力してよりよい製品を作り出しているんです。大幸製薬のこれからの発展に期待したいですね。