株式会社ショクブンの企業概要と沿革

ショクブンの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、ショクブンのおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社ショクブンの基本情報

社名    株式会社ショクブン
本社所在地 愛知県名古屋市守山区向台3丁目1807番地
設立年月日 1977年(昭和52年)12月6日
代表取締役社長 小川 典秀
株式公開  東証2部、名証2部(証券コード:9969)
資本金   1,148,010,000円
事業内容  夕食材料の配達および業務用食材の販売等

ショクブン現社長の小川典秀氏は、神戸商科大学(現兵庫県立大学)卒業後、大和銀行(現りそな銀行)に勤めていました。そこから平成15年にショクブンへ出向として勤務が始まり、翌年の平成16年に入社しています。ショクブンでの社長就任は平成28年とつい最近です。

また、ショクブンの本社は名古屋にあります。今まで地域に根ざした経営を行ってきたことで、ショクブンがここまで大きくなったのではないでしょうか。また、食文化は割と地域ごとに味付けが異なるなど特色が強いので、ショクブンのような地域独自の戦略が良い結果を生むことが多いようです。

株式会社ショクブンの沿革

ショクブンの沿革はこちらになります。

昭和52年12月 夕食材料の宅配業を目的として、名古屋市中区に資本金10,000千円で、株式会社ヨシケイ愛知を設立
昭和53年1月 ヨシケイ開発株式会社とヨシケイブランド使用による夕食材料セット等の宅配に関するフランチャイズ契約を締結
昭和53年3月 名古屋市守山区にて、一般家庭用『ウィークリーメニュー』の販売を開始
昭和53年11月 本店所在地を名古屋市守山区に移転
昭和53年12月 定期特売商品『おせち料理』の発売を開始
昭和56年6月 ウィークリーメニューに高級志向の『特選セット』を追加
昭和56年7月 会社の寮・社員食堂向けの『業務用セット』を発売
昭和57年9月 ウィークリーメニューに3日分をまとめてお届けする『フリープランクッキング』を追加
昭和59年10月 ウィークリーメニューに調理時間の短い『クイックセット』を追加
昭和61年10月 糖尿病・高血圧・肥満予防に『ヘルシーセット』を発売
昭和62年11月 株式会社ヨシケイ三重及び株式会社ヨシケイ岐阜を吸収合併し、同時に愛知支社・三重支社・岐阜支社を設置、商号を株式会社ショクブンに変更
昭和63年7月 株式会社ヨシケイ東神及び株式会社ヨシケイ大阪の営業権を譲受け、同時に東神支社(現在の東京支社)・大阪支社を設置
昭和63年9月 食料品及び雑貨品の卸売業を目的として、当社100%出資子会社株式会社キーストンを設立
昭和63年10月 株式会社ヨシケイ京都及び株式会社キーストン(昭和58年10月に設立した当社創業者川瀬公の個人出資会社)を吸収合併し、同時に京都支社を設置
平成2年1月 愛知県春日井市に加工センター(現フレッシュセンター)を移設
平成2年8月 株式会社ヨシケイ南大阪の営業権を譲受
平成6年4月 日本証券業協会に店頭登録
平成8年5月 食に関して専門的に調査研究することを事業目的として、子会社株式会社食文化研究所(現・連結子会社)を設立
平成10年10月 簡単でおいしくできる料理の『カルショクメニュー』を発売
平成12年4月 介護支援に伴った配食サービスの事業化のため、株式会社食文化研究所(現・連結子会社)を存続会社として、株式会社食文化研究所と当社100%出資子会社株式会社キーストンとが合併
平成13年5月 東京証券取引所および名古屋証券取引所市場第二部に上場
平成13年11月 物価対応型の低価格メニューで、20代から30代の若年層向けの『プチママ』を発売
平成15年3月 冷凍弁当『健御膳』を発売
平成15年9月 契約満了によりヨシケイ開発株式会社とフランチャイズ契約解消。新メニュー『私の献立』を創刊。ショクブンブランドによるフランチャイジー第1号加盟会社として株式会社ショクブンとフランチャイズ契約締結
平成18年5月 株式会社バローと業務・資本面で提携を行うことについて合意し、基本契約を締結
平成22年3月 株式会社バローと業務・資本提携を解消することについて合意し、合意書を締結
平成22年5月 ライフスタイルに合った気楽にご利用いただけるダイエット食と生活習慣病の予防にも適した『楽らくダイエット』を発売
平成25年11月 介護食の販売・調理の受託を事業目的として、子会社介護食運営株式会社(現・事業食サービス株式会社・連結子会社)を設立
(以上、株式会社ショクブンHPより引用)

ルーツをたどると同じく食材宅配業者であるヨシケイがいくつか集まり名前を変えてショクブンになっているんですね。ショクブンは、新しいメニュー開発に力を入れているようで、様々なシリーズを発売しています。平成25年にショクブンが設立した子会社は、介護食販売を主軸にしているそうですので、今後の高齢化社会におけるニーズは大変高いです。

株式会社ショクブンの経営理念

ショクブンの経営理念はこちらになります。

「お客さまの健康を第一義に考え、安全で安心のできる美味しい食材をお届けする」
決算短信 - 会社情報・IR | 食材宅配サービス【株式会社ショクブン】

ショクブンでは、健康を考えたメニューのための食材を厳選して届けていますので、理念に忠実な経営が行われているということがわかります。鮮度や安全性などもショクブンの自社センターでしっかりチェックされています。

株式会社ショクブンの事業案内

ショクブンの事業内容について詳しく見ていきましょう。

メニューの企画・立案 緻密なマーケティング調査をもとに、食品や栄養学のスペシャリストたちがつねに新しいメニューを開発。
商品開発 よりお値打ちで、しかも高品質で人々の食のニーズを満たすプライベートブランドの構築
仕入れ業務 ニーズに対応した効率的な発注管理や、鮮度、クオリティを満たす食材の品質管理など、仕入れノウハウの充実と拡大を図る。
品質管理 食材の加工は先進設備を備えた自社フレッシュセンターで丁寧におこない、加工・パック・保管のすべてにおいて品質管理を徹底。
家庭用食材の宅配 プロの管理栄養士が立案する豊富なオリジナルメニュー「私の献立」をお客様にお届け。
健康食材メニューの宅配 1食で野菜180g以上とれる健康オカズ、「菜取180g」をお届けしています。
バランス栄養弁当の宅配 プロの管理栄養士によるバランスのとれた冷凍弁当
特売企画商品の販売 季節に合わせた特別企画商品の販売

ショクブンはこのような事業を女性販売員により配送・販売・集金一体の宅配システムで行っているのが特徴です。また、ショクブンではプロの栄養管理士がメニューを考えているので、健康に心配がある方でも安心ですね。ショクブンの食材宅配システムは、買い物に行く時間や足がないけれど、自分で調理したいという家庭には大変重宝されるシステムで、実際に野菜などカットされた状態で届いて助かるといった声が上がっています。

食のプロフェッショナルとして新事業を展開している株式会社ショクブン

株式会社ショクブンのご紹介はいかがだったでしょうか?

ショクブンの事業内容を見てみると、共働きの家庭や、小さい子のいる家庭、また高齢者の一人暮らしなど、今後の日本社会にとってますます需要が高まりそうな業種ですね。ショクブンは、女性の栄養士や販売員が多く、女性の職場といってもいいかもしれません。そのようなショクブンは、自分の力を試したい、またお客様とのコミュニケーションをやりがいにしたいという方にはぴったりの職場ではないでしょうか。