株式会社東京ドームの概要と沿革

まず、東京ドームの基本情報は以下の通りです。

【東京ドームの概要】

社名株式会社東京ドーム
本社所在地東京都文京区後楽1丁目3番61号
設立年月日1936年(昭和11年)12月25日
代表取締役社長執行役員長岡 勤
株式公開東証一部上場(証券コード:9681)
資本金20億3千8百万円
事業内容東京ドームシティ事業、流通事業、不動産事業、熱海事業、札幌事業、競輪事業
東京ドームHP:会社概要より引用


東京ドームは、東京都文京区に本社を置いており、施設としての東京ドームをはじめ、周辺一体の商業施設である東京ドームシティの運営の事業を主に行なっている会社です。それ以外には東京ドームグループを通じて総合的なレジャー事業を行なっていることでも知られています。1936年に後楽園球場が誕生した事により誕生した会社であり、その後の運営からそれに付随する施設などの運営をこれまでに東京ドームは行なってきました。

それでは東京ドームの歴史を沿革で見ていきましょう。

【東京ドームの沿革】

1936年12月(株)後楽園スタヂアム創立
1937年1月(株)後楽園野球クラブ(球団名 イーグルス)設立
1937年9月後楽園スタヂアム(球場)開場
1942年9月後楽園不動産(株)設立
1946年10月後楽園スタヂアム3階に囲碁・将棋遊技場オープン 以降、多角経営に進出
1949年5月東京証券取引所に株式上場登録
1949年7月大阪証券取引所に株式上場登録
1949年10月後楽園競輪場開場
1955年7月後楽園ゆうえんち(現・東京ドームシティ アトラクションズ)開場
1959年12月石打後楽園スキー場、翌年10月石打後楽園カントリークラブ開場 以降、リゾート事業に進出
1962年4月後楽園ボウリング会館(現・後楽園ホールビル)全館開場
1965年8月熱海後楽園(現・熱海後楽園ホテル)開場
1969年7月進商事(株)設立
1971年12月SHOP IN KORAKUEN(現・shop in)1号店「新宿店」オープン ~1989年クローズ
1973年4月黄色いビル開場
1977年11月黄色いビル別館開場
1980年2月(株)後楽園フアイナンス設立
1981年3月(株)後楽園スポーツ(現・(株)東京ドームスポーツ)設立
1984年7月(株)熱海後楽園設立
1985年1月(株)後楽園総合サービス(現・(株)東京ドームファシリティーズ)設立
1985年10月(株)大阪後楽園ホテル設立
1986年10月大阪後楽園ホテル開場 以降、シティホテル事業に進出
1987年2月(株)札幌後楽園ホテル設立
1988年3月東京ドーム(日本初の全天候型多目的スタジアム)開場
1988年6月札幌後楽園ホテル(現・東京ドームホテル 札幌)開場
1990年9月(株)東京ドームに社名変更
1990年12月ビッグエッグプラザ1、プリズムホール開場
1992年7月ビッグエッグプラザ2、ジオポリス開場
1996年2月(株)東京ドーム・マーチャンダイジング設立
1999年2月(株)東京ドームホテル設立
2000年1月東京ドームシティに名称変更
2000年3月(株)東京ドーム・リゾートオペレーションズ設立
2000年6月東京ドームホテル開場
2003年5月LaQua(ラクーア)開場
2004年12月松戸公産(株)を株式交換により完全子会社化
2008年3月MEETS PORT(ミーツポート)開場
東京ドームHP:沿革より引用

株式会社東京ドームの経営理念

次に、東京ドームの経営理念をまとめていきます。

東京ドームは、いつの時代も様々なレジャー施設とサービスを多くの人びとに提供してきました。これからも、お客様に心から楽しんでいただける都市型レジャーを追い求め続けることを社会的な使命ととらえ、レジャー・サービス業のリーディングカンパニーとして挑戦を続けます。
東京ドームHP:企業理念より引用

【企業理念】

<企業目的>
私たちは、人とひとのふれあいを通して
お客様と「感動」を共有し
豊かな社会の実現に貢献します

<経営方針>
∞新しい価値を創造する活力と豊かな対話を求め∞
■日々新たな気持ちで仕事に取組み、前進しよう
■明日のさらなる発展のために、今日の目標を達成しよう
■お客様の声に耳を傾け、誠意をもってお応えしよう
東京ドームHP:企業理念より引用

【安全理念】

東京ドームグループは、お客様と「感動」を共有するために、
安全を第一に考え、行動します

<安全基本方針>
●安全で楽しい施設とサービスの提供を追求し続けます
●安全について私たち自身で基準を設定し遵守します
●安全のための教育訓練に積極的に取り組みます
東京ドームHP:企業理念より引用

これまでに東京ドームを含めたグループ全体を通して、様々なレジャー事業を行なってきています。そのどれもが時代の最先端であり、感動と楽しみをわたし達に届けてきてくれました。その結果、多くの人たちからの支持を集め、娯楽施設の運営のプロとして認知されたことにより、現在の東京ドームがここまでの企業へと成長したんですね。企業理念とは別に、東京ドームは安全理念を掲げており、施設内での安全を徹底して行なっているところも企業としての素晴らしさを感じます。

株式会社東京ドームの事業内容

東京ドームの事業内容は以下の通りです。現在、東京ドームシティをはじめ、不動産事業、熱海や札幌へも施設を展開しています。連結子会社に松戸公産を迎え入れたことにより、競輪の事業にも参入しており、総合レジャー運営会社として常に新しいことに取り組み続けています。

【東京ドームシティ事業】
東京ドーム、LaQua(ラクーア)、東京ドームシティ アトラクションズ、MEETS PORT(ミーツポート)、黄色いビル、東京ドームホテルなど、東京ドームシティにある各種の営業施設から構成され、東京ドームグループの中核をなす事業です。

【流通事業】
Stylish Beautyをコンセプトに、上質なコスメや旬のビューティーアイテムを常に取り揃えたセレクトコスメショップ「shop in(ショップイン)」を運営しています。2010年からスタートした駅構内で展開する「ショップイン コスメティーカ」では、ショプインの売れ筋商品の他、あると嬉しい日用雑貨も取り扱っています。1971年のオープン以来、現在では全国に約40店舗を展開。遊び心あふれる美の情報ステーションとして、多くの女性をサポートしています。

【不動産事業】
着実な不動産収入の獲得を目指し、主に連結子会社の松戸公産(株)が所有する各テナントビルや商業施設、ショッピングモールなどの不動産の賃貸事業を行っています。

【熱海事業】
熱海湾を望む熱海後楽園ホテルは、1965年8月に開業。新鮮な海の幸、2つの天然温泉、そしてホテルと旅館の良さを兼ね備えた心温まるホスピタリティが好評です。また、国際会議、学術会議、コンベンション、イベント、講演会にも対応可能な大小様々な会議施設を備えるなど、充実した施設が魅力の大型リゾートホテルです。

【札幌事業】
札幌市の中心に位置する東京ドームホテル 札幌の目の前には、市民の憩いの場である大通公園が広がります。1988年6月に「札幌後楽園ホテル」として開業ののち、2011年4月より名称を「東京ドームホテル 札幌」に変更。グループホテルとして、東京ドームホテルとの連携強化を図っています。

【競輪事業】
競輪場運営の高いノウハウを持つ連結子会社の松戸公産(株)が運営する松戸競輪場の賃貸・運営および場外発売を事業活動としています。

【その他】
生命・損害・医療保険代理店事業、有価証券の保有・管理事業、有線テレビジョン放送事業や、スポーツ施設の運営受託などから構成されています。
東京ドームHP:事業・施設紹介より引用

株式会社東京ドームは、企業としてもわたし達に感動を与え続けています。

日本初のドームスタジアムである東京ドームは、野球だけでなく様々なエンターテイメントの発信地であり、多くの人の憧れの場所ですよね。そんな施設を運営している企業というだけあって、みなさんの感動のツボを知っていると感じます。これからも東京ドームグループはグループ全体でわたし達に多くの楽しみや感動を与えてくれるのは間違いないでしょう。そんな東京ドームグループにはこれからもますますの発展に期待したいですね!