日華化学株式会社の企業概要

  社名日華化学株式会社
  本社所在地〒910-8670福井県福井市文京4-23-1
  設立年月日1941年9月15日
  代表取締役社長江守康昌
  株式公開東証1部
  資本金2,898,545千円
  事業内容1. 繊維工業用界面活性剤の製造、販売2. 金属、製紙、塗料、染料、合成樹脂用界面活性剤の製造、販売3. クリーニング、業務用洗剤の製造、販売4. 化粧品・医薬品の製造、販売

日華化学株式会社の沿革

1938
(昭和13年)
当社創業者が宮下精練剤工業所の経営に参画
繊維油剤とアミノ酸の製造開始
1939
(昭和14年)
宮下精練剤工業所を合資会社日華化学工業所に改組・商号変更
1941
(昭和16年)
日華化学工業株式会社に改組・商号変更、現本社所在地に移転
1948
(昭和23年)
福井大震災及び大水害により社屋・工場の全壊等、大きな被害を受けたが、年末より本格的に操業再開
大阪出張所(現 大阪支店) 開設
1953
(昭和28年)
名古屋駐在所(現 名古屋支店) 開設
1956
(昭和31年)
東京駐在所(現 東京支店) 開設
1959
(昭和34年)
新潟駐在所 開設(2007年 閉鎖)
1960
(昭和35年)
粒状及び液体洗剤の製造開始
社是・社訓の制定
1963
(昭和38年)
北陸営業所(現 北陸支店)を本社内に開設
京都駐在所 開設(2004年 閉鎖)
1965
(昭和40年)
株式会社ニッコー化学研究所に資本参加
1967
(昭和42年)
研究所(旧 総合研究所北館)完成
1968
(昭和43年)
台湾に合弁会社 台湾日華化学工業股有限公司を設立(1994年 子会社化)
1970
(昭和45年)
日華化学工業株式会社関東工場(千葉県旭市)を設立 (1989年 日華化学株式会社に吸収合併)
1971
(昭和46年)
韓国に合弁会社 三慶日華化学株式会社を設立、大邱工場 完成(1974年 韓国精密化学株式会社に商号変更、1995年 子会社化、2002年 NICCA KOREA CO., LTD.に商号変更)
1974
(昭和49年)
タイに合弁会社 SIAM TEXTILE CHEMICAL CO., LTD.を設立(2004年 子会社化、
2009年 STC NICCA CO., LTD.に商号変更)
インドネシアに合弁会社 PT. INDONESIA NIKKA CHEMICALS CO., LTD.を設立
(1994年 PT. INDONESIA NIKKA CHEMICALSに商号変更と共に子会社化)
1978
(昭和53年)
台湾に合弁会社 徳亜樹脂股有限公司を設立
1981
(昭和56年)
日華化学工業株式会社大阪工場を設立 (1989年 日華化学株式会社に吸収合併、1990年 閉鎖)
デミ化粧品事業部(現 デミ コスメティクス)を設立
ジャン・モレル研究所(フランス)とL.P.P.(天然複合アミノ酸)の技術提携
1988
(昭和63年)
米国にNICCA U.S.A., INC.を設立
香港に香港日華化学有限公司を設立
香港に合弁会社 UJT NIKKA CHEMICALS CO., LTD.を設立
(2003年 香港日華化学有限公司に統合)
デミ化粧品第一工場 完成
エロキミカ社(ブラジル)と化学品の技術提携
日華化学株式会社に商号変更
1989
(平成元年)
総合研究所(現 総合研究所南館) 完成
鯖江物流センター(福井県鯖江市)を開設
生産技術センターを鯖江工場内に開設
1990
(平成2年)
NICCA U.S.A. INC. 工場 完成
1992
(平成4年)
江守日華アクアビル(東京都墨田区、現 アクアビル) 完成
札幌営業所を開設(2012年 閉鎖)
杭州電化総廠(現 杭州電化集団/中国)と化学品の技術提携
ベータ・ケミカルズ社(パキスタン)と化学品の技術提携
1993
(平成5年)
中国に広州日華化学有限公司を設立
日華バイオ研究所を開設(2007年 アグリ事業を福井シード株式会社に譲渡)
名古屋証券取引所市場第二部に上場
1994
(平成6年)
日華化学本社ビル 完成
1995
(平成7年)
中国に杭州日華化学有限公司を設立(2006年 閉鎖)
本社、営業、研究所、鯖江工場、関東工場がISO9001審査登録
山田製薬株式会社(東京都墨田区)の全株式を取得(子会社化)
エロキミカ社(ブラジル)に資本参加(2003年 全株式を譲渡)
2002
(平成14年)
中国に日華化学技術諮詢(上海)有限公司を設立(2009年 日華化学研発(上海)有限公司に商号変更)
中国に浙江日華化学有限公司を設立
デミ ヘア サイエンス スクエア 東京 開設(東京都港区)
NICCA KOREA CO., LTD. 城西工場 完成
関東工場がISO14001審査登録
2003
(平成15年)
PT. INDONESIA NIKKA CHEMICALSの本社をカラワンへ移転
浙江日華化学有限公司 工場第一期工事 完成
2004
(平成16年)
ベトナムにNICCA VIETNAM CO., LTD.を設立
鹿島工場がISO9001審査登録
本社サイト(管理部門、化粧品部門、研究部門、営業部門)がISO14001審査登録
2007
(平成19年)
デミ ヘア サイエンス スクエア 大阪 開設(大阪市)
2008
(平成20年)
浙江日華化学有限公司 工場第二期工事 完成
2014
(平成26年)
日華化学グループ全社(日華化学及び子会社含む)で決算期を12月期に統一
台湾日華化学工業股有限公司 桃園県に研究所(日華先端研発中心)を設立(本社機能を桃園に移転)
バングラデシュに香港日華化学有限公司が駐在事務所を開設
2015
(平成27年)
大智化学産業株式会社(東京都墨田区)の全株式を取得(子会社化)
江守エンジニアリング株式会社(福井市)の全株式を取得(子会社化)
東京証券取引所市場第二部に上場
以上、公式サイトより引用

日華化学株式会社の事業ビジョン

日華化学の信条には「製品を売らずして技術を売る」という信条があります。日華化学は70年間培った技術やノウハウを活かしてユーザーとともに課題解決に取り組んでいるんです。世界のユーザーに価値を創造する企業活動を通じて地球環境を守り、社会に貢献するのが日華化学のあり方であり、ビジョン。日華化学は信頼されるだけでなく、選ばれる企業グループを目指しています。

日華化学株式会社の経営理念

日華化学の理念ピラミッドの頂上には創業者精神があり、その下に経営理念が位置します。日華化学の経営理念はお客様、社員、株主、そして社会から信頼される企業を目指すというもの。日華化学の業績は信頼の上に成り立っているんです。日華化学の全社基本ビジョンも理念ピラミッドの一部を構成しています。それは「日華化学ブランドを浸透拡大しアジアNo.1になる」というものです。そして日華化学の理念ピラミッドの礎となるのはその高い行動基準です。

日華化学株式会社の事業案内、サービス紹介

日華化学が生み出している製品・技術には様々なものがありますが、その中でも特に注目したいのは人口核酸の技術。日華化学の人口核酸CNVシリーズはメイン事業ともいえます。加えて日華化学は繊維加工や金属加工・紙バルブ、クリーニング、コスメティックスの分野でも事業を展開しているんです。

日華化学株式会社の光架橋性人口核酸 CNVシリーズ

この日華化学の技術は遺伝子情報の発現・抑制を光でコントロールするというものです。このユニークな日華化学の技術は先端医療、ケミカルバイオロジー、ナノテクノロジー、環境分野への応用が可能なんですよ。日華化学のこの技術は、将来的に核酸医薬によるがんなどの治療にも使われるかもしれません。

日華化学株式会社の繊維加工技術

わたしたちが、様々な色の服を着ることができるのも日華化学の染色技術のおかげなんです。ポリエステルの染色は困難とされていましたが、日華化学の繊維加工技術ならポリエステル繊維をキレイに染め上げる事ができるんです。

日華化学株式会社の紙用柔軟剤「ラフィネス」

日華化学のラフィネスは肌触りのよい柔らかい紙を作るのに必要となる技術です。日華化学のこの紙用柔軟剤は取り扱いやすく、肌触りが良い柔らかさ、優れた定着性がポイントです。

ドライクリーニングの分野でも注目されている日華化学株式会社技術

ドライクリーニングで水溶性汚れを落とすのは通常困難ですが、日華化学のドライスターWパワーSであれば、らくらく水溶性の汚れを落とすことができます。日華化学のこの技術でドライクリーニングすると、仕上がりがさっぱりしていて柔らかなんです。

コスメティックスのシリーズも充実している日華化学株式会社の製品

日華化学が開発するシャンプー、トリートメント、シナジメントなど、良い髪質をキープするための高品質ヘアケア用品。日華化学のヘアケア用品はホームケア、システムトリートメント、ヘッドスパという3つの方法で艶髪を生み出します。

技術を売る企業 日華化学株式会社

日華化学は技術を売る企業。もちろん製品のラインナップも充実していますが、それ以上に充実しているのが、その技術です。数々の技術によって、これまでにも世界を圧倒させてきました。また、世界各地に拠点を持つことによっても事業拡大を図っています。これからも技術革新していってほしいですね。