トレンドマイクロ株式会社の会社概要と沿革

まずは、トレンドマイクロの会社概要について説明していきます。

会社名トレンドマイクロ株式会社
東京本社所在地〒151-0053東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー
設立1989年10月24日
代表取締役社長 (CEO)エバ・チェン
上場取引所東京証券取引所市場第1部
資本金183億8,600万円
事業内容コンピュータ及びインターネット用セキュリティ関連製品・サービスの開発・販売
(トレンドマイクロ株式会社ホームページより引用)

トレンドマイクロ株式会社の沿革

続いて、以下はトレンドマイクロの沿革です。

1988年8月米国ロサンゼルスにて創業

1989年10月
トレンドマイクロ株式会社(当時は株式会社ロンローインターナショナルネットワークス)設立

1991年4月
「ウイルスバスター」を開発・販売

1996年3月
トレンドマイクロの大阪営業所を開設

1996年10月
インターネットサーバウイルス対策製品「InterScan VirusWall」を開発・販売

1997年12月
トレンドマイクロの福岡営業所を開設

1998年6月
トレンドマイクロの名古屋営業所を開設

1998年8月
店頭登録銘柄としてトレンドマイクロの株式を公開

2000年8月
東京証券取引所 市場第一部に上場

2002年9月
日経平均株価(日経225)の構成銘柄に選定

2003年1月
集中管理ツール「Trend Micro Control Manager」発売

2004年6月
シスコシステムズ株式会社と、ネットワークウイルスの防御ソリューションに関する包括契約を締結

2004年11月
ネットワークウイルス対策機器(Trend Micro Network Virus Wallファミリ)発売

2005年5月
InterMute社(米国)を買収

2005年6月
Kelkea社(米国)を買収。プライバシーマーク認定取得

2005年9月
トレンドマイクロのNetwork Reputation Serviceを提供開始

2007年6月
Web Reputation Serviceを含んだWeb Security Serviceを提供開始

2007年11月
Provilla社(米国)を買収

2008年2月
Identum社(英国)を買収

2008年4月
「Trend Micro LeakProof」発売(現 Trend Micro Data Loss Prevention)

2008年6月
「Trend Micro Mobile Security」発売

2008年8月
クラウド時代の新しいセキュリティアーキテクチャ「Trend Micro Smart Protection Network(TM)」を発表

2009年4月
Third Brigade社(カナダ)を買収

2010年2月
「世界で最も持続可能な100社」(Global 100 Most Sustainable Corporations in the World)に選出

2010年3月
トレンドマイクロの「Trend Micro Deep Security」を発売

2010年6月
humyo社(英国)を買収

2010年12月
「トレンドマイクロ オンラインストレージ SafeSync」発売

2011年2月
Mobile Armor社(米国)を買収

2011年6月
「Trend Micro Vulnerability Management Services」発売

2011年7月
トレンドマイクロの「Trend Micro SecureCloud」を発売

2011年8月
トレンドマイクロの「ウイルスバスター モバイル for Android」を発売

2011年12月
トレンドラボ・フィリピンがISO20000取得

2012年4月
標的型攻撃を可視化する「Deep Discovery」を発売

2012年6月
モバイル端末の企業内への導入を支援する「Trend Micro Mobile Security 8.0」を発売。「Trend Micro SSL」SSL証明書ビジネスへ新規参入

2012年11月
制御システム向けセキュリティ「Trend Micro Safe Lock」を発売

2013年2月
企業向けクラウド型セキュリティサービスブランド「Trend Micro Security as a Service」を立ち上げ

2013年6月
国際警察組織インターポールと協力関係を構築。標的型攻撃の脅威を収集、解析、防御する仮想解析型アプライアンス「Deep Discovery Advisor」を発表

2013年11月
Broadweb社(台湾)を買収

2014年12月
トレンドマイクロの「Trend Micro OKAERI」を発表

2015年3月
「ウイルスバスター コーポレートエディション 11」がPSQ認証を取得

2016年3月
次世代侵入防止システムとZero Day Initiativeを含むTippingPointを買収

2016年11月
AI(人工知能)技術を搭載した 「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」発売
(トレンドマイクロ株式会社ホームページより参照)

■トレンドマイクロの沿革の要点
トレンドマイクロは、1988年8月に米国ロサンゼルスにて創業したところから始まりました。その後トレンドマイクロは、1991年4月に今や誰もが知っている「ウイルスバスター」を開発・販売します。そして、トレンドマイクロは2000年8月に東京証券取引所市場第一部に上場し、勢いを増していきます。2016年に11月にトレンドマイクロは、AI(人工知能)技術を搭載した 「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」を発売開始し、現在もますます拡大しています。

トレンドマイクロ株式会社の企業理念

また、インターネットのセキュリティ製品で有名なトレンドマイクロは、以下のような企業理念を掲げています。

■トレンドマイクロのビジョン
A world safe for exchanging digital information.
デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現

■トレンドマイクロのミッション
Defend against threats that world impact user's digital life or IT infrastructure.
お客様のデジタルライフやITインフラを脅威から守る

(トレンドマイクロ株式会社ホームページより参照)

トレンドマイクロは、「全ての人々が安心してインターネットを使える環境を提供すること」をビジョンに掲げていることが分かります。情報社会の脅威からお客様を守るために、トレンドマイクロは日々業務に取り組んでいます。また、トレンドマイクロは「新しいIT環境には常に脅威やリスクが伴う」と考えております。これまでと同じような対策では通用しないウィルスの脅威もあるため、トレンドマイクロでは常に新しいセキュリティの開発を続けています。これからも上記の企業理念の下、トレンドマイクロは最適なソリューションを提供していくことでしょう。

情報社会化の現代において、お客様に安心を提供してきたトレンドマイクロ株式会社!

これまで紹介してきたように、トレンドマイクロはお客様が安心してインターネットを使えるように、セキュリティ製品やサービスを提供してきました。トレンドマイクロでは、ハッカーなど攻撃者の行動特性、技術などを考慮してセキュリティ対策を研究開発しています。こういった方法を「スレットディフェンス戦略」と呼び、トレンドマイクロはこの戦略を推進しております。お客様にとって、インターネットは身近な存在であると、トレンドマイクロは捉えています。全てのお客様が安全にインターネットを使えるように、トレンドマイクロはこれからも新たなセキュリティの開発を続けていくことでしょう。

確かな技術と豊富な知識で、お客様に安全を提供してきたトレンドマイクロの今後の活躍に注目ですね!