中央化学株式会社の企業概要
社名 | 中央化学株式会社 |
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本社所在地 | 埼玉県鴻巣市宮地3丁目5番1号 |
設立年月日 | 1961年1月30日(創業1957年) |
代表取締役社長 | 水野 和也 |
株式公開 | 東証JQ |
資本金 | 62億1,275万円 |
事業内容 | プラスチック製食品包装容器の製造
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中央化学株式会社の沿革
昭和32年 4月 | 東京都板橋区蓮沼町において、創業者である渡辺浩二がプラスチック製ジュース壜の製造を開始。その後、昭和34年2月に有限会社三和樹脂工業所を設立し、ポリエチレン樹脂製の醤油・ソース壜(タレビン)を開発、製造。 |
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昭和35年08月 | 東京都板橋区清水町において、有限会社南部化成を設立し、本格的にタレビンの製造を開始。 |
昭和36年01月 | 埼玉県鴻巣市において、中央化学株式会社を設立。 |
昭和37年11月 | PSP製トレーの製造・販売を開始。 |
昭和41年06月 | ハイインパクトポリスチレン製、「中央パック」、「中央トレー」の生産を開始。 |
昭和42年06月 | OPS(二軸延伸ポリスチレンシート)製、フードパックの生産を開始。 |
昭和44年09月 | ポリスチレンシートにアルミニウムを真空蒸着した「中央デイッシュ」の製造・販売を開始。 |
昭和45年02月 | 東北地区の販売会社として東北中央化学株式会社を設立。 |
昭和47年04月 | 九州地区の販売会社として九州中央化学株式会社を設立。 |
昭和47年05月 | 北陸化工株式会社を系列下に置き、北陸地区の生産拠点とする。 |
昭和50年08月 | 「中央デイッシュ」のニューデザイン製品の販売を開始。 |
昭和53年06月 | ポリスチレン製、鶏卵パックの生産を開始。 |
昭和53年12月 | 北海道地区の販売会社として北海道中央化学株式会社を設立。 |
昭和54年06月 | ポリプロピレン製、トレーの生産を開始。 |
昭和57年08月 | 低発泡ポリスチレン素材の新製品「シーファイン(CF)」の製造・販売を開始。 |
昭和58年05月 | 台湾の台達化学工業股份有限会社ヘシーファインの生産設備を輸出。 |
昭和59年06月 | 韓国、東洋ナイロン株式会社ヘシーファインの生産設備を輸出。 |
昭和59年12月 | 中国鉄路対外服務公司ヘシーファインの生産設備を輸出。 |
昭和60年07月 | 米国カリフォルニア州に、三菱商事株式会社と合弁で、C&M FINE PACK,INC.を設立。 |
昭和62年07月 | 充填材に天然無機物を使用し、耐熱性に優れ、電子レンジによる加熱に最適で、焼却カロリーの低い「CT」の製造・販売を開始。 |
昭和63年08月 | 米国インディアナ州に、CENTRAL FINE PACK,INC.を設立。 |
昭和63年08月 | ニュージーランドのCHH社ヘシーファインの生産設備を輸出。 |
昭和63年12月 | スイスのベラプラスト社ヘシーファインの生産設備を輸出。 |
平成元年08月 | 通産省工業技術院と共同で、「生分解性プラスチック」の開発を開始。 |
平成元年09月 | 電子レンジによる加熱に最適で、焼却カロリーが低く、発泡材を使用しないトレー「CTF」の製造・販売を開始。 |
平成02年06月 | 米国における販売網確保のため、ニュージャージー州に所在するプラスチック製食品包装容器の販売会社であるPAPER PLUS.INC.を買収。 |
平成02年06月 | 米国デラウェアー州に、CENTRAL FINE PAC,INC.とPAPER PLUS,INC.を統括する持株会社として、CENTRAL PACKGING CORP.を設立。 |
平成02年10月 | 廃プラスチック処理問題解決のための手段として、廃プラスチック減容化装置(MCPシステム)を発表。 |
平成03年01月 | 生産・販売の一元化を図るため、北海道中央化学株式会社、東北中央化学株式会社、九州中央化学株式会社及び北陸中央化学株式会社を吸収合併。 |
平成04年04月 | 燃焼時の発熱量が少なく、透明性や表面の光沢に優れ、水蒸気や気体の透過率が低い等の特長を持った新素材アモルファスポリエチレンテレフタレート(A-PET)による食品包装容器「C-AP」の製造・販売を開始。 |
平成04年08月 | タイのTHAI MODERN PLASTIC INDUSTRY CO.,LTD.とシーファイン(CF)の技術援助契約を締結。 |
平成05年07月 | 「サンドイッチ射出成型技術」による量産及び高度化研究施設として、埼玉県北埼玉郡騎西町に中央研究所を新設。 |
平成05年09月 | コア層に廃プラスチックを使用し、スキン層に品質の良い廃プラスチックを用いた大型2層成型品の新リサイクル製品「エコシリーズ」を開発し、チェア、テーブル、ベンチの販売を開始。 |
平成06年06月 | 当社の株式を店頭登録する。 |
平成06年06月 | 廃プラスチック及び廃タイヤを再生利用した舗装材「エコラバー」、「バランスロック」(商品名)の製造・販売会社、株式会社ケー・シー・エコプロダクツへ資本参加。 |
平成06年07月 | 中国遼寧省海城市に、当社が国内他14ヶ国で特許を取得している合成樹脂に天然無機物を高率充填したコンパウンドの製造・販売を行う子会社「海城中央化学有限公司」を設立。 |
平成06年10月 | 中国北京(懐柔県)に合成樹脂に天然無機物を高率充填したシート等の製造・販売を行う子会社「北京雁栖中央化学有限公司」を設立。 |
平成06年11月 | 中国上海市に合成樹脂に天然無機物を高率充填したシート等の製造・販売を行う子会社「上海中央化学有限公司」を設立。 |
平成06年12月 | 12月末現在の株主に対し、株式の分割(無償交付)を実施。額面普通株式1株を1.2株に分割。発行済株式総数は1,854万株となる。 |
平成07年03月 | 中国江蘇省に合成樹脂に天然無機物を高率充填したシート等の製造・販売を行う子会社「無錫中央化学有限公司」を設立。 |
平成07年07月 | 福島県常葉町の東北工場敷地内に新工場建設、CMトレーなどの生産体制を増強。 |
平成07年12月 | 中国・広東省に同国では5番目の子会社となる「東莞中央化学有限公司」を設立。中央化学が世界14ヶ国で特許を取得している天然無機物を高率充填したシートの製造・販売を行う。 |
平成08年06月 | 香港に香港、東南アジアに対する販売拠点として「香港中央化学有限公司」を設立。 |
平成09年05月 | 中国・河南省に鄭州鉄路局と共同出資による「鄭州中央化学有限公司」を設立。高機能食品容器の「CT」製品とプラスチック製食品容器の各種成型機の製造を開始。 |
平成09年07月 | 中国では8番目の生産拠点となる「重慶中央化学有限公司」を四川省重慶市に設立し、中国主要都市をカバーする体制を整える。 |
平成09年09月 | 大阪で開催された「なみはや国体」でCT弁当容器全面採用。使用後は油化還元。廃プラスチックの油化、燃料化を実証。 |
平成10年02月 | 「長野五輪」で当社の提案した使用済みプラスチック食品容器の油化還元が採用され、世界のスポーツの祭典で初の廃プラスチックリサイクルを実証。 |
平成10年11月 | シーファインの旺盛な需要に対応するため、埼玉県騎西町に専用工場の「騎西工場」を新設。 |
平成12年01月 | 米国子会社のC&M FINE PACK,INC.とCENTRAL FINE PACK,INC.の両社を合併し、当社企業集団内における業務の効率化を図る。 |
平成12年11月 | 三菱化学フォームプラスティック(株)とPSPシート製造を目的とする合弁会社「シー・エフ・ケイ株式会社」を設立。 |
平成13年12月 | 岡山工場 「ISO14001」を取得。 |
平成14年02月 | 使用済みトレーからバージン同等のトレーを東芝プラント建設などと共同で開発。 |
平成14年10月 | シー・エフ・ケー社でPSP製品の生産を開始。 |
平成15年03月 | 中国・江蘇省に食品包装用ストレッチフィルムの製造販売会社をリケンテクノス、三菱商事と合弁で設立。 |
平成15年07月 | 物流業務を三菱化学物流(株)と委託契約を締結。 |
平成16年01月 | 山梨工場と富沢工場を統合し、山梨工場・第一事業所、第二事業所に改める。 |
平成17年03月 | 渡辺浩二社長は会長に、新社長に渡辺信専務が就任。 |
平成18年03月 | コンプライアンス委員会を設置。 |
平成18年03月 | CSR推進室を新設。 |
平成19年01月 | 創業50周年を迎える。 |
平成19年12月 | 生産体制の再構築に伴い奈良工場、北陸工場を閉鎖。 |
平成20年04月 | 西日本ハブセンターが完成。 |
平成20年06月 | 岡山工場・リニューアル完成。 |
平成21年11月 | 米国子会社を売却、事業の再構築を推進。 |
平成22年03月 | 宇川新社長が就任、渡辺社長は相談役に。 |
平成22年05月 | 上海万博で唯一の容器供給メーカーとして指名を受ける 上海中央化学。 |
平成22年09月 | 重慶中央化学を清算。 |
平成23年04月 | 東京オフィスを東京都品川区に開設。キッチンスタジオ、セミナールームを併設。 |
平成23年06月 | 断熱積層発泡素材「スマートダッシュ(SD)」、高透明PP素材「スマートPP(SPP)」、薄肉PPF素材「スマートCT(SCT)」の製造・販売を開始。 |
平成23年10月 | 三菱商事(株)の連結子会社となる。 |
平成24年07月 | 中国上海市に中国各現地法人の統括及び管理支援等を目的とする環菱中央化学管理有限公司を設立。 |
平成25年03月 | 水野新社長が就任、宇川社長は顧問に。
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中央化学株式会社の事業ビジョン
「安心を、いつも中央に」というのが、中央化学のビジョンです。食品に関係する製品を扱っている企業として中央化学は非常に強い責任感を抱いているんです。プラスチック食品容器のパイオニアとして豊かな食文化に貢献するというのが中央化学のビジョンとなっています。
中央化学株式会社の経営理念
中央化学としての企業姿勢は「全員創意」という4つの文字に表されています。中央化学に勤める個人個人が自分のアイデアを出し合える場所になるというのが企業の姿勢なんです。これにより中央化学は世界の生活と文化をサポートすることに努めているんですよ。より良い製品とサービスによって、ユーザーの満足と信頼を築く中央化学。中央化学は社員や株主のみならず、全ての存在を大切にしています。
中央化学株式会社の事業案内、サービス紹介
スーパーなどでよく見かける生肉が入った白色トレー。実は、中央化学はこの白色トレーを作っているんです。スーパーには他にもお寿司用のおしゃれなトレーや惣菜用のトレーなどがありますよね。これも中央化学が作っているんですよ。
中央化学株式会社が造る白色トレー
衛生管理、鮮度管理、ロス率低減など、食品流通には必須のトレー。中央化学は素材とデザインにこだわり、ユーザーに親しまれるトレーを作っています。
中央化学株式会社のお刺身用をはじめとするトレー
刺し身のシズル感を出すために考え抜かれている中央化学のトレー。黒地のデザインはより食欲を刺激するものとなっています。中央化学のトレーには鮮魚専用の刺し身トレーだけでなく、どんぶり、麺、惣菜、青果用などもあるんですよ。
中央化学株式会社の専用製品
スーパーでお弁当やお寿司を買うと必ずついてくるお醤油が入ったタレ瓶。お魚の形をしていますよね。これ実は中央化学の製品なんですよ!
三菱商事を株主とする中央化学株式会社
中央化学の大株主は三菱商事。三菱グループが中央化学の株を所有する事によって安定した経営を続けています。わたしたちの食品とも密接に関わりがある中央化学の食品トレー。これからも成長を続けてほしいですね。