クレバリーホームは、フランチャイズ展開をしているハウスメーカーのひとつだ。

実際に新築住宅を建てた施主によるハウスメーカーの口コミ・評判は多種多様だが、クレバリーホームの口コミでも「担当者や店舗によって対応が違う」という声が見られる。

これは一般のハウスメーカーでも見られることではあるが、フランチャイズ展開している以上、加盟店ごとにスタッフの対応が異なるのは当然ともいえる。

本記事では、その実態とフランチャイズの仕組みについて解説する。クレバリーホームの口コミ・評判の真相に関心がある方は、ぜひ一読してほしい。

クレバリーホームのフランチャイズ(FC)システムとは?

まず、フランチャイズ(FC)システムについて説明する。

フランチャイズシステムとは、本部と加盟店が契約を結んで同ブランドのサービスを提供するビジネスモデルだ。

クレバリーホームは、北は北海道、南は九州・沖縄まで全国各地にフランチャイズ展開しており、加盟店の数は2024年5月現在で145店舗以上にまで上る。

地元を熟知した加盟店だからこそ提供できるきめ細やかなサービスも多いだろう。累計受注実績は2024年時点で46,000棟以上となっており、全国展開しているクレバリーホームならではの実績と言えるだろう。

クレバリーホームのフランチャイズシステムはスケールが大きく、数多くのメリットがある。

安定した資材供給

クレバリーホームでは、本部が全国各地にある各加盟店に向け、商品開発から資材調達、広告宣伝までをサポートしている。

資材の供給ルートが各エリアに確保されているため、資材供給が非常に安定しているのだ。本部が経営そのもののバックアップをしているからこそ、各加盟店は業務に専念することが可能となっている。

商品・経営・工務・営業の各専門スタッフが日々の経営をサポートする体制も大きな特徴だ。

各部材のコストを大幅に抑えられる

フランチャイズシステムにより、建築に必要な各部材をより早く調達できる点が強みである。その結果、各部材の調達に必要なコストも大幅にカットできる。

各部材のコストを抑えていることで、高品質でありながら納得感のある価格での販売を可能にしている。

全国規模の広告宣伝・企画による集客力

クレバリーホームは、全国規模の広告宣伝・企画を強みとしている。

テレビCMはもちろん、全国規模のキャンペーンやSNS更新などを駆使し、圧倒的な集客力を誇っている。年間を通じて新商品やサービス、特典を提供する企画を立案し提供しているのだ。

公式サイトやポータルサイトなどにも力を入れているため、ブランド認知度も高い。各加盟店は、クレバリーホームのブランドとノウハウを活かし、住宅を販売・施工しているため、広大なスケールでの事業展開が確立できている。

【口コミの真相】「担当者や店舗によって対応が違う」は本当か

クレバリーホームに関する口コミの中には、「担当者や店舗によって対応が違う」というものがみられる。

果たして、この口コミは本当なのだろうか?

先ほども紹介したように、クレバリーホームではフランチャイズシステムを採用している。フランチャイズシステムは本部と加盟店が契約を結び、商品・サービスを販売するシステムになる。

クレバリーホームの場合、各地域の工務店が加盟することで、クレバリーホームがこれまでに築いてきた経営ノウハウや商品・サービスをそのまま利用できる。

加盟する地域の工務店は、所定の研修・教育を受けることになっている。例えば基本研修に加え、CAD入力などの各種スキルアップ研修や、注文住宅に関する実践的なノウハウをスーパーバイザーが指導するサポート体制が敷かれている。

しかし、研修・教育を経ても、スタッフの個性や経験によって対応に差が生じるのは避けられない。

これは、同じフランチャイズシステムを採用するコンビニエンスストアで、店舗によって接客品質が異なるのと同じ構図である。

良い加盟店・担当者を見極めるための3つのチェックポイント

クレバリーホームで良い加盟店・担当者と出会うには、以下のポイントを押さえることが重要だ。

口コミをチェックする

クレバリーホーム全体の口コミを調べるのではなく、加盟店の口コミを調べることで、良い加盟店かどうかを判断しやすくなる。

加盟店の口コミをチェックする際は、Googleマップからレビューを確認したり、地域のマンション掲示板サイトなどから調べたりするのがおすすめだ。加盟店の評判があまり良くなければ、別の加盟店を検討すべきだろう。

ただし、ネットに掲載されている口コミはすべてが真実というわけでもない。口コミのみで判断するのではなく、あくまで判断材料の1つとして参考にすべきである。

最寄りの展示場に足を運んでみる

問い合わせをする前に営業パーソンの人柄を確認したい時は、最寄りの展示場に足を運んでみるのがおすすめだ。

クレバリーホームに限らず、多くのハウスメーカーでは、販売エリアや展示場によってノルマや雰囲気が大きく異なり、営業担当者の対応にも違いがみられる傾向がある。

そのため、クレバリーホームの展示場が近くにあれば、実際に足を運び、営業パーソンや対応してくれるスタッフの対応をチェックしてみると良いだろう。

標準仕様とオプションなどの情報を正しく理解しておく

担当する工務店によって満足度が大きく変わってしまう状況を、俗に「工務店ガチャ」と表現される。この「工務店ガチャ」が起きる要因の一つに、担当者とのコミュニケーション不足が挙げられる。

例えば、担当者から「この設備がおすすめです」と勧められるままに導入した結果、追加のオプション費用が発生して予算をオーバーするなどのケースだ。

このようなコミュニケーション不足によるトラブルを避けるためにも、標準仕様とオプションについて正しく理解することが重要だ。

どこからどこまでが標準仕様の範囲内で、どんなオプションがあるのか事前に理解しておけば、担当者との齟齬もなくなりスムーズな話し合いができる可能性が高い。

【最大の不安】もし加盟店が倒産したら?「住宅完成引渡保証制度」を解説

https://www.cleverlyhome.com/support/

クレバリーホームに限らず、フランチャイズシステムを採用しているハウスメーカーを選ぶ上で最大の不安点となるのが、加盟店の倒産だ。万が一施工中に加盟店が倒産してしまった場合、工事を続けられなくなってしまう。

クレバリーホームの場合、このような不安を解消するために「住宅完成引渡保証制度」を設けている。

住宅完成引渡保証制度とは、万が一の事態によって工事が継続できなくなった場合、クレバリー共済会が責任をもって住宅を完成させ、引き渡す保証制度である。

クレバリー共済会は全国のクレバリーホーム加盟店で構成される共済組織であり、他の加盟店が施工を引き継ぐ仕組みだ。

これは標準で付帯する保証制度であるため、万が一の場合でも施主の負担なく工事が完遂される。

まとめ:FCの特性を理解し、信頼できるパートナーを見つけることが成功の鍵

今回は、クレバリーホームのフランチャイズシステムについて解説してきた。

ハウスメーカーのフランチャイズシステムには、明確な施工技術の提供、安定した資材供給、コストダウン、集客力などのメリットがある。

また、住宅のフランチャイズは大きく分けて、デザイン・コンセプト系と技術系FCに分類される 。その中でクレバリーホームは技術系FCに該当するため、加盟している工務店や建築業者はプロの目による厳しい審査を通った高い技術力を有しており、それが施主にとっての大きなメリットとなっている 。

その一方、「担当者や店舗によって対応が違う」といった口コミも見られる。対応するスタッフが異なれば、サービスに差が生じるのはある程度避けられない。

良い担当者や加盟店を見極めるためにも、実際に最寄りの展示場へ足を運んだり、Googleマップなどのレビューもチェックしたりすると良いだろう。

なお、クレバリーホームでは万が一依頼した加盟店が不測の事態に陥り、施工が続けられなくなってしまった場合でも「住宅完成引渡保証制度」によって、代替業者が施工を完成させて引き渡すことを保証する制度が設けられている。

そのため、加盟店であっても安心して施工を任せられる仕組みといえる。