株式会社安川電機の企業概要
社名 | 株式会社安川電機 |
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本社所在地 | 北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 |
設立年月日 | 1915年(大正4年)7月16日 |
代表取締役社長 | 小笠原 浩 |
株式公開 | 東証1部 |
資本金 | 306億円 |
事業内容 | メカトロニクス製品の製造
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株式会社安川電機の沿革
1915(大正4)年 | 合資会社安川電機製作所設立 |
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1917(大正6)年 | 「三相誘導電動機」を製品化 |
1919(大正8)年 | 株式会社安川電機製作所設立 |
1927(昭和2)年 | 「スーパーシンクロナスモータ」を製品化 |
1964(昭和39)年 | 東京工場開設 |
1967(昭和42)年 | 米国安川電機株式会社設立 |
1968(昭和43)年 | ハードワイヤードNCを開発 |
1969(昭和44)年 | ・中間工場開設
・SF6ガス開閉装置用ロータリアーク方式を開発 ・「メカトロニクス」の商標登録出願(登録は1972年) |
1970〜 産業のオートメーション
1974(昭和49)年 | ・フロッピーディスクドライブを国産化
・マイクロコンピュータ内蔵のマイクロNC「YASNAC(ヤスナック)」を開発 ・ブラジル安川電機有限会社設立 |
1977(昭和52)年 | ・国内初全電気式産業用ロボット「MOTOMAN-L10」を発表 |
1979(昭和54)年 | ・ベクトル制御インバータを製品化 |
1979(昭和54)年 | ・「社憲」制定 |
1980〜 FA・メカトロニクス
1980(昭和55)年 | ・欧州安川電機有限会社設立 |
1990(平成2)年 | ・モートマンセンタ開設
・活線作業ロボットを開発 |
1991(平成3)年 | ・英国安川電機株式会社設立
・シンガポール安川電機有限会社設立 ・社名を「株式会社安川電機」に変更 ・ACサーボドライブ「Σシリーズ」を開発 |
1992(平成4)年 | ・通商産業省大型プロジェクト「マイクロマシンの研究開発」に参加 |
1993(平成5)年 | ・ACサーボモータ累計出荷100万台達成 |
1994(平成6)年 | ・上海事務所、北京サービスセンタ開設
・韓国安川電機株式会社設立 |
1995(平成7)年 | ・北京事務所開設
・上海安川電動機器有限公司設立 ・並列処理計算機PIMを開発 ・ベクトル制御汎用インバータ「VS-616G5」を発売 |
1998(平成10)年 | ・東京工場ISO14001の認証を取得
・MOTOMAN累計出荷5万台達成 ・ACサーボモータ累計出荷200万台達成 |
1999(平成11)年 | ・行橋工場ISO14001の認証を取得
・安川電機(上海)有限公司設立 ・シーメンス社(ドイツ)と産業用ドライブシステムで合弁事業開始 |
2000〜 モーションコントロール・ロボティクスオートメーション
2007(平成19)年 | ・ドライブセンタ開設
・インバータ累計出荷1000万台達成 |
2008(平成20)年 | ・MOTOMAN累計出荷20万台達成
・安川電機(瀋陽)有限公司設立 |
2009(平成21)年 | ・ハイブリッド電気自動車用モータドライブシステム「QMET DRIVE」を開発 |
2010(平成22)年 | ・大型風力発電用システム電機品「Enewin」シリーズ販売開始
・太陽光発電用パワーコンディショナ「PV1000」を発売 ・YASKAWA ELECTRIC INDIA PVT.LTD(インド)設立 |
2014(平成26)年 | ・下肢用リハビリ装置LR2を発売
・インバータ累計出荷2000万台達成 ・マトリクスコンバータU1000を発売 ・The Switch Engineering Oyを子会社化 ・Solectria Renewables, LLCを子会社化 |
2015(平成27)年 | ・中部ロボットセンタ開設
・歩行アシスト装置「ReWalk」を発売 ・創立100周年事業として本社事業所を再編し、「ロボット村」をオープン ・美的集団股份有限公司と産業用ロボット・サービスロボット関連事業で提携 ・世界初のフルSiCパワー半導体モジュール搭載の次世代マトリクスコンバータを開発 ・次世代の産業用汎用インバータGA700を発売 ・ロボティック・バイオロジー・インスティテュート株式会社に資本参加 ・世界初のGaNパワー半導体を搭載したアンプ内蔵サーボモータを開発 |
株式会社安川電機の事業ビジョン
株式会社安川電機の2025年ビジョン
安川電機は常に長い目で見ている企業で、2025年のビジョンがあります。安川電機が目指している姿は「RESPECT LIFE」。100年の技術を活かして生活の向上に貢献します。安川電機が目指すもう一つの姿は「DELIVER RESULTS」。継続的な事業遂行力の向上により、ステークホルダーに成果を届けます。
安川電機のメカトロニクスとヒューマトロニクス。産業自動化と医療福祉分野のメカトロニクス応用を助けます。また、クリーンパワーを利用することも安川電機の1つの役割。安川電機は安全で安心して暮らすことができる持続的な社会構築を目指しています。
株式会社安川電機の経営理念
安川電機にはグループの経営理念があります。安川電機の使命はその事業を広げて社会の発展に繋げることです。安川電機の発展は人類の福祉に貢献する事にあります。安川電機は常に品質を重視し、常に世界に誇る技術を開発、向上させます。また安川電機は経営効率を向上させることに努め、市場志向の精神で、ニーズに応えることにも励みます。
株式会社安川電機の事業ポートフォリオ
安川電機が主に作っているのはモーションコントロールやロボット、システムエンジニアリングの分野で使われる製品です。
ACサーボ・コントローラ、インバータ、アーク溶接ロボット、スポット溶接ロボットなどを得意としています。システムエンジニアの分野においては、鋼鉄プラント事業、社会システム事業、環境・エネルギー事業の分野でサービスを展開しています。
株式会社安川電機の事業案内、サービス紹介
株式会社安川電機の製品ラインナップ
安川電機の製品にはインバータがあります。安川電機は1974年に初めてのトランジスタインバータを出荷して以来、累計2000万台のインバータを販売しています。安川電機はインバータ製品に対するユーザーの信頼が高く、グローバルシェアNo.1の企業なんですよ。
株式会社安川電機のロボット
安川電機はロボットを作る企業でもあります。1977年に日本で初めての産業用ロボット「モートマン」を発売して以来、安川電機はロボットの分野でリーディングカンパニーとなっています。
株式会社安川電機の研究開発
研究開発の分野でも安川電機は日々努力を重ねています。長い歴史の中で多くの技術を生み出してきた安川電機。サーボモータやベクトル制御ドライブの開発の分野で過去にも多くの研究開発を行ってきました。現在でも安川電機では熱心な研究開発が行われています。
株式会社安川電機の環境・エネルギー機器
省エネ、創エネが重視される昨今。安川電機も環境・エネルギー機器の開発、製造に取り組んでいます。安川電機は太陽光発電用のパワーコンディショナや大型風力発電システム、電気自動車用の急速充電器も開発しています。
ものづくりと人づくりを重視する企業、株式会社安川電機
安川電機は1915年の設立以来、人類の福祉に貢献するという経営理念に基づいて製品開発に取り組んできました。「オートメーションの安川」や「メカトロニクスの安川」という言葉があるほどで、この分野では市場を牽引してきたリーディングカンパニーであるといえます。安川電機にはこれからもグローバルに事業を展開していってほしいですね。